けいあんの御触書

ラブライブ!・食べ物 ときどき イベント ついったーは @kei_an メールはfake.kei.an@gmail.com

大阪公演 差分エントリ

 埼玉・大阪公演のセットリストがほぼ同じだったので、大阪公演で気付いた部分だけ書いておきます。


 最初がメットライフドームという巨大な会場だっただけに、大阪城ホールがコンパクトに感じました。さらにAqours9人の成長もあり、狭さすら感じましたよ。これぐらいの規模感だと、演出もすみずみまで見られて良いですね。
 しかし翌日の地震で天井落下があったので、1日ずれていたら……と思うとゾッとします。


 国木田花丸高槻かなこさんがすぐに分かるレベルでの声の不調。声を張らないからこその弱い花丸が感じられたので、これはこれでおっけー。でもリベンジ期待してますよ。もう1人の不調は黒澤ダイヤ役 小宮有紗さん。1日目はそれほどではなかったものの、2日目に声のかすれが顕著に。それでもほとんど気付かせずにやりきりました。


 「君のこころは輝いてるかい?」では松浦果南諏訪ななかさん、小原鞠莉鈴木愛奈さんの馬跳びシーンで歓声を上げたら、隣の人もやってくれてご満悦……でも小原鞠莉鈴木愛奈さんは大事を取ってかきちんと飛んでないのですよね。また馬跳びしてくれる日が来ると良いなぁ。


 一方で高海千歌伊波杏樹さんがね、伊波杏樹さんがね……「MIRACLE WAVE」でのバク転は2日間とも成功。前のライブから1週間もなかったのに、安定度は上がっていました。……とはいえ、まだ成功率50%あるかなー?って感じに見えたので、そんな状況で2本揃えたのは凄いの一言。
 3年生3人でその高海千歌伊波杏樹さんを讃えたシーンとか、渡辺曜斉藤朱夏さんとのハイタッチとか、国木田花丸高槻かなこさんと拳を振り上げるところとか、チームワークの良さが感じられて心がじんわり温かくなりました。福岡でも成功してほしいですね。さらに上を目指して!


 幕間アニメ、「大阪名物パチパチパンチ」に対抗した(?)「沼津名物がんばルビィ」とか「ずらまる金融」とか酷い。
 前の「クイズ100人に聞きました」はまだなんとか引っかかる人がいただろうけど、「がっちり買いまショウ」とか、会場にいる人の95%以上が生まれてすら無いのではないか。


 唯一変わったのが「SKY JOURNEY」 → 「待ってて愛のうた」、2日目は前も右もトロッコの通り道という最高の位置でして、間近で見られたのは幸運でした。歌……ソロを繋げていく所が本当に良いよね。「あい」が付いているキャストに「愛」が入っているパートを歌わせるの、ずるいわーとか言いながら何度見ても感動してます。


 「恋になりたいAQUARIUM」、メットライフドームでは見えにくかったライトで作られたブルーの道がとても綺麗に見えました。あれと同じ演出をしても大きな会場だとちょっと見にくいから、この会場でしっかり見られて良かった。


 「千歌、ご満悦」「千歌、ご立腹」、とてもかわいい。バク転に成功したからか、高海千歌伊波杏樹さんの表情がとても晴れやかに見えましたね。周りも安堵したって感じでしたし、大阪ノリに乗せられたのかキャストさんたちもノリノリだった感じです。


 「Awaken the Power」、センターステージのすぐそばだったので、よく見えました。今回もあったSaint Snowによるスタッフいじりですが、アリーナ後方にあったカメラマンの方々が応え、手を振り上げていたのが印象深かったです。スタッフにも愛されているって良いよね。


 席が良かったおかげでお土産も。ありがてえありがてえ。シールは高海千歌伊波杏樹さんのバク転成功を祈願して付けていたものです。水無しで付けられておすすめなんだけど、販売がユニットごとなんだよなぁ……高海千歌マークを多用したいので単品でほしいよ!

f:id:kei-an:20180617194411j:plain



 次は福岡。ありがたい事に両日ともチケットが確保できたので、自走で向かいます。自走では初九州だなぁ。運転気をつけていってきます!

「Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」埼玉公演

  Aqoursにとって3回目の単独ライブにして2回目のツアー「Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」埼玉公演両日に参加してきました。


 今回はライブタイトルから想像されていた通り「アニメ2期」を下敷きにした組み立てがなされていましたが、予想以上にアニメの世界に入り込む作りになっていました。1日目が終わった後、自分はこんな発言をしました。

 まずはこの発言についての解説を……

 ライブの日というのは「キャラ9人」と「キャスト9人」が重なって9人になる日なんですよ。これはμ'sの頃のライブ感想からずっと言っていた事なんですが、このライブでは後者を極力排除しようとしていたんですね。普段だったらMCで色々な事を話させるのですが、「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~(以下 0to1)」で7回、「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR(以下 HPTT)」で8回だったのに対し今回は4回、ほぼ半減ですよ。ユニット曲がない、ソロ曲多数というセットリストの関係もあるのですが、現実と非現実の融合が強みであるラブライブ!プロジェクトにおいて、ここまでキャストを引っ込ませてアニメ(キャラクター)に寄せた展開にするのは予想外でした。いつもの幕間子安脚本ドラマ(決めつけ)が2回あったとはいえ、振り返りアニメが3回も入り、その後には「WATER BLUE NEW WORLD」と「青空Jumping Heart」の間を埋める新作映像を挿入。会場に来てくれた人たちをフィクションの世界の一員にしてしまおう……とまでは言いすぎかもしれませんが、無駄なものは極力排除しつつも「これまでのAqours」を皆に体感してほしい、そんな意図を感じ取りました。
 こんな事から「良かった」よりも「面白い試みだった」という気持ちが先に出てきて、上記の発言に繋がったのです。


 それでは感想の方に行きましょう。いつもの通りセットリスト・ライブでの曲順を入れた全曲リストを貼っておきますので、参考にしてください。
(あとで追加します)


01 - 未来の僕らは知ってるよ
 テーマ的にこの曲で始まらないわけがない「未来の僕らは知ってるよ」、もちろん衣装もそれです。披露自体は何度もされていたのですが、フルサイズでのパフォーマンスはこのライブツアーが初披露ですので「待ってました」って感じですよ。だってフルじゃないとあの情感的な千歌のソロが聞けないんですもん。高海千歌伊波杏樹さんは自分の期待に応える素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたが、1日目よりも2日目の方がより良かったですね。やはり1日目は少し緊張を隠せていなかったですよ。
 そしてもうずっとやってきている事なのですが、Aqours9人のパフォーマンスはもちろんの事、舞台演出、カメラワーク、スイッチングetc.……で、PV自体を完全再現してやろうという意気込みがこの最初の1曲で伝わってきましたよね。最初はPV再現のダンスを見るだけでも「すげー」ってなっていたのに。スタッフさんが作品をきちんと理解してくれて、そして愛してくれていると感じられる出来事は他にもありましたので、それは別の場所で触れますね。


02 - 君の瞳を巡る冒険
 2曲目はあわしまマリンパークで行われた脱出ゲームのテーマ曲である「君の瞳を巡る冒険」。9人曲で、梨子ちゃん単独センター曲ははじめてのはず……よね。桜内梨子逢田梨香子さんの困り眉がこの曲調に合ってしまっていて、ライブで見て自分の中での評価が高まりました。しかしながら2日目には少し表情が和らいだ感じがしたのは何だったんだろうか……。「ダイヤ・曜」という目新しい組み合わせが見られたのも大収穫でしたし、「梨子・善子」「花丸・ルビィ」の振り付けにざわめきが起きるなど、曲だけでなく振り付けの方でも挑戦的だなぁと感じさせられました。


 2曲目が終わったところでMC。いつものコール&レスポンスを含めて9人が挨拶するお決まりのやつ。松浦果南諏訪ななかさんのいつものハグ、初日の相手は高海千歌伊波杏樹さんでしたが「これがおまじないになったのかな」と後から振り返ってみると思ってしまいましたね。2日目は黒澤ルビィ役 降幡愛さんを始め全員にやっちゃったからね……なんて事を思ってしまいましたが、作中でも重要なシーンで信じ・信じられの関係であり、HPTTの時にも互いに支え合っていた2人だからこそ「おまじない」の効力があったんじゃないかなぁ。


03 - “MY LIST” to you!
 渡辺曜斉藤朱夏さんの甘えるようなヴォイスはずるいよな!高海千歌伊波杏樹さんの語尾の歌い方が本当にずるいよな!!!CDで聞いていた以上に生で聞いたら破壊力が高かったのがこの「“MY LIST” to you!」。歌声も良かったのですけど、曜・鞠莉の歌い出しのあの歌詞をはじめ、年頃の女の子って感じが全面に出てきている歌詞に、可愛らしい振りも相まって、最初の2曲とは違ったAqoursの一面が見られたと思っています。かっこいい曲が多めのAqoursなので、こういう甘々系がもっともっとほしいですぞ。


04 - MY舞☆TONIGHT
 びっくりしました、この曲が早く来すぎて。後から振り返るとこの曲以降アンコールまで、BD特典という絡みも含め、2期に関連しない楽曲が無しと言えなくもないセットリストになりました。アンコール前までの2時間ぐらい、私をアニメの世界へ閉じ込めたってことですよ。なんなんだよこれ。
 という事で4曲目は「MY舞☆TONIGHT」、和風の出で立ちでロック曲、衣装が「みら僕」だったのは仕方なかったですが、あの振り・あの動きから衣装を幻視したのは私だけじゃないはず。HPTTでのインフェルノフェニックスよろしく、黒澤姉妹が中心となった楽曲だったのでそこに目が行きがちですが、小原鞠莉鈴木愛奈さんのエアギターもかっこ良かったし、印を結ぶような振りも交えてこの曲ならではのパフォーマンスが結実していました。
 とはいえ2期の新曲の中では唯一衣装再現がなかったので、いつか衣装込みで再現やってほしいなぁ……でも髪型とか衣装とか早着替えに全然向かなさそうだから、難しいのも理解できるのよね。いつか見られるかしら。


05 - 君のこころは輝いてるかい?
 「MY舞☆TONIGHT」の後は当然これ、1st singleのリード曲「君のこころは輝いてるかい?」。積み重ねてきた月日が1番長いのがこの曲。最初の映像を見て知っているからこそ、9人の成長が感じ取れるわけですよ。アニメで新たな文脈を付加された事で、さらに味わい深くなった「君ここ」ですから、この流れで歌われるのは本当にずるい、ずるすぎます。
 今回も松浦果南諏訪ななかさん・小原鞠莉鈴木愛奈さんの馬跳びの時にも歓声を上げました。目立つのは最後の馬跳びなんですけど……その前の2人にも声援をあげてくれる人が増えると嬉しいなぁ。


 ここで入ったアニメ振り返り映像で「MY舞☆TONIGHT」「君のこころは輝いてるかい?」の流れを再確認できるわけですが……ここで2期3話の感想でも使ったこちらの図を見ていただきたいです。

 「MY舞」を披露した「狩野ドーム」、途中で描写された「虹の郷」、そして「浦の星女学院」が綺麗に一直線の位置関係なんですよ。さらに言うと標高も108m(狩野ドーム) → 259m(虹の郷) → 46m(浦の星女学院) なので、Aqoursの9人は虹をわたって学校まで辿り着いたって解釈も出来るわけです。そんな解釈をしていたので「君ここ」前のアニメ映像で虹に関わる台詞が出てきた時「この流れ、綺麗なんだよなぁ……」なんて思いながらパフォーマンスと物語を反芻していたんですよ。

[標高の参考資料]
 伊豆市役所 狩野ドーム(伊豆市/その他スポーツ・レジャー)の地図|マピオン
 修善寺 虹の郷(伊豆市/イベント会場)の地図|マピオン
 沼津市立長井崎中学校(沼津市/中学校)の地図|マピオン

