けいあんの御触書

ラブライブ!・食べ物 ときどき イベント ついったーは @kei_an メールはfake.kei.an@gmail.com

ぷちぐるラブライブ!を進めています

 ちょっと私生活の方で重めの出来事があり、時間を連続で長く取れないため、軽めのエントリで調子を整えておきます

 で、話題は「ぷちぐるラブライブ!」です。いやー、今までやってきたスマホのは
 ・アプリ彼女 (2013/05/01~2015/04/30)
 ・車なごコレクション (2014/12/04~2017/01/31)
と、「聞いたこと無いよ」と言われることばかりだったので、すっごくメジャーなタイトルをやっている感があります。

 先程、初イベントが終わりましたが、他者と競うわけでもなく黙々とミッションをこなすだけなので、とても性分にあっていました。まあちゃんと完走まではやりましたが、どのブロックも1日で終わる程度の量で軽いイベントだったのも助かりました。

 で、メインとなる通常ミッションも、今やっている「Snow halation」「HAPPY PARTY TRAIN」の両方ともが完走してしまっているんですけど……後半のミッションがかなり戦略的になっていたのが良かった点ですね。アイテム使えば楽勝なんでしょうけど、使わずともクリアできるギリギリのハードルなのも挑戦欲をそそりました。
 何人かが詰まっているのを見ましたが、条件に応じて適切にキャラを選ぶのがクリアへの近道ですが、それはあくまで近道であり、腕があれば相性依存度が高いミッション以外はクリアできてしまうんですよ。だからガチャ依存度も低くて……ちょっと運営的に大丈夫かなとか思ってしまいますよ。

 しばらくはぷちぐるで遊ぶと思います。困ったことがあったら聞いてください。状況を聞いてアドバイスできるのではないかと。

ゆるくないスタンプラリー+α を楽しむための旅のしおり的なやつ

【追記】「栄昇堂」は売り切れ時間について、あと6巻登場の「純手打ちそば處藤義」についてちょっと書き足してあります。


  無駄に本気を出している「公益社団法人やまなし観光推進機構」の記事も話題になった、山梨を舞台にした作品「ゆるキャン△」。その作品の舞台を使ったスタンプラリーが開催されることになりました。その名も「ゆるくないスタンプラリー」

2018.04.18:4月21日(土)よりご当地山梨で聖地をめぐる「ゆるくないスタンプラリー」開催  News|TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト

 「ゆるくない」ってわざわざ付けていますが、本当にゆるくないこのイベント。スタンプラリーの情報が出る前から、遠方の友人の案内を何度かしていたこの私ですが、当然今回も声がかけられましてですね……3人を連れて回ってきました。そんな私の体験談と、梨っ子の私が知っているスタンプラリースポット以外のおすすめなども交えながら、スタンプラリーの進め方を語ってみようというのがこのエントリです。


 今回のスタンプラリー、車・バイクがあれば比較的楽ではありますが、何台もの車で行くのは駐車場のキャパシティ的にも、道路事情的にもよろしくないので、出来れば知り合いを誘い乗り合いで巡る事をおすすめします。
 車・バイクがあれば巡るだけなら6時間ほどで全てのスポットを巡れます。そこに買い物スポット・観光案内所等は10分~15分/1箇所、観光スポットは1時間~/1箇所の追加を考えて貰えれば良いと思います。
 車・バイクがない人向けの記事は他の人に任せます!今回は車・バイクが有る人向けの話が中心です。レンタカーに関しては身延周辺に無いので、甲府盆地甲府駅or山梨市駅)もしくは富士宮市で借りるのが良いと思います。


 まずスタンプラリーのスポットを大まかに4グループに分けましょう。コースの後の括弧()内はスタンプ絵柄、スポットの後ろの括弧【】内はスタンディのキャラです


 なぜスタンプとスタンディのキャラクターを一致させていないのか!という疑問もありますが、スタンディは関わりのある場所においてあるので仕方ないですなー。



 それでは各スポットについて語っていきましょう。上のグループ分けでアルファベット順に。

山梨市駅
 野クルの初キャンプで降り立った駅……なのですが、現在南口を作るために駅舎の改築工事が行われていて、同じような写真を取ることが不可能になってしまっています。1月ならまだこれぐらいは見えたんですけどね……

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 下の写真は作成中の南口工事現場を駅構内から
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 送迎者用の無料駐車場がありますが、キャパシティは大きくないので、スタンプラリーのQRコードを読み込んだらささっと退散しましょう。場所は改札を出て正面。山梨市観光協会さんの画像がとても参考になるので、こちらを見ていただければよいかと。掲示場所がこの位置なので、24時間いつでもスタンプを押せるのがありがたいですね。


笛吹川フルーツ公園 http://fuefukigawafp.co.jp/
 なでしこが眺望の良さに喜び、野クル3人でスイーツを食べ、なでしこがリンちゃんの為に夜景を撮った所……そんな印象深いフルーツ公園では3箇所でポスターが張ってあります。こちらも山梨市観光協会さんの発言が参考になります。

 ①は24時間スタンプが取れます。着いてなでしこが感動している間に、他2人がへばっていた広場の目の前にあります。
 ②は野クル3人がスイーツを食べた場所で、大垣千明ちゃんのスタンディや展示物があります。営業時間は10:00~17:00(土日は~18:00  ラストオーダーはともに30分前)なので、スタンディを撮るなら営業時間内に行く必要があります。
 ③はなでしこが夜景を撮ったスポットですが「恋人の聖地」なんて場所があるので、夜に行くのはちょっと勇気が必要な場所かも。
 ちなみに③のフルーツセンター付近では、持ち込みなし(持ち込み禁止です)でBBQが出来ますので、食事をしながら風景を楽しむことが出来ます(風香亭 笛吹フルーツパーク内のバーベキューセンター)。風香亭さんは本来昼のみの営業ですが、以前は100人以上なら貸切で夜営業もやってもらえたのです……今でも貸切なら夜営業してもらえるのかなぁ?なでしこがリンちゃんに見せたあの夜景を見ながらのバーベキュー、最高だったのですよ。