 そしてこのアニメ振り返り映像のタイミングでマットを運び込むスタッフの姿が見えましたから、そりゃ会場もざわつきますよね。「次は『あの曲』が来るんだ」って。


06 - MIRACLE WAVE
 今回、早く見たいと思う一方、その時が来るの怖かったのがこの曲「MIRACLE WAVE」。アニメ内で勝負曲という位置付けがされたこの楽曲は、歌唱・ダンスともに目を引くような作りになっているわけですが、9人それぞれがきちんと表現していたように感じました。
 そしてどうしても触れなきゃいけないのが高海千歌伊波杏樹さんのアクロバットですよね。本人の判断なのか、指示があったのかはわかりませんが、ロンダートからバク転を連続でやる際には方向がブレる事がありえます。動きを見ているとまだまだ完成には程遠かっただけに、バク転に入る前に一拍入れて、回る方向を整えたのは良い判断だったのではないでしょうか。その「一瞬の間」、特に1日目には長く長く感じられたことが思い出されます。
 2日目も同様の流れでしたが、振り上がった足を見て「あー」って思いましたよ。本当に怪我しなくて良かった……それだけです。賞賛に値する果敢なチャレンジでしたが、高海千歌伊波杏樹さんが満足していない様子はその後の所作からも滲み出ていましたから、この後の公演ではさらに練習を重ねて完成度を高めた「MIRACLE WAVE」を見せてくれるものだと思っています。
 最初に抱きしめに行ったのが1stでチャレンジを見せた桜内梨子逢田梨香子さんだったり、曲が終わった所で円陣を組んで喜んだり(1日目)励ましたり(2日目)と、挑戦の軌跡やチームワークが感じられるAqoursらしいパフォーマンスが見られたと思っております。


 「MIRACLE WAVE」のあとのMCは上記のような理由もあり、1日目・2日目で対照的でしたね。あとこの1曲専用の衣装だったわけですが、この後もそんな状態が続くことになるとは初日には思っていなかったのです。そしてその感傷に浸る雰囲気をぶった切るサバンナ埼玉ですよ。イケニーエーーじゃないよ。しかしこれで一旦整理出来たのは有難かった……のか?


 ここからはソロ曲パート。1日目に4曲、2日目に5曲。BDに収録順に登場したのでその順番で書いていきます。


day.1 07 - One More Sunshine Story
 まずは高海千歌伊波杏樹さんのソロ曲「One More Sunshine Story」、ミュージカル調なのでどちらかと言うと伊波杏樹さん寄りの楽曲ですよね。歌声と振りだけでなく表情まで使って表現しているわけですよ。もちろん他のキャストの方々も表情は豊かなんですけど、伊波杏樹さんの表情の使い方は特に際立っていて「さすが舞台役者」だなぁなどと思っておりました。
 そして最後のアクシデントは「わーいやりきったよー……どがががが」って感じで、千歌の姿が被って見えちゃいましたが、そんな所まで高海千歌らしさを出さなくても良いのですよ……でもそれが「らしい」って言えば「らしい」高海千歌伊波杏樹さんなんですよ。


day.1 08 - おやすみなさん!
 この曲はねー、歌詞がねー、ずるいんですよ。1st single恒例の自己紹介を聞いた時に「この子が成長していつか……」って感じ、センター総選挙で投票した先が花丸だったんです。まあ実現しなかったんですけど。とはいえこれまでの3年間を通じてキャラクターが成長し、キャストも成長し、こんな前向きな歌が歌えるようになったんだ、と感じられて、心を動かされっぱなしでした。国木田花丸高槻かなこさんの明るい歌声も合っていましたし、手を降る場面とかの会場の一体感も良かったのですよ。「まだまだ強くなれるはずよね、花丸は。私と一緒に行こう」って高槻かなこさんからのエール、花丸がしっかり受け止めてくれるかな。


day.1 09 - in this unstable world
 「white wing black wing」をそのまま体現した衣装で出てきた津島善子小林愛香さんのソロ曲。高音域な声が多いAqoursの中で、数少ない低音域で豊かな表現をできる声を活かした楽曲は、ステージ上の演出も相まってあっという間に堕天な世界に引きずり込んでいきましたよ。歌に集中させた前半が特に印象深かったとはいえ、後半の魔法陣上でのパフォーマンスも捨てがたく、歌も踊りもそつなくこなす津島善子小林愛香さんのいろいろな面が見られた楽曲でした。


day.1 10 - Pianoforte Monologue
 ステージ上段で見えた姿はあの衣装。完全に同一だったかまでは確認できませんでしたが、あの色のドレスにシュシュを付けて登場した桜内梨子逢田梨香子さんが見えた瞬間、この曲にドラマ性がさらに付加される事になりました。歌詞を見た時点で1期11話のエピソードを歌った曲だとはわかってはいたんですよ。でもあの衣装で出てこられたらそれ以上のものが付加されてしまうじゃないですか。ずるい、ずるすぎる。
最後の「ありがとうございました」の一言、曲を聞いてくれた観客へのものである一方で、これも1期11話で離れていた仲間8人への言葉へも聞こえますし、物語によって生まれる相乗効果がとても強く感じられました。


day.2 07 - Beginner’s Sailing
 2日目のソロ曲パートは「Beginner’s Sailing」でスタート。アニメでの渡辺曜を色濃く描き出しているとも思える応援ソングを、元気はつらつに歌い上げたのが渡辺曜斉藤朱夏さん。皆を応援していく意図を仲間たちの特徴的なポーズを交えて表現していたのが良かったですなぁ。ステージ全体を動き回ってまさに一緒に航海しているかのような雰囲気を見せるなど、この曲もライブならではの付加価値が大きく盛り込まれた楽曲でした。


day.2 08 - RED GEM WINK
 続いてのソロ曲は黒澤ルビィ役 降幡愛さんによる「RED GEM WINK」は、今年もやりやがったのスタンドトロッコでした。憧れていたアイドルのように、年相応な恋心を歌う楽曲なのですが、あの場には黒澤ルビィがいたと言っても過言ではないでしょう。それぐらい黒澤ルビィ=降幡愛さんでした。ルビィの格好良い一面も引き出されつつあるのですが、アニメ(東京行きの回)を想起させるあの衣装もありと、こういう素に近いルビィを表現してくれた事が嬉しかったですよ。


day.2 09 - WHITE FIRST LOVE
 妹からバトンを受け取った黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんが歌う「WHITE FIRST LOVE」、姉妹揃って相手を想う恋愛ソングなんだけど、歌詞だけで2学年の差が表現されているように感じられるの凄くないですか?雪の女王(喩)のような衣装で、心の中にある熱い気持ちを表現するという歌詞のマッチングですわ。役者・モデルをしていた黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんは、表情や振る舞いで魅せていたわけですが、歌唱での表現力が上がってきた事でさらに武器が増えたと感じさせられたステージングでした。「Pianoforte Monologue」と同様に映像と振り付けのマッチングも良かったので、その点を何度も繰り返しみたいやつです。


day.2 10 - New winding road
 他の8人が演出も含めての総合的なパフォーマンスで魅せてきたのに、この曲だけですよ、ほとんど演出なかったの……そんな感じで歌だけで圧倒してきたのが「New winding road」、小原鞠莉鈴木愛奈さんの実力を全て叩きつけてくるようなステージは圧巻でした。歌に意識を持っていかれて、衣装を全くもって覚えていないって経験、初めてでした。そして最後のありがとうございましたの一言も印象的でしたし、いろいろな意味が込められているように思えましたが、あそこだけは鈴木愛奈さんを大きく出したシーンに見えましたね。
 ねえねえ、この方をセンターにした曲聴きたくないですか?私は聴きたいです。この歌唱力に引っ張られて、さらなる高みに登っていくAqoursを見たくないですか?私は見たいです。なので4th single総選挙では全力で応援していきますよ。


day.2 11 - さかなかなんだか?
 ソロ曲最後は松浦果南諏訪ななかさんの「さかなかなんだか?」。変拍子なので難しい楽曲でしたけど、踊ったり動いたりしながら大きなブレなく最後まで世界観を作り上げたのは、HPTでセンターを務めて得た自信が大きく寄与した感じがします。他の人の挑戦が強力すぎて目立たなかったですけど、経験者ならではの手慣れたバトン捌きが、海の中を自由に泳ぐ姿に見えた良い演出だなーって。あの時ステージ上に人魚いたでしょ。


 「司会はこの人 たかみーちか」じゃねーんだよ。なんでスクールアイドルが題材の作品に、キャラクターの生年月日では誰1人として生まれていない頃の番組ネタを突っ込んでくるんだよ。ライオンネタ天丼するんじゃないよ。今回の幕間ドラマは狂気で凶器だったよ……。



day.1 11/day.2 12 - 空も心も晴れるから
 幕間ドラマで強制的に感情をリセットされた所で出てきた9人の衣装は恋AQ。でもフォーメーション違うなぁと思ってきた流れてきたイントロが「空も心も晴れるから」、1期のBD特典曲を9人で歌って2期7話の挿入歌としたこの曲ですが、9人でのバージョンってサントラにも収録されなかったので、9人ver.は今回が初出。またとない機会だったのでじっくり聞いて噛み締めました。


day.1 12/day.2 13 - SKY JOURNEY
 えっこの曲がとなったのが「SKY JOURNEY」。この曲をやったのに「HAPPY PARTY TRAIN」をやらなかったのが、今回のセットリスト1番の驚きでしたね。今回のステージは「青空Jumping Heart」で見せたラブライブ!本戦が舞台となっていただけに、HPPTのような細かいスクリーンでの演出ができなかったのですが、メインのスクリーンで前回同様の振りに合わせた演出を入れてきていて、これはこれで良かったですね。今回も「9人全員を大切にしている歌の割り振り」に無事やられたわけですけど、この曲が入ったことで今回のライブでのキーマンが誰だったのかがおぼろげに浮かび上がってきましたね。


day.1 13/day.2 14 - 恋になりたいAQUARIUM
 衣装を着ていたんだからやらないわけがない「恋になりたいAQUARIUM」が満を持してという形で披露。この曲もPV付という事でカメラワークの凝り方が尋常じゃなかったですね。PVと映像のシンクロを確認したいのに、後に販売される映像ではモニタの再現映像はあまり映らないですから、両方を存分に楽しめる機会はその場のみ。キャストさんの方も見なきゃいけないのにね……。この曲も発売から2年が経過し、披露する機会も多いだけに、動きの質が初披露曲と段違いですよね。それぞれに見せ場がある楽曲ですが、渡辺曜斉藤朱夏さんの躍動感と高海千歌伊波杏樹さんの表情での表現に目を引かれちゃうんだよなぁ。


 ここで再びアニメ振り返り。「MIRACLE WAVE」後から函館でのエピソードまででした。期待と不安が入り混じりながら映像を見ていたのですが、2人の人影が見え、衣装がおぼろげに見えた所でその不安は吹っ飛びましたよ。ついについに見られるんだって。


day.1 14/day.2 15 - Awaken the power
 Saint Aqours Snowの11人曲「Awaken the power」が初披露。アニメでは展望台で妹2人が姉に披露し、その後に妹2人が用意した舞台で姉が踊るという感傷的な展開でしたが、それを直前に映像として見せられていただけにより格別になりました。
 イントロで天井で11個の光の玉が広がっていくのも良い演出でしたが、最初にあった独特なカメラワーク再現、そして理亞の呼び込みから11人でという流れはアニメ同様で最高でした。11人だからなのか、ちょっと練度の面で向上の余地はあるかなーという感じの部分がありましたが、盛り上がりはこの日1・2を争う曲だったと思います。最後の五稜郭を模したかのようなフォーメーションは、綺麗に決まっていてかっこ良かったなぁ。


 ここでMC。妹役の2人が姉に向けてお礼をするアニメを彷彿とさせるシーンがあったり、11人で出来たことの嬉しさが語られたりしていましたが、このMC中に黒澤ルビィ役 降幡愛さんが初日に涙を流したんですよ……ここまででも書いていましたが、黒澤ルビィ役 降幡愛さんがメインの曲が多めに用意されていましたし、「アニメ2期でルビィが成長したから、次は私だよ」という気持ちがあったのかもしれません。その想いは存分に表現できていたと思います。

 この後Saint SnowがMCを引き継ぎましたが、そのままMCだけして終了。Saint Aqours Snowという名前だからこのライブで歌えるのであって、Saint Snowのライブではない、Aqoursの名を冠したライブだからですね、これ。μ'sの頃から徹底しているラブライブ!Projectとしての強い「こだわり」を感じられる部分です。
 これまでも何度も書いてますが、μ'sの時の「こだわり」は9人が揃っていないライブがあったため、ナンバリングがつかなくなりました。ライブにナンバリングが付いたのは初回のみ、New Year LoveLive!が8人だったために、それ以降のライブではナンバリングされておらず、New Year LoveLive!内のMCでキャストさんからも「3回目のライブが2回目みたいなものなんで」「9人揃ってμ'sだもんね」「これ2ndライブじゃないもんねー」とあったので、自分もそのこだわりを貫いています。
 一方Aqoursはこれまでの単独ライブでは、全て9人でパフォーマンスしていますから、ナンバリングのタイトルを付けることが出来ているのですね。「この9人だから」というのはμ's・Aqoursどちらでも描かれていたことなので、この部分に拘っているのがとてもとても嬉しいのです。μ'sのときもA-RISEを出さなかったように、Aqoursの方でもSaint Snowとしては歌わせないとわかった時に、ラブライブ!Projectの芯の強さを感じました。Aqoursの方はこの先にトラブルが無く9人が揃うライブが続いていってほしいですね。
 そうそうここのMCで「スタッフにレスポンスを要求する」というシーンがあったのですが、カメラマンさんが拳を写り込ませたとの事で……スタッフにも愛されていると感じる良いエピソードでしたわ。


 Saint SnowのMCが終わってすぐ次の曲かと思いきや、またアニメ振り返り。「Awaken the power」の後の部分ですが、ドームへ駆けていくシーンが入り次の曲が


day.1 15/day.2 16 - WATER BLUE NEW WORLD
 ラブライブ!決勝での披露曲「WATER BLUE NEW WORLD」、デュオ・トリオでの歌い出しから、学年ごとのパートに、ユニットでのパートと、Aqoursの集大成という形を見せたこの楽曲は、キャストのパフォーマンスだけでなく、衣装も舞台演出も全てにおいて圧倒の一言。あの衣装剥ぎ取り(言い方考えよう……)も再現してくるとは。廃校が決まっての最後の表舞台という文脈で見るだけでも歌詞の出来の良さが感じられるわけですが、それぞれの辿ってきた道を描いてきたアニメの文脈によってさらに感じ方が大きく変化する曲です。だからこそ、この流れで歌うのがより殺傷力を高めましたし、キャスト9人の歌への感情の込め方も相まって、UTXのモニタに釘付けになった女の子2人のように見入ってしまいました。
 μ'sをきっかけに活動を始めた現Aqoursが、今度はこの2人に、もしかしたらもっと多くの人にその志を受け渡していく……劇場版でμ'sを始めとしたスクールアイドルが思い描いた世界が実現しつつあるというのが感じられて最高の演出でした。


 ここでもう1度アニメ……と思ったら「WATER BLUE NEW WORLD」の披露後を描いたオリジナルアニメーションが来ました。見せたのは脱いで置かれた衣装と、新しく着た衣装の1部、台詞だけのやり取りでこれまでの奇跡を見せて、アンコールのあの舞台に繋げるとかやりすぎじゃないですか。映像とやり取りを受け止めるだけで精一杯でした。


day.1 16/day.2 17 - 青空Jumping Heart
 「WATER BLUE NEW WORLD」を披露し優勝したAqoursが、アンコールで登場して見せた「青空Jumping Heart」がラストの1曲。この曲で終わる可能性があるとは思っていましたが、そこまでの過程が予想以上にアニメに寄せた演出になっていて嬉しくもあり、心にグサグサ刺さりまくりでもあり……。
 この曲も披露回数が多いだけに動きの良さが感じられましたし、あのアニメの後だからか当然観客の反応もいつも以上になりますよ、それは。しかしアニメ準拠な展開だっただけに、この曲がここで歌われる意味を考えると複雑な思いを抱いてしまうわけで……ずるいよなー。今聞くと、最初に聞いたときと全然違って聞こえるし、キャストたちの動きも「これからへの挑戦」ではなく「やり遂げた後」に見えちゃうんですよ。そのような過程を重ねて見てしまっている事に気づき「作中の一員である」属性が自分に付加されたと強く意識しました。もしライブ演出側の意図がそれなら、間違いなく大成功だったでしょう。


 最後の簡単な挨拶を経て9人はステージを去りますが、当然これで終わってくれるなってなりますよね。大規模な会場だったので声自体は全く揃わなかったのですが、その揃わなさがAqoursの作った大きなうねりだと感じられて心地よかったです。



アンコール
day.1 17/day.2 18 - Landing action Yeah!!
 ああ、この曲をやることで「Next Step! Project」は締めくくりになるのだなぁ……と感じた「Landing action Yeah!!」。9人がトロッコに乗ってスタジアムを半周しましたが、トロッコ曲は盛り上がりますよねぇ。9人それぞれがらしくアピールしていましたが、津島善子小林愛香さんが投げキッスしまくりで微笑ましかったですな。1年組みたいにポーズがある人は強いよなぁ。楽しく過ごせた時間を締めくくるのにはぴったりな曲ですよね、これ。次のStepでも聴ける機会があると良いな。


day.1 18/day.2 19 - 勇気はどこに?君の胸に!
 1曲でトロッコが半周だったのでもう1曲はなんだろ?と思っていたら「勇気はどこに?君の胸に!」でした。これファンミーティングツアーでも歌ってくれたのですが、その時は2期11話バージョンで、途中から皆で合唱して後半を省略するパターンだったんですよ。フルバージョンが聴きたかったんですよって希望がようやく叶いました。なんでフルが聴きたいかって言ったら、千歌ソロに決まってるじゃないですか。歌詞が表示されているから皆に歌う事を求めているはずなんですよ、この曲。でも千歌ソロになった途端に声が一気に小さくなったのは、皆が同じ気持ち、千歌ソロを聴きたかったからでしょう。そこからの掛け合いも会場が1つになっていた素晴らしいひとときでした。ライブの醍醐味ってこれだよねぇ。


MC&お知らせ
 いつもの最後のご挨拶。2日目は高海千歌伊波杏樹さんの悔しさが滲み出ているような言葉選びが印象的でした。
 お知らせは「早いな4th @東京ドーム」「Liveのテーマソング」「映画公開日決定」「4th single」と最初の会場だから控えめかと思いきやがっつりでしたね。映画のサブタイトル「Over the Rainbow」が発表された次の日に、別作品の「KING OF PRISM」の新作サブタイトルが「-Shiny Seven Stars-」だったことに、奇妙な縁を感じたのが自分の周りには多数いた事をお知らせしておきます。ラブライブ!プリティーリズムシリーズは関連度高いですからね、そりゃ変な反応しちゃいますって。
 活動4年目に「4」の付くプロジェクトが満載、まだまだラブライブ!Projectも広がっていくだけに、今の牽引役となっているAqoursにはさらなる期待をしちゃいますよ。


day.1 19/day.2 20 - WONDERFUL STORIES
 挨拶が終わって最後の曲だと告げられます。でも不思議と惜しむ気持ちはなかったのです、ここまでで作品の世界に存分に引き入れてくれましたからね。でも最後の詰めがありますよね、まだやってない曲がありますよね……「WONDERFUL STORIES」ですよ。アニメを締めるこの楽曲ですが、この披露でライブという1つの物語も締める文脈も持たされ「全力で輝いた物語」を体現する象徴的な楽曲になった形。9人が楽しそうに踊っているのが印象的でしたが、表情などでの感情の発露のさせ方にそれぞれの個性が垣間見えて、9人それぞれ1曲通しての表情を映像で見てみたいですわ。
 この曲でちょっとだけ残念だったのが、間奏での千歌の台詞がなかった事かな。あれがあるとより締めに相応しいって思うんですよね。でも振りがあるから台詞の挿入は難しいよなぁ……。



 今回のライブ、9人の中でも2人に大きな負担がかかったように見えたライブでした。
  まず1人目は高海千歌伊波杏樹さん。ほぼ1から練習したであろうアクロバットを披露しなければならなかった為に、重圧はこれまで以上のものだったと思います。初日に成功したが故に、2日目の出来の悪さを悔やんでいたようですが、これからの大阪・福岡でリベンジしてもらえると信じています。
 そしてもう1人は「MY舞☆TONIGHT」「Awaken the power」「SKY JOURNEY」に2日目のみですがソロ曲「RED GEM WINK」と、中心に立つ楽曲が多かった黒澤ルビィ役 降幡愛さん。黒澤ルビィというキャラクターは人見知りながらも、特に2期の作中で大きな成長を遂げたキャラクターでした。キャラクターを中心とした文芸を楽しむのはもちろんですが、キャラクターが声優さんを成長させ、声優さんがキャラクターに広がりをもたらす、その相乗効果を楽しむのがラブライブ!Projectの楽しさだと思っているのですが、現在のAqoursでは黒澤ルビィと降幡愛さんの2人はそれをもっとも体現してくれています。2人の切磋琢磨が続く限り、この2人の成長はとどまることを知らないでしょう。
 あと言いたいこととしては小原鞠莉鈴木愛奈さんですけど、ソロ曲の方でも書いた通り彼女が引っ張るAqoursを見てみたいですよ。


 もう今週末には大阪公演、そして来月には福岡公演が迫ってきております。大阪の方は大きな変化はなさそうですが、福岡の方ではさらなるサプライズを用意してくれていそうなので、期待したいですね……福岡ですか?車で行きますよ。地続きだから自走でいけますしね。

 ツアーの中で9人のキャストさんがどんな進化を見せてくれるか、楽しみにして埼玉公演の感想を終えたいと思います。読んでくださいありがとうございました。


2018年版 水信玄餅 攻略の手引き

 待ちに待った水信玄餅のシーズン到来ですよ

f:id:kei-an:20180603085745j:plain


 オンシーズンもオフシーズンも定期的に参照されている水信玄餅エントリ。今年も2018年の販売状況などなどを一纏めにしたエントリを書いてみました。前回のエントリと重複する内容になる部分もありますが「この1エントリだけで必要な情報が入手できるようにする」という目的のためなのでご了承下さい。


 今年最大の変更点である販売価格の変更について、下のリンクに書いてある通り、今年から500円となりました。
 2018年度 水信玄餅をお求めの方へ | 金精軒
あれで300円は破格すぎでしたから、適正価格になった感じがします……適正かなぁ?まだ安いと思っているぐらいですけど。