ほったらかし温泉 http://www.hottarakashi-onsen.com/
 言わずとしれた「ほっとけや温泉」、早朝にスタンプを見に行った時には看板裏に貼ってあったのですが、流石にわかりにくかったから移動されたようです。これも山梨市観光協会さんの引用で。

 この看板の裏にあったんですよ、最初は。探す人も続出しますって。
 ほったらかし温泉は朝4時半から営業、5月~7月になると朝4時から営業。日の出の約1時間前から営業開始することによって、お風呂に浸かりながら日の出を迎えられる贅沢体験が楽しるのです。しかし……「温玉揚げ」を扱う「軽食スタンド桃太郎」が9時半頃のオープンなので、日の出入浴だと「温玉揚げ」が食べられないんですよね。夜に来て夜景を見た後、温玉揚げってのもありですが、おしりに根が生えて帰れなくなる危険性が……

 Aグループ(山梨市周辺)のスポットは、ほったらかし温泉が4:00 or 4:30~22:00、それ以外の2箇所が24時間対応なので、比較的自由度が高いのが強みですね。朝早く来て回ってしまうのも良し、他のスポットを終えた後に東京方面へ帰る前に立ち寄るも良しです。ただ大垣千明のスタンディはオーチャードカフェ営業時間内に来る必要があるので、そこだけは注意です。



 さてここからはAグループ周辺のスタンプラリー以外のおすすめスポットをご紹介。

・万力公園 ふれあい動物広場 http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/fureai.html
 動物が40種ほど生活しています。月曜定休で入場無料です。アライグマくんがとても可愛いです。


・デリーベイ
 家から30分近くかかるのですが、定期的に通ってしまう個人的に山梨で一番オススメのカレー店。源流は柏市ボンベイですが、オリジナルのメニューも作っていますし、辛さによって別の旨味も見えてくるので、様々なメニューを様々な辛さで楽しんで欲しいお店です。感じ方に差はあるでしょうけど、中辛でも辛い方だと思うので、初めてで辛さ耐性に自信の無い方は中辛以下を頼んだ方が良いと思います。

 さらなる問題として……営業時間が11時半から3時間しか無いこと(ラストオーダー14時半)。しかも不定休で行ったら休みということもしばしばあるんです。
 あ、カレー以外で言い忘れた。玉葱ピクルスはカレーの味を引き立てるだけでなく、そのまま食べてもめちゃ美味しいので、追加で頼む人もいるぐらいです。メニューはこんな感じ。

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デリーベイカレー 辛口。野菜たっぷりなのです。

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・展望 星屑レストラン ガイア http://www.gaia-fruits.net
 オーチャードカフェが入っているのは「くだもの広場」、その近くにある気球の上部のような形の「くだもの工房」の3階にあるレストランです。食べる所からの景色はこんな感じ。この画像のスペースはMV撮影にも使われているので、見たことある人も結構いるのでは。

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 「フルーツ公園 MV」で検索すれば色々なMVで使われているのが出てくると思います。




・浩庵キャンプ場 http://kouan-motosuko.com
 ゆるキャン△はじまりの地である浩庵キャンプ場。普段から混み合うキャンプ場ですが、予約なしの早いもの勝ちな場所取りなので、朝8時の開店時間は手前の交差点までも繋がりかねない大渋滞が起きます。お話を伺った所によると、2016年~あたりからのキャンプブームにゆるキャン△がさらなる追い風となっているとの事でした。
 受付となる建物の中では食事も出来ますし(やまぶどうジュースおすすめ)、スタッフさんの作ったキャンプをイメージしたコーナーや、イメージしたミニチュアなんかもあって嬉しい気分になれます。交流用ノートにたまにスタッフさんが書いているのですが、最終回直後の書き込みは必見です。ぜひ現地に行って直接見ていただきたいですよ。
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・四尾連湖 水明荘 http://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/
 なでリンの2人キャンプが尊かった四尾連湖。湖畔には2つの施設がありますが、アニメで出てきた水明荘は、湖畔へ降りる道を右に行った方です。ただアニメ同様に車で行くのは、離合困難な道になっているのでおすすめできません。水明荘さんの発言のように第2駐車場に止め、歩いて湖畔に行くのが良いです。スタンプラリー最初の週末は、誘導員が立っていましたが、平日の際は自己申告で施設まで支払いに行く必要があります。
 また県道終点の駐車場までは私有地ではないですが、四尾連湖周辺は私有地ですのでご注意ください。

 四尾連湖を1周すると20分ぐらい、ゆっくり舞台を見て回ると1時間ぐらいはかかると思います。季節によって見せる艶やかさが違っているので、気になった時に行ってみるのもありですね。本来ならこのスタンプラリーの開始タイミング(4月中旬~下旬)で桜が咲くという感じなのですが、今年はすでに散ってしまった後なのが残念でした。作中では紅葉が綺麗と言われていましたが、管理人さんから桜の季節も猛プッシュを受けていたのですよ。桜が咲いていたタイミングでの写真はこんな感じ。

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 四尾連湖と言えばチャイ、アニメでも出てきた山荘の方でいただけます。中で飲むのも趣がありますし、桜姉さんのようにテラス席で飲むのも良いですね。山荘の中ではおうちでチャイが作れるスパイスも用意されていますので、おうちで四尾連湖気分を味わうことも出来ます。
 そういえば山荘の方には様々なショップカードが置かれているのですが、後ほど紹介するお店のカードもあってビックリしました。そのお店の話から管理人さんと話が大盛り上がりしたりもしましたよー。

 四尾連湖周辺の電波状況ですが、山荘の方でも厳しいですが、対岸にあるキャンプサイトだとドコモ以外は繋がらないと思って間違いないです。ネット接続が必要なスタンプラリーどうするんだ……と思われるでしょうけど、水明荘さんがWifiを用意してくださっていますので、そちらをご利用ください。



 残りのC・Dはまとめて、適当な順番で紹介していきます。

・セルバみのぶ店 
 犬山あおいのバイト先である「ゼブラ」の元となっているセルバみのぶ店。地元密着のスーパーなのですが、土日は県外ナンバーが多かったですね。隣には大垣千明がバイトしている酒屋(跡地)があります。入口にハッピーグルメ弁当でお馴染みの弁当屋「どんどん」があるので、それを目印にするのも良いかも。