 販売場所について。前年と変わらず2箇所ですが、気をつけなければならないのが韮崎店が建て直し中で仮店舗で営業していることです。
  店舗案内 台ヶ原店 | 金精軒
  店舗案内 韮崎店 | 金精軒
 韮崎店のURLへ飛んでもらえればわかりますが、2018年10月7日の新店舗オープン(下の画像)までは仮店舗で営業しております。昨年行ったから……というつもりで行くと店舗を見つけられないのでご注意ください。とはいえ仮店舗も国道141号沿いで、「道の駅にらさき」のすぐ近く(甲府側)なのでわかりやすいと思います。 地図はこちら https://goo.gl/maps/C2Ms4kDB3tu

f:id:kei-an:20180602084430j:plain



 どちらの店舗でも食べられますが、2店舗で待機のシステムが違っています。そのシステムの違いは2店の紹介の中で書いていきますね。
6/12追記 6月の最初の2週は午後まで残っていた日もあったようです。とはいえ過信は禁物なので早めの行動を心がけてください。本店がだめでも韮崎店が、もしくはその逆もありえるので、Twitter検索でチェックしてみるのも良いと思われます。】


・台ヶ原店
 車での最寄りICは長坂インターチェンジ、前後のインターチェンジから行けなくもないですが、長坂IC推奨です。
 電車での最寄りは長坂駅になりますが、韮崎駅からならバスが出ているので、少し値段は嵩みますがそちらを使った方が良いと思います。「下教来石行き」に乗り「台ヶ原中」で降りるのですが、8時32分のバスに乗り遅れると、バスを使っての購入はほぼ不可能と思って下さい。
 北杜市民バス 北杜市外路線・市内乗り入れ民間バス路線 時刻表 - 月見里県 星見里市(山梨県 北杜市)公式サイト
 台ヶ原中 | バスマップ


 こちらは開店前から整理券を配布しており、そちらを確保した後に集合時間までに戻ってくればOKなシステム。配布開始時間は定まっていませんが、6時前後から整理券を確保している報告がTwitterに上がり始めているので、6時台の到着を目標にすると良さそうです。整理券さえ貰ってしまえば列に長い時間並んで待つ必要がないので、夏場の暑い時期や雨の時に車の中で回避することが出来るのはありがたいですね。
 駐車容量は大きいのですが、駐車場自体が店舗近くにはそれほど多くなく、少し遅く来ると5分からそれ以上歩く駐車場に誘導されることになります。この点はちょっと不便です。

 トイレに関しては、お店の方が整理券配布していない時間は「市営 台ケ原宿駐車場」へ。お店の方が出てきたら申告すれば敷地内のトイレへ案内されます。

 あとカーナビの罠があるようなのでご注意を。甲府にある「金精軒本店」へ行ってしまう例がTwitter検索をしていても何度か見られましたし、友人もそれに引っかかりまして……という事で北杜市にあるかどうかをチェックしてから目的地設定をしてほしい所です。

 下の画像は開始日2日目である6月3日に貰ったもので、人数を申告すると「整理番号/人数(ペンで記入される)」が書かれたこの用紙を渡されます。整理番号ごとに集合時間が異なっています(2枚目の画像参照)。
 整理券配布場所で人数をカウントしているので、整理券が配布されなくなったら販売終了ですが、キャンセル待ちも僅かながらありますので、目の前で終わった場合にはそれに賭けるのもありかもしれません。

 整理券はこんな形

f:id:kei-an:20180603132107j:plain

 集合時間もこんな形で掲示されています(今年のはよれよれだったのできれいな昨年の画像を使用)
f:id:kei-an:20170603081347j:plain

・韮崎店
 続いては韮崎店。車での最寄りは須玉インターチェンジですが、東京から来るなら韮崎インターチェンジで降りてきても問題ありません。
 電車での最寄りは新府駅ですが、この新府駅は七里岩の上にあるため標高差が激しく、特に帰りは登りが続くのでお勧めできません。韮崎駅から出ているバス「韮崎・増富温泉郷線」の「ゆーぷる韮崎」で降りるのが良いと思います。
 ゆーぷる韮崎 | バスマップ

 トイレについて、店員さんがいない間は「道の駅にらさき」まで行く必要があります。店員さんが来た後は店員さん尋ねてください。

 こちらはレジで会計したらその場で待って受け取るシステム。という事で販売開始時間まで行列で並び続ける必要があります。ただしこちらは周辺の駐車場が台ヶ原店に比べて近い点がメリット。しかし仮店舗故に駐車容量が以前よりは少なく感じたので、タイミングによっては近場に停めるのが難しいかも。
 またロードバイク用のスタンドも用意されているので、ロードバイクで来るならこちらがおすすめになるかも。甲府盆地から向かう時、台ヶ原店に比べれば上りはそこまで長くないですし。


 水信玄餅が目的の人が多いでしょうけど、他にも美味しいものが揃っているのでそちらをお土産にどうぞ。
 特におすすめなのが「極上生信玄餅」「大吟醸粕てら」、前者は柔らかいお餅が信玄餅のイメージを一新させてくれるはず。後者は真っ白で風味豊かなしっとりとしたカステラで、こちらもカステラの新世界を感じることが出来るでしょう。
 あと昨年Twitterで話題になった「琥珀糖ミント」、季節ものなのでサイトには掲載されていませんが、その鮮やかな見た目と予想外の食感、そして爽やかなミントの風味がたまりません。発売日が分かり次第、追記させていただきますね。(6月下旬から発売されています
 下の画像は水信玄餅を入れる器に特別に入れていただいた時のものです。

f:id:kei-an:20160903084914j:plain

 Twitterで検索かけてみると揺らす動画を撮るためにお盆ごと揺らしている人を多く見かけますが、お茶がこぼしてしまっている事が……水信玄餅が入った船の端を持って揺らすと良いですよー。

 水信玄餅は水を食べる和菓子という事で、味はもちろん五感を使って食べる和菓子です。ややハードルは高くなりつつありますが、ぜひ一度食べてみていただきたいと思います。




・周辺スポット
 前回の記事の転載+αです

 台ヶ原店・韮崎店からは少し遠いですが、「ほったらかし温泉」の朝風呂を浴びてから来るのも良い選択かと。前乗りするなら「ほったらかしキャンプ場」を使うのも良さそうです。

 台ヶ原店の近場ならまずは斜向かいにある「【七賢】山梨銘醸株式会社」は忘れちゃいけないです。その山梨銘醸さんの向かいにある「台ケ原珈琲」、本来10時から営業開始なのですが、水信玄餅の時期には7時半から営業開始という記事がありました……今日行った時は気付かなかったのですが、今年も早朝営業をやって下さっているなら、待ち時間の選択肢が1つ増えそうですね。

 国道20号で長野方面に向かうなら「道の駅 はくしゅう」で名水を汲みつつ地産品のおみやげを探すのも良いですし、飲まない見学コースがあるとはいえ車の人には厳しい「白州蒸溜所」もおすすめスポット。またアイスの試食も楽しめる「シャトレーゼの工場見学」ですが、今年7月以降は予約が必要となったので、行こうとするなら注意すべき変更点ですね。

 韮崎店(仮店舗)周辺では徒歩圏内の「道の駅にらさき」でお土産が買えますし、道を挟んだ反対側の「ゆーぷるにらさき」で入浴すれば、長旅の疲れが取れるかも。韮崎駅方面に戻る途中にある「韮崎むぎとろ」さんは、美味しい麦とろご飯が食べられるお店です。

 台ヶ原店・韮崎店ともに清里が近いですし、これからの暑い季節は避暑地に行くのも良いですよね。その清里はおすすめの食べ物屋がたくさんあります。山梨では珍しい関西風うなぎの「森のやまびこ (食べログ)」や、鶏が美味しい「中村農場」、カレーなら「ロック」「ヴィラ・アフガン (食べログ)」。これからの季節にぴったりな「清泉寮ジャージーハット」のソフトクリームも。

 今年は暑かったため、南アルプス市などで出来る「さくらんぼ狩り」は6月下旬には厳しそう……6月下旬以降に来る場合には対応してくれる所を下調べしてから行った方が良いです。夏休みに入ったあたりからは甲州市方面を中心に「桃狩り(7月~8月中旬)」「ぶどう狩り(8月~9月)」がピークとなるので、果樹王国の豊富なフルーツも堪能していただければと思います。


 質問等は答えられる範囲で答えますので、ここのコメント欄かTwitterの@kei_anまでよろしくお願いします。

 今年もみなさまが水信玄餅と山梨を存分に堪能出来ることを願っております。

「アイドルマスター SideM×山梨 第3弾」を楽しむためのしおり的なエントリ


 予告されていた「アイドルマスター SideM×山梨」の第3弾、ようやく発表されました。2016年の第1弾、2017年の第2弾のときには多くの方に山梨まで視察に来ていただけたようで、ただの1ファンではありますが梨っ子の私はとても嬉しく感じておりました。今回の第3弾は過去2回と違って夏の開催……山梨の夏は厳しいです、本当に厳しいのです。ですので天候的な注意点も交えつつ、過去にも書いたガイド的なエントリをまたまとめてみました。第1弾・第2弾のときと内容が重なる部分もありますが、このエントリだけで今年のイベントをカバー出来るようにという事ですのでご了承いただきたいです。

 アイドルたちの視察のために山梨まで来て下さる方々の参考になれば幸いですが……タイトルが「ゆるくないスタンプラリー by ゆるキャン△」のときとほぼ一緒ですって?気にしちゃ負けです。なんかこの言葉の響きが気に入っちゃったのです、お許しくださいm(_ _)m


 さて今年の開催は6月29日~7月29日ですが、甲府の最高気温ランキングを見てみましょう

 ……過去の例ではあるのですが、イベント期間の日付がかなり多く並んでいますから、暑さ慣れしている山梨県民でもやられかねない「38℃超」の日に当たる可能性があるのです。なので天気予報などで充分に情報収集をし、該当の日に当たりそうな時の服装には特に気をつけてほしいです。帽子・日傘などで暑さ避けをしつつ、出来るプロデューサーな出で立ちで来ていただければと思います。水分補給もお忘れなく。


 「SideM×山梨」第3弾は、4つのイベント・3つのキャンペーンが企画されているようです

【イベント】 https://www.imas-yamanashi.com/2018/event/
 (1) 315プロダクションご一行様 山梨視察バスツアー2018
 (2) ほっぺちゃん&シュシュ先行販売(@サン宝石イオンモール甲府昭和店)
 (3) コラボグッズ展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)
 (4) 第1〜2弾ポスター展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)

【キャンペーン】 https://www.imas-yamanashi.com/2018/campaign/
 (1) 大型広告キャンペーン(@山梨文化会館)
 (2) ポスターキャンペーン 
 (3) Twitterリツイートキャンペーン

 詳しくは貼ってあるURLに飛んで確認していただきたいのですが、目新しいのはイベントの(2)ですかね。後は前回のイベント・キャンペーンを踏襲していますがどれもパワーアップしている感じです。では1つ1つ見ていきますが、説明の関係で上で書いた順とは少し入れ替えて解説していきます。


・ポスターキャンペーン https://www.imas-yamanashi.com/2018/campaign/2/

 視察の目玉であるのがポスターキャンペーン。各アイドルの活動を見に行くことが出来るわけですが、今回は10箇所14人。活動場所が山梨県内の広範囲に渡っているだけに、1日で見て回るなら綿密な計画が必要そうですし、2日かけてもゆっくり見て回るのは厳しいかもしれません。とはいえ、どこもアイドルを受け入れて活動させていただいているだけに、なんとか全箇所巡っていただきたい。ゆっくり見て回るのはまた来た機会でも良いわけですから!