 バイトしているかと思えば寝ている犬山あおいさん。f:id:kei-an:20180421112537j:plain

 これを撮影している状況から後ろを向くとゆるキャン△グッズ売り場もあります。店内はこの画像の右下の「お願い」にある通り「売り場での撮影はご遠慮ください」との事なのでご注意を。ただ中には画像を使ったPOPなんかもあるので「作品と関係がありそうな売り場」も巡ってみると楽しいですよ。あと何故かある別作品のフィギュアとかね……あれなんなんだろうね……


 セルバみのぶ店周辺スポットのご紹介。

山梨県富士川クラフトパーク
 「道の駅 みのぶ」もある大きな公園。「富士川・切り絵の森美術館」以外は入場無料で楽しめます。BBQも出来ますし、ちょうどスタンプラリー開催期間後半にはバラまつりが開催されますので、ちょっとした寄り道・休息に良い場所です。しかし切り絵が凄かったですよ……一見の価値ありです。



・栄昇堂 http://minobu-shokokai.jp/entry.html?id=26145
 「みのぶまんじゅう」を扱う店はいくつかありますが、作中に出てきたのは身延駅前「しょうにん通り商店街」にある「栄昇堂」さん。1個65円で袋入であれば何個でも対応してもらえます。作中同様お茶もいただけますね。奥の方にゆるキャン△の単行本も置かれています。
 早い日だと平日でも15時台に売り切れていることもあります。あまりゆっくり行くと買いそびれる可能性があるのでご注意を。あと公式サイトの案内にもある通り水曜が定休です。

 「しょうにん通り商店街」には無料の駐車場が2箇所用意されていますので、買い物&巡回の際にはそちらを利用しましょう。

 こちらには斉藤恵那のスタンディが置かれていますが、散歩している背景となっているのが近くの身延橋です。ただ、この河川敷に降りる階段等は無いので、舞台を見る際には怪我に注意して登り降りしてください。

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 栄昇堂がある身延駅周辺スポットのご紹介。

・吉田屋金物店
 なでしこが駆け寄った犬がいる金物屋さん。必ず表に出ているわけではないので、会えたらラッキーと思ってください。

・ゆたかや
 なでしこがほうとうの幟を指さしたお店。近い内に作中に出た幟画像をパッケージにしたほうとうも置かれるようですよ。

・山梨水晶
 上の谷川商事さんの発言内にもありますが、こちらでもグッズを取り扱っております。身延周辺のお土産も手軽に購入出来るので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

・竹炭
 竹の有効活用として作られている竹炭は身延の新しい産業になりつつありますが、
身延駅前から県道9号を南下し、最初の登りを終えた所(和田峠)に組合のショップがあります。販売品についてはサイトの方を見ていただければ……興味があれば見てみるのも良いでしょう。 



身延山ロープウェイ身延山観光協会
 身延山日蓮宗の総本山、そのお膝元にもスタンプスポットがあります。参拝者用の無料駐車場が少しありまして、身延山観光協会に行くならそこが最寄りです。ロープウェイに行くならすぐ近くまで行ける「せいしん駐車場(最初の1時間300円 以降100円/30分)」がおすすめ。ロープウェイのすぐ下まで行けるので、長い階段を登らずに済んで楽ちんです。格好良い斜行エレベータを使えば、階段はほぼ無しでロープウェイ乗り場まで到達できます。

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 ロープウェイのQRコードに関して、当初は麓の「久遠寺駅」には設置されていませんでしたが、後に設置されたとの情報もありました(土曜時点)。山頂の「奥之院駅」まで登ると、5巻に出てきた「苦死切りだんご」が食べられますし、身延・南部の街からは手前の山が近付ぎて見えない富士山も見えるので、ロープウェイで山頂まで登るのはおすすめしておきたい所です。

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 身延山ロープウェイは各所で割引券なども置かれているのですが、一押しは公式サイト上部にある「お得チケットの購入はこちら」というリンクから買えるチケット。2日前までの予約が必要となりますが、250円引きの1150円で乗れる上に「久遠寺オリジナルクリアファイル」に「お経葩(おまもり)」が頂けるという、とてもお得なチケットになっておりますので、予定が決まっている方は利用してみてください。
 下の画像のものがいただけます。

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・みのぶゆばの里 http://www.minobuyuba.jp/
 身延町の特産品の1つであるゆば、そのゆばの様々な商品やゆば作り体験も出来たりする直売所。作品との関係はない場所ですが、イオンモール甲府昭和で行っていた『アニメ「ゆるキャン△山梨県観光パネル展』で展示されていたパネルが飾られております。
 QRコード付きポスターは施設内と、ソフトクリームなどを売る別棟のガラスに貼ってあります。定休日には施設内のQRコードは撮れないと思いますが、別棟の方でQRコードを撮れるのかどうかはまた調べておきます。駐車場が開いていれば撮影はできる可能性があるのですが……



 身延山・ゆばの里周辺スポットのご紹介。

・園林 http://minobu-shokokai.jp/entry.html?id=25399
 「おんりん」と読むこちらのお店は、身延山久遠寺に向かう道で少し目立つ黄色い店構えが特徴的。8席程度の少し狭いお店なので、2人・3人ぐらいで伺うのが良いかと。看板メニューはカレーですが、喫茶的な利用でトーストセットなどもあるので、軽めの食事にも使えるお店です。
 下の画像は「園林オリジナルカレー」、カレールーの中に細かく残っている具が、心地よい舌触りを残してくれます。奥にあるマンゴーアチャールはちょっと辛いので扱いが難しいですが、カレーの味を引き立ててくれる名脇役です。

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・手打ちそば処 菊寿美
 ゆばの里の少し北側にあるお蕎麦屋さん。お蕎麦ももちろん良いのですが、身延産の曙大豆から作った自家製味噌を使った「味噌もつ丼」をいってみましょう。一緒に入っているごぼうも柔らかく煮付けられていて、ぺろりといけちゃいます。もつ煮単品やミニもつ丼もあるので、お蕎麦とセットもありですね。
 早く行けば限定15食の菊寿美プリンもいただけるかも。

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内船駅(花わらべ 南部店) 
 最後のスポットは内船駅……ですが、スタンプラリーのサイトにもある通り、QRコードが設置されているのは道を挟んで反対側の「花わらべ 南部店」です。パン・ケーキがメインですが、土産物なども含め色々な物が置いてあります。
 行ったのが初日の9時ごろだったのですが、内船駅にこんなに人がわらわらいるのか!って感じで驚きましたね。


 内船駅周辺スポットのご紹介。

・小林やきそば店 http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/eat/p3_8340.html
 地元の方々に愛されるやきそば店。10時~14時の営業時間ですが、麺切れで営業終了する日も多いぐらいの人気店で、メニューは「やきそば」「いかやきそば」「にくやきそば」「ミックスお好み焼き」、これだけで勝負するお店です。
 富士宮やきそばの源流とも言われているお店ですが、ソース焼きそばながらさっぱりしていて、2人前ぐらいは軽くいけちゃいます。卓上にあるものの中では「白い粉」がおすすめ。中身は店員さんに聞いていただくとして、焼きそばにこんなに合うんだ、という発見があると思います。

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・うな富士
 最寄りが内船駅って言われるんですけど……徒歩だとここまで1時間はかかります。自分が知っている中では山梨最強のうなぎ屋さんの1つです。ただ……この店構えに怯む人もいてもおかしくないです。そもそもお店だと認識できずに通り過ぎることも多々あるでしょう。
 山梨では珍しい関西風のうなぎを出してくれるお店ですが、目玉メニューはこれからの季節には出してもらえない「うなぎの洗い」ですよ。という事で四尾連湖の紅葉に合わせてきてみるのもいかがでしょう?

 そう四尾連湖で話に出たのがこちらのうなぎ屋さんでして、1時間半も距離があるようなお店のショップカードがあって不思議に思っていたんですが……話を聞いて納得しましたね。その辺まで語ってしまうのは無粋ですから、ここでは語らないですが、うなぎ自体は本当に美味しいので、是非食べていただきたいお店です。ただ結構頻繁に休むので、食べられたらラッキー程度に思っておくと良いかも。

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 さてさてここからが+αの部分、ある施策についてです。スタンプラリー開始当日にゆるキャン△公式Twitterでこんな発言がありました。

  スタンプラリーで来る人が増えるからなぁ……と思っていたら、現地でやっていたのは予想以上の事だったのです。

 駅のトイレに……

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 最終回のあの場所に……

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 校門前に

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 先程、駐車場として案内されていた常幸院さんの前がこれですよ。

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 そしてこの記事 本栖高校(4月22日) | 曹洞宗 金龍山 常幸院 を読んでジーンと来ましたよね。 ありがたいとしか言えないです。自分が行った時も、住民の方とお話をして色々聞かせていただきました。是非、彼女たちが通っている本栖高校へも、舞台めぐりで行っていただきたいですね。パネルは全部で15枚あるので、歩きまわって探してみてください。


 最後の紹介スポットはこの甲斐常葉駅のとなり、下部温泉駅にあるこちらの食堂です。

・丸一食堂 http://www.minobu-donburi.jp/donburi_08.html
 下部温泉駅の目の前にあるこちらの食堂。アニメで使われたのが「波高島駅」「甲斐常葉駅」で、ちょうど間にあるこの駅は立ち寄りにくい場所ではありますが、地域の人にそして旅人に愛用されているお店なのです。

 写真は「馬鹿丼(うまか丼)」と「桜もつ煮」、山梨にいると馬肉は結構食べるのですが、鹿はあまりないんですよね。その2種の肉が楽しめる肉丼です。そして馬を使ったもつ煮である桜もつ煮も、癖は少なくとても食べやすい1品。他にも上で紹介したURL内にある「さくら丼」「ヤマメそば」なども人気とのことです。

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 だいぶ遠いけど紹介しておいたほうが良いスポット。

・純手打ちそば處藤義
 こちらはコミック6巻に出てくるなでしこのバイト先です。

 案内するたびにこちらに寄る事になってしまっていますが^^;
 作中では身延町のように書かれていますが、お店があるのは甲府市甲斐市竜王町)の境、中央自動車道のすぐ下です。この前行った時はヒレカツを食べましたが、こちらもとても美味しかった……ゆるくないスタンプラリー開始後は舞台巡りついでに来ている人も多いようです。

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 さて最後にこの4グループ間での行き来の方法を書き記していきます……が、そ の 前 に!
 現在「富士芝桜まつり」が行われています。まだ花自体が咲き揃っていないため大混雑には至っていませんが、大型連休や花が満開になる時期は大混雑が予想されます。しかも朝8時からと早い時間から会場がオープンするので、8時過ぎに浩庵キャンプ場を目指そうとして大渋滞に巻き込まれるという事例が予想されます。北上してスタンプラリーに参加しようとする方は、身延線沿いの芝川町経由から国道469号を使っての山梨入りをおすすめします。南側から来て浩庵キャンプ場スタートにするのは、おすすめできないってことですね。


 A関連のルートを中心におすすめルートを掲載してみました。おすすめルートの内容ですが、括弧内は交差点の名前です。リンクにはストリートビュー画像も付けました(PCで見てください)。ただ看板が見にくい場合もあるので、助手席の人がいれば地図などで確認してもらいながら進むと良いです。国道・県道番号も記したので、それを当てにするのもありでしょう。逆ルートは各自でお願いします。

 ちょっと間が開いたのでもう1度確認、A 山梨市周辺/B 浩庵キャンプ場/C 四尾連湖 水明荘/D 身延・南部周辺 です。


A・B間(所要時間 1時間~)
 AとBの間はあまり選択肢がありません。A→Bなら「西関東道路入口 (フルーツ公園側山梨市駅側)」から国道140号を西進、「落合」を左折し県道314号、「石和温泉郷 東入口」交差点を右折した後は川沿いに、国道411号→県道310号→県道301号から「白井河原橋北」交差点を左折し国道140号に入り「白井河原橋南」で右折、「中道橋南詰」を左折し県道113号、「考古博物館東」を左折し国道358号をずっと道なりに進んで、「赤池」交差点を右折そ国道139号、「本栖」交差点を右折、県道709号の分岐が見えたら左折すれば到着です。
 逆ルートはこれを逆方向に行けばOKですが……山梨市駅付近に行くためのショートカットがあります。慣れていない人・大きめな車の人にはおすすめしませんが、かなりの短縮になるのが「石和温泉郷 東入口」交差点を直進するルート。四尾連湖へ向かう道とほぼ同等の幅で、すれ違いがやや困難な道。最後に高さ制限2.4mもありますが、運転慣れしている人・バイクの人なら大丈夫かな。無理したくない人は逆順でどうぞ。