 上述のURLでの情報を見ると、一部の掲示場所では定休日でも見られるように対応してくれるそうですが、火曜日と木曜日は全回収が出来ない可能性があります。


 今回は山梨県立科学館が無くなったので、甲府駅周辺はだいぶ回りやすくなりました。上のURLの中にも書かれているレンタサイクル( 甲府市/レンタサイクルで甲府を巡ろう!! )を使えば、甲府市内5箇所は容易に回ることが出来ます。「印伝の山本」さんは南甲府駅が最寄りではありますが、南甲府駅がある身延線は本数が「と て も」少ないので、レンタサイクルやタクシーを使った方が良いと思います。

 またサン宝石があるイオンモール甲府昭和は身延線常永駅が最寄りですが、甲府駅からシャトルバス( イオンモール甲府昭和公式ホームページ :: バスのアクセス )が出ているのでこちらをお勧めします。片道210円で駅からの歩きも無しと楽ちんです。

 甲府市の5箇所+イオンモール甲府昭和を除いた残り4箇所「金精軒本店」「金精軒韮崎店(仮店舗)」「道の駅はくしゅう」に今年はじめて加わった「コーナーポケット」で、今年も難所となるでしょう。バスの路線もないことはないのですが、本数が少なく動きが制限されてしまいます。
 場所自体は難しくはないので甲府駅周辺からレンタカーを借りるのもありですし、昨年視察に来てくださった幸宮チノさんがしたように「タクシー時間貸」という選択肢もありでしょう。ただどちらもそれなりの費用がかかるので、複数人で一緒に行って費用を抑えたいですね。

 とはいえ休みが合う仲間がいなかったりする場合もありますよね。そんな方には公式のバスツアーがおすすめです。


・315プロダクションご一行様 山梨視察バスツアー2018 https://www.imas-yamanashi.com/2018/event/1/

 昨年もあった視察バスツアーが今年も開催、しかも今年は1泊2日ですよ。甲府駅至近の3箇所を除いた7箇所を巡ってくれますし、「まちなかヴァンフォーレプラザ」「山梨ジュエリーミュージアム」「山梨県立図書館」は集合場所や宿泊施設から近い場所とQ&Aに書いてありますから、10箇所をすべてを見ることが出来るツアーになっているわけですよ。
 バスツアー自体には通常は出来ない製造工場視察や、アニメ中に出てきた旅館巡りも入っているようなので、またとない経験ができると思います。ただバスツアーと水信玄餅の両立は出来なさそうなので、バスツアーに参加したのであれば、水信玄餅はまた別の機会に……ですね。

 その水信玄餅、6月2日解禁で9月いっぱいの土日のみ提供です(土日に重ならない祝日は提供なし)。水信玄餅については今年の提供が始まったら別にエントリを作りますので、食べたい方はそちらを参考にいただければと思います。(追記)エントリ作りました。




・ほっぺちゃん&シュシュ先行販売(@サン宝石イオンモール甲府昭和店) https://www.imas-yamanashi.com/2018/event/2/

 これまでは通販での販売が主だったコラボ商品ですが、実店舗での先行販売が行われます。7月14日~16日の3連休にポスターキャンペーンもやっている「サン宝石 イオンモール甲府昭和店」にて開催です。こちらは先行販売であって、受注生産がありますから無理に来る必要はありません。とはいえ特典の名刺ほしいですよね……自分もほしい。3日間別に在庫が用意してあるので、初日で全部なくなるという事はなさそうですが、ほっぺちゃんは手作りなので、どこまでの数を作れるのかしら……サン宝石さん、頑張ってください。


・コラボグッズ展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)
・第1〜2弾ポスター展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)
・大型広告キャンペーン(@山梨文化会館)
Twitterリツイートキャンペーン

 この4つは昨年までと一緒ですね。コラボグッズ展示会が「山梨県庁舎防災新館」ではなくなったのが違いですかね。展示系が1箇所に集まって見やすくなりました。



 公開されたキャンペーン・イベント絡みの話はここまで。ここからはイベント以外のことです


・コラボ情報掲載紙について
 山梨日日新聞にコラボ関連の記事が載ることがありますが、数は少ないですが新宿駅の特急ホームで取扱があります。また新橋駅近くには東京支社があるので、そちらでも買う事ができます(とても変な建物です)。それらを逃した場合でも送付サービスがあります、買いに行くことが出来ない方はそちらを利用してみてください。
 あとオススメなのが「記念日新聞」、欲しい記事の部分をラミネート加工して送付してくれるというものなので、大切に保管しておきたい記事はこちらを利用するのが良いでしょう。


・食について
 甲府駅周辺のお店は意外と早仕舞いなので注意が必要です。

 まずは食ですが、駅周辺から甲府市役所・アニメイト付近までのオススメを挙げてみると……
ほうとう」では「小作(駅の南口・北口ともにあり)」「ちよだ
「鳥もつ煮」は「奥藤(そば店)」「とんかつ力
 アニメイトが入居しているKoKori近くにある「寺崎COFFEE」は一休みにぴったり。レモンパンがオススメな「丸十パン」は朝6時半から開いているので、軽い朝食にちょうど良いと思います。最近南口にも出来て北口・南口どちらにも店舗を構える「丸政」は、小淵沢駅で評判の駅そばが手軽に食べられるお店。東京進出も果たした「ジョイアル」のカレーは食べやすいスパイシーさで人気です。
 宿泊する方で居酒屋系を希望する方には……地元の人向けにはなりますが南口なら「丸八焼鳥店」、北口なら食べ物メニューがやきとり系・漬物・野菜サラダのみという信念を感じる「焼鳥 鳥玄」が良いですね。日付が変わっても営業している「生そば きり」もおすすめ。

 今回からポスター掲示場所となった「コーナーポケット」さんにも美味しいパンがいろいろありますが、期間限定で販売されるクワガタパンは見た目がクワガタそのままという面白いパン。ちょっと大きめなので2人で分けるぐらいで良いかもしれません。下の画像は昨年2017年のものです。

 金精軒から少し離れますが、黄金自然薯を使ったとろろに、しゃもじに乗せて秘伝のみそを焼く焼きみそがある「韮崎むぎとろ」も良いですね。

 「道の駅はくしゅう」まで車で行くなら、国道20号をさらに長野側に走らせた所に「シャトレーゼ白州工場」「サントリー白州蒸溜所」があります。シャトレーゼはアイスクリーム製造メーカー、7月1日から見学に予約が必要となったので、行くなら忘れずに予約を。白州と言えばウイスキー、色々な見学コースがあるのでサイトの方でご確認を。こちらも予約が必要。これらの工場見学スポット、夏に観光客が多く訪れる地域にあるので、早めに動かないと良い時間の予約が取れないので、これらを予定に組むなら急いで相談することをおすすめします。



・宿について
 安い所から高い所まで幅広くあります。コラボしている場所が多い駅周辺なら1人でも受け入れてくれる宿は多数ありますしし、2人以上でちょっと良い旅を演出したいなら湯村温泉まで足を伸ばし「常盤ホテル」「甲府富士屋ホテル」等も選択肢に入れてみても良いかもしれません。


・移動について
 山梨への交通の便は良くありません。関東から山梨への公共交通機関はほぼ新宿が起点となるので、関東以北の人はまず新宿に来て、そこから考えるのが基本となるでしょう。
 新宿駅(一部東京駅)からなら特急一本で来られます。特急始発の7時新宿発のあずさで8時28分着予定。7時半新宿発のあずさで9時07分着予定。レンタサイクルの開始が9時なのでちょうど良いのがこの7時台の2本です。特急なので少しお高くなるんじゃ……という方にはあずさ回数券がオススメ。片道4130円が2880円と大幅な割引となりますし、鈍行のみの2270円との差額約600円程度で移動時間が1時間近く短くなり、指定席なので確実に座れ、しかも乗り換え無しという楽ちんさ。あずさ回数券を使わないのは勿体無いです。6枚綴りなので3人なら問題なく使えますし、金券ショップなら2800円台から売っています(その切符を使って駅の端末で予約ができます)。えきねっと予約の「トクだ値」ならあずさ回数券と同等な金額かそれ以下(平日)で1人から乗れますが、売り切れてしまう可能性があるので注意です。

 高速バスもありますが始発が7時05分で甲府駅バスターミナル9時15分着。平日なら問題なさそうですが、土日は行楽渋滞に巻き込まれる可能性があるので、おすすめしにくいです。



 西側(東海以西)からは直通のJRは無いです。ですので新幹線で富士駅乗り換えからの身延線や松本・塩尻からの中央線が基本パターンになると思いますが、体に自信がある関西方面の方なら深夜バスの利用もありでしょう。宿代の節約になりつつも、朝から活動が出来ますので1日をより長く使えます。安いのはWILLERですが、到着時間が早すぎて少し困ってしまうかも。近鉄バス山梨交通のクリスタルライナーなら7時少し前到着なので悪くない選択だと思います。ただ高速バスは寝られるか寝られないかで、体の負担が大きく変わりますし、クリスタルライナーはWILLERに比べると快適度は落ちるので、慣れていない方は要注意かも。

 大阪→甲府 夜行バス 大阪 甲府 最安値情報 | 夜行バス比較なび

 甲府→大阪 夜行バス 甲府 大阪 最安値情報 | 夜行バス比較なび

 時刻表付きの深夜バスデータがあるのでまずはそちらをお読みください。
 WILLERで来る場合、甲府駅到着が朝5時前(時刻表通りだと4時ジャスト)になりますが、その時間で開いているお店はコンビニぐらい。ファミレスも一番近いジョナサン甲府駅南店が5時45分開店なので、少し待たされる事になります。WILLERで帰る場合、甲府駅出発が25時20分。こちらはジョナサン甲府駅南店が26時まで開いているので、そこで凌げなくはないですが、ちょっと時間が開いてしまいますね。
 一方のクリスタルライナーは夜行便に加え昼行便もあります。ですので金曜日に休みを取って前日入り、宿泊を経て土曜日にバスツアーを使って回るという事が出来ます。上述の「常盤ホテル」「甲府富士屋ホテル」は停留所も近いので、バスを降りてすぐにチェックインも可能です。また金曜日夜行便で土曜朝甲府到着から土曜日夜行便で甲府発の弾丸ツアーも出来ます。また金曜日夜行便から土曜日宿泊し、日曜日の昼行便or夜行便で帰るゆったりツアーも出来ます。


 車での移動がメインな土地なので、車で来る選択もあり……というかkルマがあるなら推奨ですね。
 関東方面から車で来るのであれば、中央道の渋滞ポイントである小仏トンネル(東京・神奈川間)を早い時間に抜けておかないと、予定が大幅に狂う可能性がありますのでご注意ください。早めに来てSAや道の駅などで軽く休んでおくことをおすすめします。後述の「ほったらかし温泉」に入って休むのも良いですね。
 名古屋方面から来るのであれば、新東名高速道路を利用した静岡側からの北上するのが運転は楽ですが、金精軒があるのは中央道沿い……ルート設定次第ではカーブとアップダウンが多い中央道を使う必要が出てきそうです。

 車で甲府市中心部を回る時ですが、20分~30分単位で100円がほとんどで、視察だけならそこまで料金が嵩むことはないでしょう。また何度も有料駐車場を出し入れするのが面倒であれば、上限有りの駐車場に停めてレンタサイクル・公共交通機関で回るのも良いでしょう。駅周辺は12時間上限・24時間上限の駐車場が混在していますが、視察目的なら12時間上限の駐車場でも十分だと思います。
 甲府駅周辺駐車場検索サイト「どけえとめっか」



・お土産について
 今回も参加してくださる「金精軒」さんでは、賞味期限が短いですが「極上生信玄餅」がオススメ。信玄餅のイメージが変わると思います。あと「大吟醸粕てら」は自分がお土産で使う定番品。しっとりとして真っ白で、カステラのイメージが大きく変わると思います。

 フルーツなども色々ありますが、重くなるので送付がベターかな。車で来たならそのまま持ち帰れると思います。

 工芸品では「印伝の山本」さんを始めとした「甲州印伝」。また甲府市周辺は宝石加工でも有名なので、ジュエリー関係のお店を覗いているのも良いかも。

 今回もリツイートキャンペーンで当たる品を提供している甲府駅北口にある「サドヤ」さん。ワイナリーなのでアルコールは色々ありますし、キャンペーンで当たるぶどうジュースなら、アルコールが苦手な人でもお土産とする事ができます。