 追加で国道だけを使っていく少し遠回りなルート。このルートを最初に書かなかったのは、混雑が多い区間だからです。あまり通りたくないんですよね、このルート……。国道140号(西関東連絡道路をずっと直進)→「向町」交差点右折で国道20号(国道140号重複区間含む)→画像の交差点左折で国道358号、これだと曲がる回数は少なくて済みますし、画像の交差点のニトリが漫画で出てきた甲府のホムセン「ツカモト」(アニメでは「甲府のホムセン」とだけ言われていました)ですので、1箇所舞台めぐりが出来ることになりますね。


A・C間(所要時間 1時間10分~)
 A→CはA→Bと途中までは一緒です。一方通行や細い道が多いので分かりやすい道を中心に案内してみます。
 A→Bルートで国道140号に入った後「中道橋南詰」を直進して国道140号を進み続けます。「大正これの下抜けた所)」で左折し突き当りの「三郷立体東」を右折、1つめの信号「三郷東橋東」を右折すると四尾連湖の看板が出始めます。看板が見える「市川大門交番西」を左折、看板を目安に右折すれば、あとは看板の案内だけで辿り着けます。
 逆ルートも逆順が楽だと思います。市川大門町内で別ルートがないこともないのですが、2~3分早くなるだけですし、分かりにくいし(ルートミス2敗済)

A・D間(所要時間 1時間~)
 A・D間を直接行く人は少ないでしょうが、A→Cでの「大正」を更に直進して道なりに進めば国道52号に出られるので、左折して国道52号を南下していってください。渋滞等がなければセルバ身延店までで約1時間、内船駅まで1時間30分弱と言った感じです。
 D→Aも国道52号・県道4号・国道140号からB→Aルートに合流する形ですが、四尾連湖か浩庵キャンプ場を経由する方が全部回るなら良いと思います。

B・C間(所要時間 1時間~) C・D間(所要時間 1時間~)
 B→Cの距離が短く走りやすいルートなら、国道300号→県道9号→県道414号→県道409号……なのですが、県道414号は離合困難な場所もありますし、車通りが少ないからかはみ出して運転してくる対向車も多いです。なので運転に自信がないなら、国道300号→国道52号→「富士川大橋西」右折から「市川公園北」を右折で、A→Cルートに合流できるのでそれをおすすめします。四尾連湖は難易度の高い南ルート(県道414号)と比較的道幅のある北ルート(県道409号)がありますが、時間に余裕があるなら北ルート1択にしてほしいぐらいです。プラス10分で安全と精神的負担軽減が図れます。逆ルートも、距離的には1番目のルートが短いのですが、時間的に余裕があるなら市川大門町の方に出ることをおすすめします。
 県道414号を使いますが、国道52号を北上後「峡南橋西詰」で右折、橋を渡って右折した後、県道43号→県道9号→県道414号と入っていくルートもあります。この峡南橋は9話冒頭で志摩リンがバイクで走っていた背景になった場所で、橋を渡って右折はそれっぽい場所の画像を使っています。またゼブラから四尾連湖に向かったのはこのルートと思われますので、原作をなぞったこのルートを行くのもありかもしれません(県道414号を通りますけどね)
 D→Cもほぼ同様ですのでここにまとめさせていただきます。

B・D間(所要時間 35分~)
 B→Dは国道300号→県道9号 or 国道52号で南下(ゼブラのみ北上)するだけ。富士川東側の身延駅周辺・内船駅に行くなら県道9号、ゼブラ・身延山・ゆばの里なら国道52号が良いでしょう。逆順も国道300号に入ることを考えれば良いだけなので楽ですね。D→Bは晴れていれば浩庵キャンプ場直前のトンネル(中之倉トンネル)を抜けた瞬間にでっかい富士山が見えてくるので、なでしこが求めていたものが見られる可能性があります。


 長いエントリになりましたが、このエントリが旅の助けになれば幸いです。何かわからないことがありましたが、コメント欄やTwitter@kei_anにReply・DMをしてもらえれば答えられる範囲でお答えしますので、気軽にお尋ねください。

珍しく映画感想 「15時17分、パリ行き」

 タイトル通りこのblogにしては珍しい映画感想です。ラブライブ!サンシャイン!!の最終話感想でも書いた「人間賛歌」、これを描く作品に私はめっぽう弱いのですよ……。この作品も日の目を浴びてこず、目標の道からは逸れてしまった主人公たちが、逸れた道で得た事を緊急時に全て活かしたという点が刺さったのですね。

 ネタバレ全開の感想を書くので、見に行きたいけどネタバレ見たくない人は一時引き返してください。ネタバレ上等、ネタバレ見た上で作品見てやるぞという人は読んでみてください。




 この作品を知ったのは本当に偶然。自分のTwitterクライアントには、無差別に情報を集めるための情報収集タブがいくつもあるのですが、「ピカデリー」という言葉の中に入ってきたのがこの作品でした。その内容は……
 「丸の内ピカデリーでは『15時17分、パリ行き』を15時17分に上映開始する回がある」
というもの。たったこれだけの情報で興味を惹かれたんですよ。公式サイトへ行ってみると地元での上映もあるぞ、さて内容は……と思って見えたのがアレク・スカラトス/スペンサー・ストーン/アンソニー・サドラーの主演3人が「当事者本人」って説明ですよ。なんだそれ。もちろん生還しているからこそ出来る事ではあるのですが、すごい試みですよ。またこれは後から知ることになるのですが、列車内でのテロ発生シーンに出演したのも当時の乗客たちでして「銃で撃たれて重傷を負った人」も「その撃たれた人の奥さん」も実際の乗客そのものなのですよ。パニックになった人も役者じゃないの。これ、知っていて見た自分は「えっえっこれ当事者なの?こんな臨場感溢れる画面を作れるの?」ってなりましたし、知らなければこの話を知って振り返った時に「本当かよ……」ってなるのが必至でしょ。「当事者本人出演」という本来なら不安要素にしかならないような事柄が、ここまで効果的なんて思わなかったんです。