・服装について
 最初の方でも書きましたが、山梨は想像以上に暑いです。風通しの良い服や、帽子・日傘などの日光対策は必須。日焼け止めも忘れずに。ハンカチでは汗を拭うのが追いつかない可能性があるので、タオルを持ち歩いても良いかも。輝くアイドルの活動を視察に行くわけですから、タオルで拭う姿の方がPとしてお似合いかもしれませんしね。

・その他諸々
 車があれば「ほったらかし温泉」が選択肢の1つ。日の出前から営業開始(6月・7月は4時頃開場)しているので、日の出を拝んで朝ごはんを食べてからコラボ場所を巡るのも良いでしょうし、コラボ巡りを終えて汗を流してつつ、時間をずらして帰宅ラッシュ渋滞を避ける戦略もありでしょう。

 イベント期間と重なるのが1週間ほどしかありませんが、金精軒韮崎店・コーナーポケットの近くで7月21日から行われる「北杜市明野サンフラワーフェス2018」は超オススメ。映画などの撮影でも使われる約60万本のひまわり畑は圧巻です。

 花火大会も色々あります。もしお時間があれば立ち寄ってみてください。




 昨年の記事とほぼ同じ部分もありますが、とりあえず思いついた事を並べてみました。聞いてみたい事、他に書いてほしい事があればここのコメント欄に書き込んだり、Twitterけいあん (@kei_an) までReplyしたりDM(非フォロー者からも開放中)したりしてください。

 視察に来たプロデューサーの皆様方が山梨で過ごす時間が楽しくなりますように。

ぷちぐるラブライブ!を進めています

 ちょっと私生活の方で重めの出来事があり、時間を連続で長く取れないため、軽めのエントリで調子を整えておきます

 で、話題は「ぷちぐるラブライブ!」です。いやー、今までやってきたスマホのは
 ・アプリ彼女 (2013/05/01~2015/04/30)
 ・車なごコレクション (2014/12/04~2017/01/31)
と、「聞いたこと無いよ」と言われることばかりだったので、すっごくメジャーなタイトルをやっている感があります。

 先程、初イベントが終わりましたが、他者と競うわけでもなく黙々とミッションをこなすだけなので、とても性分にあっていました。まあちゃんと完走まではやりましたが、どのブロックも1日で終わる程度の量で軽いイベントだったのも助かりました。

 で、メインとなる通常ミッションも、今やっている「Snow halation」「HAPPY PARTY TRAIN」の両方ともが完走してしまっているんですけど……後半のミッションがかなり戦略的になっていたのが良かった点ですね。アイテム使えば楽勝なんでしょうけど、使わずともクリアできるギリギリのハードルなのも挑戦欲をそそりました。
 何人かが詰まっているのを見ましたが、条件に応じて適切にキャラを選ぶのがクリアへの近道ですが、それはあくまで近道であり、腕があれば相性依存度が高いミッション以外はクリアできてしまうんですよ。だからガチャ依存度も低くて……ちょっと運営的に大丈夫かなとか思ってしまいますよ。

 しばらくはぷちぐるで遊ぶと思います。困ったことがあったら聞いてください。状況を聞いてアドバイスできるのではないかと。

ゆるくないスタンプラリー+α を楽しむための旅のしおり的なやつ

【追記】「栄昇堂」は売り切れ時間について、あと6巻登場の「純手打ちそば處藤義」についてちょっと書き足してあります。


  無駄に本気を出している「公益社団法人やまなし観光推進機構」の記事も話題になった、山梨を舞台にした作品「ゆるキャン△」。その作品の舞台を使ったスタンプラリーが開催されることになりました。その名も「ゆるくないスタンプラリー」

2018.04.18:4月21日(土)よりご当地山梨で聖地をめぐる「ゆるくないスタンプラリー」開催  News|TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト

 「ゆるくない」ってわざわざ付けていますが、本当にゆるくないこのイベント。スタンプラリーの情報が出る前から、遠方の友人の案内を何度かしていたこの私ですが、当然今回も声がかけられましてですね……3人を連れて回ってきました。そんな私の体験談と、梨っ子の私が知っているスタンプラリースポット以外のおすすめなども交えながら、スタンプラリーの進め方を語ってみようというのがこのエントリです。


 今回のスタンプラリー、車・バイクがあれば比較的楽ではありますが、何台もの車で行くのは駐車場のキャパシティ的にも、道路事情的にもよろしくないので、出来れば知り合いを誘い乗り合いで巡る事をおすすめします。
 車・バイクがあれば巡るだけなら6時間ほどで全てのスポットを巡れます。そこに買い物スポット・観光案内所等は10分~15分/1箇所、観光スポットは1時間~/1箇所の追加を考えて貰えれば良いと思います。
 車・バイクがない人向けの記事は他の人に任せます!今回は車・バイクが有る人向けの話が中心です。レンタカーに関しては身延周辺に無いので、甲府盆地甲府駅or山梨市駅)もしくは富士宮市で借りるのが良いと思います。


 まずスタンプラリーのスポットを大まかに4グループに分けましょう。コースの後の括弧()内はスタンプ絵柄、スポットの後ろの括弧【】内はスタンディのキャラです


 なぜスタンプとスタンディのキャラクターを一致させていないのか!という疑問もありますが、スタンディは関わりのある場所においてあるので仕方ないですなー。



 それでは各スポットについて語っていきましょう。上のグループ分けでアルファベット順に。

山梨市駅
 野クルの初キャンプで降り立った駅……なのですが、現在南口を作るために駅舎の改築工事が行われていて、同じような写真を取ることが不可能になってしまっています。1月ならまだこれぐらいは見えたんですけどね……

f:id:kei-an:20180126141712j:plain
 下の写真は作成中の南口工事現場を駅構内から
f:id:kei-an:20180421060254j:plain
 送迎者用の無料駐車場がありますが、キャパシティは大きくないので、スタンプラリーのQRコードを読み込んだらささっと退散しましょう。場所は改札を出て正面。山梨市観光協会さんの画像がとても参考になるので、こちらを見ていただければよいかと。掲示場所がこの位置なので、24時間いつでもスタンプを押せるのがありがたいですね。


笛吹川フルーツ公園 http://fuefukigawafp.co.jp/
 なでしこが眺望の良さに喜び、野クル3人でスイーツを食べ、なでしこがリンちゃんの為に夜景を撮った所……そんな印象深いフルーツ公園では3箇所でポスターが張ってあります。こちらも山梨市観光協会さんの発言が参考になります。

 ①は24時間スタンプが取れます。着いてなでしこが感動している間に、他2人がへばっていた広場の目の前にあります。
 ②は野クル3人がスイーツを食べた場所で、大垣千明ちゃんのスタンディや展示物があります。営業時間は10:00~17:00(土日は~18:00  ラストオーダーはともに30分前)なので、スタンディを撮るなら営業時間内に行く必要があります。
 ③はなでしこが夜景を撮ったスポットですが「恋人の聖地」なんて場所があるので、夜に行くのはちょっと勇気が必要な場所かも。
 ちなみに③のフルーツセンター付近では、持ち込みなし(持ち込み禁止です)でBBQが出来ますので、食事をしながら風景を楽しむことが出来ます(風香亭 笛吹フルーツパーク内のバーベキューセンター)。風香亭さんは本来昼のみの営業ですが、以前は100人以上なら貸切で夜営業もやってもらえたのです……今でも貸切なら夜営業してもらえるのかなぁ?なでしこがリンちゃんに見せたあの夜景を見ながらのバーベキュー、最高だったのですよ。



ほったらかし温泉 http://www.hottarakashi-onsen.com/
 言わずとしれた「ほっとけや温泉」、早朝にスタンプを見に行った時には看板裏に貼ってあったのですが、流石にわかりにくかったから移動されたようです。これも山梨市観光協会さんの引用で。

 この看板の裏にあったんですよ、最初は。探す人も続出しますって。
 ほったらかし温泉は朝4時半から営業、5月~7月になると朝4時から営業。日の出の約1時間前から営業開始することによって、お風呂に浸かりながら日の出を迎えられる贅沢体験が楽しるのです。しかし……「温玉揚げ」を扱う「軽食スタンド桃太郎」が9時半頃のオープンなので、日の出入浴だと「温玉揚げ」が食べられないんですよね。夜に来て夜景を見た後、温玉揚げってのもありですが、おしりに根が生えて帰れなくなる危険性が……

 Aグループ(山梨市周辺)のスポットは、ほったらかし温泉が4:00 or 4:30~22:00、それ以外の2箇所が24時間対応なので、比較的自由度が高いのが強みですね。朝早く来て回ってしまうのも良し、他のスポットを終えた後に東京方面へ帰る前に立ち寄るも良しです。ただ大垣千明のスタンディはオーチャードカフェ営業時間内に来る必要があるので、そこだけは注意です。



 さてここからはAグループ周辺のスタンプラリー以外のおすすめスポットをご紹介。

・万力公園 ふれあい動物広場 http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/fureai.html
 動物が40種ほど生活しています。月曜定休で入場無料です。アライグマくんがとても可愛いです。


・デリーベイ
 家から30分近くかかるのですが、定期的に通ってしまう個人的に山梨で一番オススメのカレー店。源流は柏市ボンベイですが、オリジナルのメニューも作っていますし、辛さによって別の旨味も見えてくるので、様々なメニューを様々な辛さで楽しんで欲しいお店です。感じ方に差はあるでしょうけど、中辛でも辛い方だと思うので、初めてで辛さ耐性に自信の無い方は中辛以下を頼んだ方が良いと思います。

 さらなる問題として……営業時間が11時半から3時間しか無いこと(ラストオーダー14時半)。しかも不定休で行ったら休みということもしばしばあるんです。
 あ、カレー以外で言い忘れた。玉葱ピクルスはカレーの味を引き立てるだけでなく、そのまま食べてもめちゃ美味しいので、追加で頼む人もいるぐらいです。メニューはこんな感じ。

f:id:kei-an:20180305112443j:plain
デリーベイカレー 辛口。野菜たっぷりなのです。

f:id:kei-an:20171227112331j:plain


・展望 星屑レストラン ガイア http://www.gaia-fruits.net
 オーチャードカフェが入っているのは「くだもの広場」、その近くにある気球の上部のような形の「くだもの工房」の3階にあるレストランです。食べる所からの景色はこんな感じ。この画像のスペースはMV撮影にも使われているので、見たことある人も結構いるのでは。

f:id:kei-an:20130917120459j:plain

 「フルーツ公園 MV」で検索すれば色々なMVで使われているのが出てくると思います。




・浩庵キャンプ場 http://kouan-motosuko.com
 ゆるキャン△はじまりの地である浩庵キャンプ場。普段から混み合うキャンプ場ですが、予約なしの早いもの勝ちな場所取りなので、朝8時の開店時間は手前の交差点までも繋がりかねない大渋滞が起きます。お話を伺った所によると、2016年~あたりからのキャンプブームにゆるキャン△がさらなる追い風となっているとの事でした。
 受付となる建物の中では食事も出来ますし(やまぶどうジュースおすすめ)、スタッフさんの作ったキャンプをイメージしたコーナーや、イメージしたミニチュアなんかもあって嬉しい気分になれます。交流用ノートにたまにスタッフさんが書いているのですが、最終回直後の書き込みは必見です。ぜひ現地に行って直接見ていただきたいですよ。
f:id:kei-an:20180308083216j:plain

f:id:kei-an:20180405134821j:plain



・四尾連湖 水明荘 http://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/
 なでリンの2人キャンプが尊かった四尾連湖。湖畔には2つの施設がありますが、アニメで出てきた水明荘は、湖畔へ降りる道を右に行った方です。ただアニメ同様に車で行くのは、離合困難な道になっているのでおすすめできません。水明荘さんの発言のように第2駐車場に止め、歩いて湖畔に行くのが良いです。スタンプラリー最初の週末は、誘導員が立っていましたが、平日の際は自己申告で施設まで支払いに行く必要があります。
 また県道終点の駐車場までは私有地ではないですが、四尾連湖周辺は私有地ですのでご注意ください。

 四尾連湖を1周すると20分ぐらい、ゆっくり舞台を見て回ると1時間ぐらいはかかると思います。季節によって見せる艶やかさが違っているので、気になった時に行ってみるのもありですね。本来ならこのスタンプラリーの開始タイミング(4月中旬~下旬)で桜が咲くという感じなのですが、今年はすでに散ってしまった後なのが残念でした。作中では紅葉が綺麗と言われていましたが、管理人さんから桜の季節も猛プッシュを受けていたのですよ。桜が咲いていたタイミングでの写真はこんな感じ。

f:id:kei-an:20180412072936j:plain

f:id:kei-an:20180412073746j:plain
 四尾連湖と言えばチャイ、アニメでも出てきた山荘の方でいただけます。中で飲むのも趣がありますし、桜姉さんのようにテラス席で飲むのも良いですね。山荘の中ではおうちでチャイが作れるスパイスも用意されていますので、おうちで四尾連湖気分を味わうことも出来ます。
 そういえば山荘の方には様々なショップカードが置かれているのですが、後ほど紹介するお店のカードもあってビックリしました。そのお店の話から管理人さんと話が大盛り上がりしたりもしましたよー。

 四尾連湖周辺の電波状況ですが、山荘の方でも厳しいですが、対岸にあるキャンプサイトだとドコモ以外は繋がらないと思って間違いないです。ネット接続が必要なスタンプラリーどうするんだ……と思われるでしょうけど、水明荘さんがWifiを用意してくださっていますので、そちらをご利用ください。



 残りのC・Dはまとめて、適当な順番で紹介していきます。

・セルバみのぶ店 
 犬山あおいのバイト先である「ゼブラ」の元となっているセルバみのぶ店。地元密着のスーパーなのですが、土日は県外ナンバーが多かったですね。隣には大垣千明がバイトしている酒屋(跡地)があります。入口にハッピーグルメ弁当でお馴染みの弁当屋「どんどん」があるので、それを目印にするのも良いかも。

 バイトしているかと思えば寝ている犬山あおいさん。f:id:kei-an:20180421112537j:plain

 これを撮影している状況から後ろを向くとゆるキャン△グッズ売り場もあります。店内はこの画像の右下の「お願い」にある通り「売り場での撮影はご遠慮ください」との事なのでご注意を。ただ中には画像を使ったPOPなんかもあるので「作品と関係がありそうな売り場」も巡ってみると楽しいですよ。あと何故かある別作品のフィギュアとかね……あれなんなんだろうね……


 セルバみのぶ店周辺スポットのご紹介。

山梨県富士川クラフトパーク
 「道の駅 みのぶ」もある大きな公園。「富士川・切り絵の森美術館」以外は入場無料で楽しめます。BBQも出来ますし、ちょうどスタンプラリー開催期間後半にはバラまつりが開催されますので、ちょっとした寄り道・休息に良い場所です。しかし切り絵が凄かったですよ……一見の価値ありです。



・栄昇堂 http://minobu-shokokai.jp/entry.html?id=26145
 「みのぶまんじゅう」を扱う店はいくつかありますが、作中に出てきたのは身延駅前「しょうにん通り商店街」にある「栄昇堂」さん。1個65円で袋入であれば何個でも対応してもらえます。作中同様お茶もいただけますね。奥の方にゆるキャン△の単行本も置かれています。
 早い日だと平日でも15時台に売り切れていることもあります。あまりゆっくり行くと買いそびれる可能性があるのでご注意を。あと公式サイトの案内にもある通り水曜が定休です。

 「しょうにん通り商店街」には無料の駐車場が2箇所用意されていますので、買い物&巡回の際にはそちらを利用しましょう。

 こちらには斉藤恵那のスタンディが置かれていますが、散歩している背景となっているのが近くの身延橋です。ただ、この河川敷に降りる階段等は無いので、舞台を見る際には怪我に注意して登り降りしてください。

f:id:kei-an:20180421083721j:plain



 栄昇堂がある身延駅周辺スポットのご紹介。

・吉田屋金物店
 なでしこが駆け寄った犬がいる金物屋さん。必ず表に出ているわけではないので、会えたらラッキーと思ってください。

・ゆたかや
 なでしこがほうとうの幟を指さしたお店。近い内に作中に出た幟画像をパッケージにしたほうとうも置かれるようですよ。

・山梨水晶
 上の谷川商事さんの発言内にもありますが、こちらでもグッズを取り扱っております。身延周辺のお土産も手軽に購入出来るので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

・竹炭
 竹の有効活用として作られている竹炭は身延の新しい産業になりつつありますが、
身延駅前から県道9号を南下し、最初の登りを終えた所(和田峠)に組合のショップがあります。販売品についてはサイトの方を見ていただければ……興味があれば見てみるのも良いでしょう。 



身延山ロープウェイ身延山観光協会
 身延山日蓮宗の総本山、そのお膝元にもスタンプスポットがあります。参拝者用の無料駐車場が少しありまして、身延山観光協会に行くならそこが最寄りです。ロープウェイに行くならすぐ近くまで行ける「せいしん駐車場(最初の1時間300円 以降100円/30分)」がおすすめ。ロープウェイのすぐ下まで行けるので、長い階段を登らずに済んで楽ちんです。格好良い斜行エレベータを使えば、階段はほぼ無しでロープウェイ乗り場まで到達できます。

f:id:kei-an:20180310104910j:plain

 ロープウェイのQRコードに関して、当初は麓の「久遠寺駅」には設置されていませんでしたが、後に設置されたとの情報もありました(土曜時点)。山頂の「奥之院駅」まで登ると、5巻に出てきた「苦死切りだんご」が食べられますし、身延・南部の街からは手前の山が近付ぎて見えない富士山も見えるので、ロープウェイで山頂まで登るのはおすすめしておきたい所です。

f:id:kei-an:20180421094931j:plain
 身延山ロープウェイは各所で割引券なども置かれているのですが、一押しは公式サイト上部にある「お得チケットの購入はこちら」というリンクから買えるチケット。2日前までの予約が必要となりますが、250円引きの1150円で乗れる上に「久遠寺オリジナルクリアファイル」に「お経葩(おまもり)」が頂けるという、とてもお得なチケットになっておりますので、予定が決まっている方は利用してみてください。
 下の画像のものがいただけます。

f:id:kei-an:20180421182925j:plain






・みのぶゆばの里 http://www.minobuyuba.jp/
 身延町の特産品の1つであるゆば、そのゆばの様々な商品やゆば作り体験も出来たりする直売所。作品との関係はない場所ですが、イオンモール甲府昭和で行っていた『アニメ「ゆるキャン△山梨県観光パネル展』で展示されていたパネルが飾られております。
 QRコード付きポスターは施設内と、ソフトクリームなどを売る別棟のガラスに貼ってあります。定休日には施設内のQRコードは撮れないと思いますが、別棟の方でQRコードを撮れるのかどうかはまた調べておきます。駐車場が開いていれば撮影はできる可能性があるのですが……



 身延山・ゆばの里周辺スポットのご紹介。

・園林 http://minobu-shokokai.jp/entry.html?id=25399
 「おんりん」と読むこちらのお店は、身延山久遠寺に向かう道で少し目立つ黄色い店構えが特徴的。8席程度の少し狭いお店なので、2人・3人ぐらいで伺うのが良いかと。看板メニューはカレーですが、喫茶的な利用でトーストセットなどもあるので、軽めの食事にも使えるお店です。
 下の画像は「園林オリジナルカレー」、カレールーの中に細かく残っている具が、心地よい舌触りを残してくれます。奥にあるマンゴーアチャールはちょっと辛いので扱いが難しいですが、カレーの味を引き立ててくれる名脇役です。

f:id:kei-an:20180422125513j:plain


・手打ちそば処 菊寿美
 ゆばの里の少し北側にあるお蕎麦屋さん。お蕎麦ももちろん良いのですが、身延産の曙大豆から作った自家製味噌を使った「味噌もつ丼」をいってみましょう。一緒に入っているごぼうも柔らかく煮付けられていて、ぺろりといけちゃいます。もつ煮単品やミニもつ丼もあるので、お蕎麦とセットもありですね。
 早く行けば限定15食の菊寿美プリンもいただけるかも。

f:id:kei-an:20180423120337j:plain

f:id:kei-an:20180423115750j:plain

f:id:kei-an:20180423121624j:plain

内船駅(花わらべ 南部店) 
 最後のスポットは内船駅……ですが、スタンプラリーのサイトにもある通り、QRコードが設置されているのは道を挟んで反対側の「花わらべ 南部店」です。パン・ケーキがメインですが、土産物なども含め色々な物が置いてあります。
 行ったのが初日の9時ごろだったのですが、内船駅にこんなに人がわらわらいるのか!って感じで驚きましたね。


 内船駅周辺スポットのご紹介。

・小林やきそば店 http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/eat/p3_8340.html
 地元の方々に愛されるやきそば店。10時~14時の営業時間ですが、麺切れで営業終了する日も多いぐらいの人気店で、メニューは「やきそば」「いかやきそば」「にくやきそば」「ミックスお好み焼き」、これだけで勝負するお店です。
 富士宮やきそばの源流とも言われているお店ですが、ソース焼きそばながらさっぱりしていて、2人前ぐらいは軽くいけちゃいます。卓上にあるものの中では「白い粉」がおすすめ。中身は店員さんに聞いていただくとして、焼きそばにこんなに合うんだ、という発見があると思います。

f:id:kei-an:20180310100159j:plain


・うな富士
 最寄りが内船駅って言われるんですけど……徒歩だとここまで1時間はかかります。自分が知っている中では山梨最強のうなぎ屋さんの1つです。ただ……この店構えに怯む人もいてもおかしくないです。そもそもお店だと認識できずに通り過ぎることも多々あるでしょう。
 山梨では珍しい関西風のうなぎを出してくれるお店ですが、目玉メニューはこれからの季節には出してもらえない「うなぎの洗い」ですよ。という事で四尾連湖の紅葉に合わせてきてみるのもいかがでしょう?