 効果的という点では作品の大半を占める主人公3人を追う映像も、なのです。10歳前後であろう序盤の振り返り、そして成人付近での進路についての話、そして事件と遭遇する旅のシーンに約1時間が費やされます。テロを描いた映画と思って見に行くと3/4ほどを占めるこれらのシーンに驚かれるでしょう。しかしながら小さい頃の学校での様々なやり取り、不本意な所属先になった所で学んだこと、そして旅先での出会いによる旅程の変更などなどが最後のシーンに綺麗に集約されていき「人生の全てこの時のためのもの」という形で描かれているのです。もちろん映画ですから関係ある部分だけを掻い摘んでいるので、実際にはこの事件に関わらない時間もたくさんあったはずです。でもそんな多くの時間の中から「この時」に活かせるものがある……これらの下地があったからこその勇気ある行動だったのだ、というのが描かれたのがグッと来たのですよ。さらに旅のシーンの緩んだ状況から、テロによってその日常が一気に覆されるというメリハリにも繋がっていて、上手いなぁと関心しきりだったのです。
 最後に実際に表彰された時と地元でのパレード映像が使われていたわけですけど、本人が出演していたからこその違和感の無さと、そこで語られていた言葉の重みが増していて、エンドロールでは目頭が熱くなりっぱなしでした。そのエンドロールで出演者が本人だと気付く人も多いようで……いやあ、それも経験したかったなぁ……でも知っていたからこその驚きもあったわけでね。

 後から振り返ると綺麗に繋がっていたことが分かるだけに、2度目を見てすべてがわかった状態での感じ方の変化を楽しみたいですな。

広がるラブライブ!Project

 雑誌から先行して発表された2015年2月26日の「助けて、ラブライブ!」のキービジュアルから3年。昨日2月25日が「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~(以下 0to1)」から1年と、節目が重なったサンシャイン!!。アニメ1期と「0to1」は皆のスタート位置を揃える為(参考)とこのblogで持論を発していましたが、そこからも1年経ったわけですよ。サンシャイン!!のProject開始から3年が経ったという事で2年ぶりに振り返りをしてみようかと思います。冬コミで発行した同人誌「How to follow from zero to the future.」内の「切り開いたμ's広げたAqours」から文章を引用・再構成しつつ、ラブライブ!Project全体の話として進めていこうと思います。


 「サンライズ×ランティス×電撃G's magazine」という枠組みで始まったラブライブ!サンライズが映像、ランティスが音楽、そして電撃G's magazineが誌上企画と、それぞれの役割を担いながら展開が進んでいきました。ちなみに現在では「アスキー・メディアワークスランティスサンライズ」という表記になっています。

 μ'sの頃から上記の3本柱を中心としながらも、キャラクターを演じる声優による活動も加わり、今よく使われている「オールメディア展開」という言葉に相応しい活動をしていましたが、Aqoursではそれをさらに加速させた感じになっています。Aqoursの活動に関しては「ラブライブ!サンシャイン!! FIRST FAN BOOK 」「ラブライブ!サンシャイン!! SECOND FAN BOOK」に年表としてまとまっているのでそちらを参考にしていただきたいのですが、μ'sとの速度の違いを感じてもらえるのではないかと思います。
 μ'sはスロースタートというか浸透までにかなりの時間がかかりました。転機となったライブである「μ's 」0からの出発だったので当然なのですが、「いつ終わってもおかしくない」というレベルで売れていませんでしたから「ライブをやる」「アニメをやる」という所まで行っただけでも大事件だったのです。しかしながらこのライブ・アニメが知らなかった層へのアピールとなり、ファン層の拡大に大きく貢献しました。またアニメ1期が終わったタイミングで始まったスマートフォン向けアプリ「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」も、ファン層の拡大に大きく寄与しました。

 一方Aqoursですが、ラブライブ!の名を受け継ぐラブライブ!サンシャイン!!として活動開始したため、所謂「強くてニューゲーム」状態で開始した事になります。「いつまで続くかわからない」という心配もなく、ある程度の活動が保証された中で課されたのはμ'sを遥かに超える速度で駆けていくことでした。誌上企画開始が2015年4月30日発売の電撃G's magazineでしたが、1st liveまで1年10ヶ月(μ'sは1年7ヶ月)というのはほぼ同等だった一方で、アニメ開始まで1年2ヶ月(μ'sは2年半)と凄まじいスピードで展開。1st liveという共通項で語りましたが、パフォーマンスを披露する場としては、開始後9ヶ月である2016年1月のスペシャル課外活動で見せていることからも、μ'sよりも明らかに速いスピードで進んでいっている事がわかります。これはμ's時代に運営側・演者側が培ったノウハウの大きさもありますが、ラブライブ!シリーズの「売り」が分かっている状態ですから、一直線に進めたというのが最大の要因でしょう。これこそがμ'sの切り開いた道だと思っています。

 アニメ系イベント以外に目を向けますと……μ'sは2014年に「MUSIC JAPANNHK)」で地上波での出演を果たし、2014年には2度目の「MUJIC JAPAN」を始め「ミュージックステーションテレビ朝日系列)」、そして「紅白歌合戦NHK)」系列への出演を果たしました。
 一方のAqoursですが、2016年「NAOMIの部屋」で地上波初のパフォーマンス披露。2017年には「2017 FNS歌謡祭(フジテレビ系列)」に生放送で出演。さらに「バズリズム02(日本テレビ系列)」に出演。放送自体は2018年に入ってからとなりますが「SONGS OF TOKYO(NHK)」の収録にも呼ばれまして、「東京の『今』を象徴する音楽(サイト掲載の文章より)」として世界へ紹介されるアーティストの一角を担う事となりました。またフジテレビ主催のハロウィンイベント「T-SPOOK」では初日の最後でライブを披露と、アニメ系イベント以外にも積極的に参加してきています。
 この部分でもAqoursの展開の速さが浮き彫りになりましたが、Aqoursの活動が評価されているとともに、μ'sの残した功績の大きさも感じられることでしょう。ラブライブ!というブランド価値を向上させたのは間違いなくμ'sでしたから、同じラブライブ!の名前を冠するAqoursの評価の助けになった事は否定出来ません。しかしながらAqours自身のパフォーマンスは、アニメPV再現を主としながらも、μ'sとは違った方向でのパフォーマンスを展開してきています。一番わかり易い例としてはLDH志向なダンスですね。