 そう四尾連湖で話に出たのがこちらのうなぎ屋さんでして、1時間半も距離があるようなお店のショップカードがあって不思議に思っていたんですが……話を聞いて納得しましたね。その辺まで語ってしまうのは無粋ですから、ここでは語らないですが、うなぎ自体は本当に美味しいので、是非食べていただきたいお店です。ただ結構頻繁に休むので、食べられたらラッキー程度に思っておくと良いかも。

f:id:kei-an:20180423114110j:plain




 さてさてここからが+αの部分、ある施策についてです。スタンプラリー開始当日にゆるキャン△公式Twitterでこんな発言がありました。

  スタンプラリーで来る人が増えるからなぁ……と思っていたら、現地でやっていたのは予想以上の事だったのです。

 駅のトイレに……

f:id:kei-an:20180423124526j:plain

f:id:kei-an:20180423132732j:plain

 最終回のあの場所に……

f:id:kei-an:20180423124916j:plain

f:id:kei-an:20180423124926j:plain

 校門前に

f:id:kei-an:20180423125927j:plain

 先程、駐車場として案内されていた常幸院さんの前がこれですよ。

f:id:kei-an:20180423125613j:plain

f:id:kei-an:20180423125622j:plain

 そしてこの記事 本栖高校(4月22日) | 曹洞宗 金龍山 常幸院 を読んでジーンと来ましたよね。 ありがたいとしか言えないです。自分が行った時も、住民の方とお話をして色々聞かせていただきました。是非、彼女たちが通っている本栖高校へも、舞台めぐりで行っていただきたいですね。パネルは全部で15枚あるので、歩きまわって探してみてください。


 最後の紹介スポットはこの甲斐常葉駅のとなり、下部温泉駅にあるこちらの食堂です。

・丸一食堂 http://www.minobu-donburi.jp/donburi_08.html
 下部温泉駅の目の前にあるこちらの食堂。アニメで使われたのが「波高島駅」「甲斐常葉駅」で、ちょうど間にあるこの駅は立ち寄りにくい場所ではありますが、地域の人にそして旅人に愛用されているお店なのです。

 写真は「馬鹿丼(うまか丼)」と「桜もつ煮」、山梨にいると馬肉は結構食べるのですが、鹿はあまりないんですよね。その2種の肉が楽しめる肉丼です。そして馬を使ったもつ煮である桜もつ煮も、癖は少なくとても食べやすい1品。他にも上で紹介したURL内にある「さくら丼」「ヤマメそば」なども人気とのことです。

f:id:kei-an:20180422111945j:plain

f:id:kei-an:20180422111108j:plain


 だいぶ遠いけど紹介しておいたほうが良いスポット。

・純手打ちそば處藤義
 こちらはコミック6巻に出てくるなでしこのバイト先です。

 案内するたびにこちらに寄る事になってしまっていますが^^;
 作中では身延町のように書かれていますが、お店があるのは甲府市甲斐市竜王町)の境、中央自動車道のすぐ下です。この前行った時はヒレカツを食べましたが、こちらもとても美味しかった……ゆるくないスタンプラリー開始後は舞台巡りついでに来ている人も多いようです。

f:id:kei-an:20180421172651j:plain




 さて最後にこの4グループ間での行き来の方法を書き記していきます……が、そ の 前 に!
 現在「富士芝桜まつり」が行われています。まだ花自体が咲き揃っていないため大混雑には至っていませんが、大型連休や花が満開になる時期は大混雑が予想されます。しかも朝8時からと早い時間から会場がオープンするので、8時過ぎに浩庵キャンプ場を目指そうとして大渋滞に巻き込まれるという事例が予想されます。北上してスタンプラリーに参加しようとする方は、身延線沿いの芝川町経由から国道469号を使っての山梨入りをおすすめします。南側から来て浩庵キャンプ場スタートにするのは、おすすめできないってことですね。


 A関連のルートを中心におすすめルートを掲載してみました。おすすめルートの内容ですが、括弧内は交差点の名前です。リンクにはストリートビュー画像も付けました(PCで見てください)。ただ看板が見にくい場合もあるので、助手席の人がいれば地図などで確認してもらいながら進むと良いです。国道・県道番号も記したので、それを当てにするのもありでしょう。逆ルートは各自でお願いします。

 ちょっと間が開いたのでもう1度確認、A 山梨市周辺/B 浩庵キャンプ場/C 四尾連湖 水明荘/D 身延・南部周辺 です。


A・B間(所要時間 1時間~)
 AとBの間はあまり選択肢がありません。A→Bなら「西関東道路入口 (フルーツ公園側山梨市駅側)」から国道140号を西進、「落合」を左折し県道314号、「石和温泉郷 東入口」交差点を右折した後は川沿いに、国道411号→県道310号→県道301号から「白井河原橋北」交差点を左折し国道140号に入り「白井河原橋南」で右折、「中道橋南詰」を左折し県道113号、「考古博物館東」を左折し国道358号をずっと道なりに進んで、「赤池」交差点を右折そ国道139号、「本栖」交差点を右折、県道709号の分岐が見えたら左折すれば到着です。
 逆ルートはこれを逆方向に行けばOKですが……山梨市駅付近に行くためのショートカットがあります。慣れていない人・大きめな車の人にはおすすめしませんが、かなりの短縮になるのが「石和温泉郷 東入口」交差点を直進するルート。四尾連湖へ向かう道とほぼ同等の幅で、すれ違いがやや困難な道。最後に高さ制限2.4mもありますが、運転慣れしている人・バイクの人なら大丈夫かな。無理したくない人は逆順でどうぞ。

 追加で国道だけを使っていく少し遠回りなルート。このルートを最初に書かなかったのは、混雑が多い区間だからです。あまり通りたくないんですよね、このルート……。国道140号(西関東連絡道路をずっと直進)→「向町」交差点右折で国道20号(国道140号重複区間含む)→画像の交差点左折で国道358号、これだと曲がる回数は少なくて済みますし、画像の交差点のニトリが漫画で出てきた甲府のホムセン「ツカモト」(アニメでは「甲府のホムセン」とだけ言われていました)ですので、1箇所舞台めぐりが出来ることになりますね。


A・C間(所要時間 1時間10分~)
 A→CはA→Bと途中までは一緒です。一方通行や細い道が多いので分かりやすい道を中心に案内してみます。
 A→Bルートで国道140号に入った後「中道橋南詰」を直進して国道140号を進み続けます。「大正これの下抜けた所)」で左折し突き当りの「三郷立体東」を右折、1つめの信号「三郷東橋東」を右折すると四尾連湖の看板が出始めます。看板が見える「市川大門交番西」を左折、看板を目安に右折すれば、あとは看板の案内だけで辿り着けます。
 逆ルートも逆順が楽だと思います。市川大門町内で別ルートがないこともないのですが、2~3分早くなるだけですし、分かりにくいし(ルートミス2敗済)

A・D間(所要時間 1時間~)
 A・D間を直接行く人は少ないでしょうが、A→Cでの「大正」を更に直進して道なりに進めば国道52号に出られるので、左折して国道52号を南下していってください。渋滞等がなければセルバ身延店までで約1時間、内船駅まで1時間30分弱と言った感じです。
 D→Aも国道52号・県道4号・国道140号からB→Aルートに合流する形ですが、四尾連湖か浩庵キャンプ場を経由する方が全部回るなら良いと思います。

B・C間(所要時間 1時間~) C・D間(所要時間 1時間~)
 B→Cの距離が短く走りやすいルートなら、国道300号→県道9号→県道414号→県道409号……なのですが、県道414号は離合困難な場所もありますし、車通りが少ないからかはみ出して運転してくる対向車も多いです。なので運転に自信がないなら、国道300号→国道52号→「富士川大橋西」右折から「市川公園北」を右折で、A→Cルートに合流できるのでそれをおすすめします。四尾連湖は難易度の高い南ルート(県道414号)と比較的道幅のある北ルート(県道409号)がありますが、時間に余裕があるなら北ルート1択にしてほしいぐらいです。プラス10分で安全と精神的負担軽減が図れます。逆ルートも、距離的には1番目のルートが短いのですが、時間的に余裕があるなら市川大門町の方に出ることをおすすめします。
 県道414号を使いますが、国道52号を北上後「峡南橋西詰」で右折、橋を渡って右折した後、県道43号→県道9号→県道414号と入っていくルートもあります。この峡南橋は9話冒頭で志摩リンがバイクで走っていた背景になった場所で、橋を渡って右折はそれっぽい場所の画像を使っています。またゼブラから四尾連湖に向かったのはこのルートと思われますので、原作をなぞったこのルートを行くのもありかもしれません(県道414号を通りますけどね)
 D→Cもほぼ同様ですのでここにまとめさせていただきます。

B・D間(所要時間 35分~)
 B→Dは国道300号→県道9号 or 国道52号で南下(ゼブラのみ北上)するだけ。富士川東側の身延駅周辺・内船駅に行くなら県道9号、ゼブラ・身延山・ゆばの里なら国道52号が良いでしょう。逆順も国道300号に入ることを考えれば良いだけなので楽ですね。D→Bは晴れていれば浩庵キャンプ場直前のトンネル(中之倉トンネル)を抜けた瞬間にでっかい富士山が見えてくるので、なでしこが求めていたものが見られる可能性があります。


 長いエントリになりましたが、このエントリが旅の助けになれば幸いです。何かわからないことがありましたが、コメント欄やTwitter@kei_anにReply・DMをしてもらえれば答えられる範囲でお答えしますので、気軽にお尋ねください。

珍しく映画感想 「15時17分、パリ行き」

 タイトル通りこのblogにしては珍しい映画感想です。ラブライブ!サンシャイン!!の最終話感想でも書いた「人間賛歌」、これを描く作品に私はめっぽう弱いのですよ……。この作品も日の目を浴びてこず、目標の道からは逸れてしまった主人公たちが、逸れた道で得た事を緊急時に全て活かしたという点が刺さったのですね。

 ネタバレ全開の感想を書くので、見に行きたいけどネタバレ見たくない人は一時引き返してください。ネタバレ上等、ネタバレ見た上で作品見てやるぞという人は読んでみてください。




 この作品を知ったのは本当に偶然。自分のTwitterクライアントには、無差別に情報を集めるための情報収集タブがいくつもあるのですが、「ピカデリー」という言葉の中に入ってきたのがこの作品でした。その内容は……
 「丸の内ピカデリーでは『15時17分、パリ行き』を15時17分に上映開始する回がある」
というもの。たったこれだけの情報で興味を惹かれたんですよ。公式サイトへ行ってみると地元での上映もあるぞ、さて内容は……と思って見えたのがアレク・スカラトス/スペンサー・ストーン/アンソニー・サドラーの主演3人が「当事者本人」って説明ですよ。なんだそれ。もちろん生還しているからこそ出来る事ではあるのですが、すごい試みですよ。またこれは後から知ることになるのですが、列車内でのテロ発生シーンに出演したのも当時の乗客たちでして「銃で撃たれて重傷を負った人」も「その撃たれた人の奥さん」も実際の乗客そのものなのですよ。パニックになった人も役者じゃないの。これ、知っていて見た自分は「えっえっこれ当事者なの?こんな臨場感溢れる画面を作れるの?」ってなりましたし、知らなければこの話を知って振り返った時に「本当かよ……」ってなるのが必至でしょ。「当事者本人出演」という本来なら不安要素にしかならないような事柄が、ここまで効果的なんて思わなかったんです。

 効果的という点では作品の大半を占める主人公3人を追う映像も、なのです。10歳前後であろう序盤の振り返り、そして成人付近での進路についての話、そして事件と遭遇する旅のシーンに約1時間が費やされます。テロを描いた映画と思って見に行くと3/4ほどを占めるこれらのシーンに驚かれるでしょう。しかしながら小さい頃の学校での様々なやり取り、不本意な所属先になった所で学んだこと、そして旅先での出会いによる旅程の変更などなどが最後のシーンに綺麗に集約されていき「人生の全てこの時のためのもの」という形で描かれているのです。もちろん映画ですから関係ある部分だけを掻い摘んでいるので、実際にはこの事件に関わらない時間もたくさんあったはずです。でもそんな多くの時間の中から「この時」に活かせるものがある……これらの下地があったからこその勇気ある行動だったのだ、というのが描かれたのがグッと来たのですよ。さらに旅のシーンの緩んだ状況から、テロによってその日常が一気に覆されるというメリハリにも繋がっていて、上手いなぁと関心しきりだったのです。
 最後に実際に表彰された時と地元でのパレード映像が使われていたわけですけど、本人が出演していたからこその違和感の無さと、そこで語られていた言葉の重みが増していて、エンドロールでは目頭が熱くなりっぱなしでした。そのエンドロールで出演者が本人だと気付く人も多いようで……いやあ、それも経験したかったなぁ……でも知っていたからこその驚きもあったわけでね。

 後から振り返ると綺麗に繋がっていたことが分かるだけに、2度目を見てすべてがわかった状態での感じ方の変化を楽しみたいですな。