 昨年半ばまでは表立った交わりがなかったμ'sとAqoursでしたが、2017年9月に交わるイベントが立て続けに起きました。東京ゲームショウ2017の「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル新情報発表会」では高海千歌伊波杏樹さんが司会をしていたのですが、そこに高坂穂乃果新田恵海さんが登場して発表会が進行していったのです。そこでは「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル PERFECT Dream Project」で生まれた「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の声優発表もあり、現段階で展開されている3つの学校のスクールアイドルが交わる場となりましたし、その3つの学校のスクールアイドルが全て登場する新ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(以下 スクスタ)」も発表されました。またその約1週間後、メットライフドームでの「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOU」ではμ'sとAqoursが掛け合いをするスクスタPVで、会場が大いに沸き立った事は印象深い出来事でしょう。

 3年が経過したAqoursですが、まずは残る1つのファンミーティングである幕張がありますし、それが終われば「Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL」と「Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」とライブが待ち受けています。昨年同様テレビへの露出もあるでしょうし、雑誌への露出も増えています。個々の活動も少しずつ増えてきており、さらに活動の幅が広がる予感がします。自分も出来る範囲で応援し一緒に走っていけたらなと思っております。

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会も活発な動きを見せ始めましたし、SaintSnow主催のユニットライブとともに、μ'sが映画「ラブライブ!The School Idol Movie」で見せた「スクールアイドルを広げる」試みと一致しているように感じられます。μ'sが礎を築いたスクールアイドルの世界は、ラブライブ!のテーマでもある「みんなで叶える物語」によって日々広がっていくのが感じられることでしょう。今の牽引役はAqoursですが、これからさらに様々なスクールアイドルが登場し、いつの日か「スクールアイドルの祭典」的イベントが開催される事もあるのかもしれません。

人間賛歌を描き出したラブライブ! サンシャイン!!第26話(2期13話)

 もう1月も下旬に入ろうかという感じですが、最終回感想です。

 昨年に続いて1月2日に内浦・沼津を訪問してきました。大晦日から元日にかけての舞台の混雑は昨年の比ではなかったという事は、行っていたフォロイーの発言で察せられましたが、1月2日も昨年とは比べ物にならない人出だったと思っています。あの最終回の黒板アートを描き、同じものが展示されているつじ写真館にも行ってまいりました。この絵と正対すると心動かされますよね……

 これから1月末~2月下旬ぐらいまでは、主要なファン層である大学生がテストシーズンに入りますし、イベントも松浦果南誕生日ぐらいしか予定されていませんので、昨年同様の流れであれば比較的落ち着いて巡れる時期になります。回れそうな方は行ってみてはいかがでしょうか?



 さてさて感想を。幾つかの要素が綺麗に1つにまとまって物語を締めくくる。これ以上無い展開を見せてくれたのがラブライブ!2期13話(26話)でした。

 近くにあるものには「気付け無い or 気付きにくい」という点に関しては1期6話の感想でこんな事を書いていました 

 今回の話の流れとしては、統廃合決定からAqoursの新たな活動動機が生まれ、その流れで入学希望者増を目指してPV作りをしようとした所で、梨子によって「内浦の良さ」を知るというお話。住んでいる所の良さについては「あるのが当たり前」という感覚に陥って意外と気付けないものなのですよね。それを外から来た梨子が教えてくれた。これは転校してきたからこそ気付ける点かも。実際、自分も何度か内浦周辺を巡っていますが、良い所なのは間違いないです。しかしこれが他の街より秀でているかというと……そんな事無いのですよね。どの街にも良さがある、ただ育ったり住んでいる自分の街とは違う良さだから気付きやすい。「舞台探訪」した人が自分の街と比べる発言をするのを見かける事がありますが、新鮮さで気付きやすいだけで、住む街は当たり前すぎて気付いていないだけなのですよね。だから外の街だけでなく(見ている)あなたの街の良さも気付いてほしいな、そんな事を思いながら見ていました。

これが私の街 ラブライブ! サンシャイン!!第6話 - けいあんの御触書 より引用

 たとえば自分が住む山梨県は研磨宝飾産業が盛んです。今はなくなりましたが甲府駅南口には「宝石の街 甲府」モニュメントもありましたし、別作品ですがアイドルマスター SideMと山梨県の地場産業とのコラボ企画では、甲府市の隣にある甲斐市のメーカーがコラボ商品としての宝飾品を作っていました。このように県都甲府市とその周辺には宝石に関わる店舗・博物館などが数多く存在していまして、宝飾産業が盛んな事がわかるのです。しかしながら住んでいる人にとっては意識しなければ「いつもそこにある場所」でしかないわけで、その土地独特なものであるとか特徴的なものであるという認識をなかなか持てないわけですよ。

 また毎日見ているものに対して変化していると認識するのはとても難しいことです。積もり重なれば大きな違いになるものでも、日々の変化は微々たるもので本人には認識できない事がほとんど。これについてのわかりやすい例えとして使っているのが星の動きでして、星というのは1日で約361度回転するんですよ。この「約1度」の余計な部分が実はポイントでして、1日後の同じ時間に見てもほとんど同じ場所にあるようにしか見えないのですが、1ヶ月後の同じ時間だと30度ずれた所に見えるわけです(中学理科のお約束的問題なやつですね)。このように小さな変化は本当に認識しにくい上に、自分自身については一番近い存在ですし、客観視するのが一番難しい存在ですから本人が認識できないのは当然です。ですから千歌の変化に気付いて言葉をかけてあげたのが、普段は家を留守にしがちな千歌母というのがすごく良い描写でしてね。冒頭では「太った?」などと冗談めかした言い方をしていましたが、海岸でのシーンでポイントとなる発言をしていましたし、たまにしか会わないからこそ千歌の大きな変化に気付ける、そんな事を示してくれている綺麗な描写だったと思っています。

 「輝き」という漠然としたものに対しての答えは最後の「WONDERFUL STORIES」に込められていたと言っても過言ではないでしょう。自分にとって印象深く残った言葉が「青い鳥」でして、Aqoursカラーである青をイメージしたものであると同時に、モーリス・メーテルリンクの物語「青い鳥」にも通じるものだと感じられたんですね。チルチルとミチルが青い鳥を探すために旅に出たものの、実は青い鳥は家にいたという物語……ですが「青い鳥は家にいた」というのは様々な解釈が出来るこの物語において正確では無いかもしれません。自分の解釈としては、チルチルとミチルが旅の過程で得た経験が、家にいた鳥を青くしていったと思っていたので、それがサンシャイン!!を通じて描かれた物語と一致したんですよ。
 ここで地場産業としてあげた研磨宝飾産業に話が繋がっちゃうわけですけど……原石から輝きを導き出すのが宝石研磨。大抵のものは研磨した方が輝きを増していくわけですが、原石自体は自然のものですから同じものは1つとしてないですから、細かい観察眼を配せつつ加工していく必要があります。この動画は一例ですが、これだけでも難しさと、研磨した後の素晴らしさが感じ取ってもらえると思います。

 こういった研磨作業の難しさを知っていただけに、「未来の僕らは知ってるよ」の歌い出しの部分「ホンキをぶつけ合って 手に入れよう 未来を!」という歌詞が、この研磨作業と通じるように感じられたんですよ。千歌をはじめとしたAqoursの9人が切磋琢磨する事により、輝きを放ち始めた。2期3話での無茶なルートを通ってでもやり遂げようとしたイベントはしごも、千歌によるロンダート→バク転への挑戦も、全ては様々な出来事に「ホンキでぶつかりあった」からこそ。みなが持っている原石を磨き上げ、他にはない輝きを放ちはじめた、サンシャイン!!はそういう物語だったと感じています。それは「WATER BLUE NEW WORLD/WONDERFUL STORIES」のCDを見て、TVサイズで使われていない部分まで聴いた上でその確信をより強くするに至りました。畑亜貴の言葉選びに殺された人は多いのではないでしょうか?私は数え切れないぐらいやられました。

 サンシャイン!!は1年間と短く限られた「この9人での」スクールアイドルの物語ではありますが、人生も同様に限られた時間の物語ですから、そりゃ誰にも通じるテーマになっているわけですよ。スクールアイドル賛歌でありながら人間賛歌をも内包していたのがラブライブ!サンシャイン!!だったのかなぁ、なんて思っています。

 上で引用しましたが1期6話感想でのテーマとした「自分のすぐそばにあるものには気付きにくい」が描かれていましたし、1期13話感想でTwitterから引用した自post「μ'sからの光を受けて輝こうとしていたAqoursが、自分から光を放つ恒星になろうとしたお話になりそうですね」に関しては、1期13話の時点では原石の輝きであったAqoursを磨き上げる為の物語が2期全体であったと感じています。

 舞台を巡る旅は楽しいものです、アニメの世界に入れるような気分になれますしね。でもこれまでの感想記事で何度も書いていますが、身の回りにも良い場所はたくさんあるはずです。住んでいる場所でたくさんの良い所が見つかれば、日々の生活がより楽しくなると思うのですよ。ですからサンシャイン!!の物語を通じて、近くにある幸せをもっともっと探していけたら良いな。そういった行動が多くの人に伝わっていって、色々な街が元気になるきっかけになると良いな、そんな説教臭いことを締めとして2期の感想を終えようと思います。読んでいただきありがとうございました。

【サンシャイン!!編】お気に入りラブライブ!動画2017年版

 いつものやつ、サンシャイン!!の方の2017年版です。こちらは2期もあったので投稿数は多かったですね。ここに掲載しているのは一部になっていますが、一部の人が多くなりすぎるので投稿動画への誘導を入れたりしました。

 マイリストはこちら

 あと舘ネコさんは殿堂入り(何の殿堂?)で別枠なので、各自で探して見てください(酷)


・一発ネタ丸 さん 



キサラギ さん


・。w。 さん


・techno_m@ster さん




・βcon さん



・げーらぼ さん


・たみ さん


・タケキタ さん




・冴城 さん




 冴城さんは毎回のようにアニメ後に投稿していたので初期のものを中心に抜粋して掲載しました。投稿動画リストで他の動画もご確認ください。http://www.nicovideo.jp/user/35496657/video


・Ba厄人 さん


・KOUME-i さん


・機関車4423 さん


・djtaro さん


・achikado さん 


・響子 さん



・ビー球規格 さん



・123ぉこp さん


・しじみ さん



・つっちー さん


・とらふざめ さん



・底辺這いずり周り さん


・aozorasann345 さん


・ぐんま! さん


・Dennyまつお さん


・Light blue さん


殿堂入りの人
このマイリストは最低です

 

 

μ'sメインの方

お気に入りラブライブ!動画2017年版

 いつものやつ2017年版です。マイリストはこちら。

 新たな素材が少ないだけに、投稿数も減ってきてしまいました。しかし今でも作り続けてくれる人の愛の強さと言ったら……という感じで少数精鋭のマイリストになりました。
 来年はスクスタが始まるでしょうし、新たな素材が提供されることに期待したい所ですね。

 下の紹介は基本は投稿日順ですが、同じ投稿者でまとめてある分は多少の前後があります。


・[多摩急行| 唐フィナ ] さん



・ペガッサ さん


・アサギリル さん


・kain さん



・123ぉこp さん



・PTS さん




・げーらぼ さん


・キャベツ さん


・さぶ(だだんだん) さん


・むくろろ さん


・ダミアーノ さん


・メンマキャンセラー さん


Koe-D-me1108 さん


・せみすぺ さん


・nonon さん


・こばやしさん さん


・あとあと さん


・Retrospective さん


・ようかん家 さん


・heterochromia さん


・THEチキン さん


・sky さん


・Tok さん


サンシャイン!!メインのエントリ