けいあんの御触書

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女川町商店街復幸祭に行ってきた

前のエントリでやった「一日 二郎 三食」を終えたあと、
日曜日は被災地を見てくるつもりでしたが、
水曜どうでしょう」公式サイトの日記にて
女川町商店街復幸祭』について書かれているのを見つけました。

女川といったら10m超の大津波で多くの犠牲が出た町。
見てみたい町の1つでしたが、まだまだ行ける時期ではない
と判断して候補から外していたのです。 

しかしどうでしょうのサイトでは女川の人の言葉として
「野次馬でも物見遊山でも構わないから、
 今は、とにかくたくさんの人に女川に来てほしいんです。」 
こんな事が書かれていたので、お言葉に甘えてという感じで行ってきました。

当日は仙台駅近くのホテルを8時に出発、
最初のうちは「道路がちょっとうねっているなあ」ぐらいだったのですが、
自分の通行ルートでは石巻市のマンガロードのあたりで大きな変化を確認。
そして石ノ森萬画館が見えた所で「映像で見た場所だ」と思うと同時に
津波の威力を思い知るような景色が次々と飛び込んできました。 

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石ノ森萬画館付近で写真撮影をしたあと、女川の方へと向かいましたが

更地 or 1階部分が封鎖な建物が多く、また看板の支柱なども
大きな力を加えられて曲がっている物が多数と、
津波の威力を思い知らされながら運転していきました。
色々な津波の爪痕を見ている中でコンビニを見てホッとした自分に気づきました。
帰る途中のニコ生で「コンビニが日常の象徴」というコメントを
貰ったのですが、「ああ、そういう事だったのかー 」と実感しましたね。

「復幸祭 駐車場 ○○km」という看板が出始めて
いよいよ現地か……と思って身構えていましたが、
小さな丘を越えた所で見えた光景は衝撃的でした。
「まだ0にもなっていない、マイナスな状態」が率直な感想でした。

誘導係の案内で女川町立第二小学校に駐車して会場へ。
開会直後でしたがさんま2000尾無料配布などで列が出来ていました。
ホタテ焼きもリーズナブルな値段。
しかし前日の二郎の影響で、おなかが食べ物の進入を拒否
現地の品が食べられなかったのはちょっと心残りでした。
しかし「onagawa fish」や「タオル」などの
なかなか手に入らないものを色々とゲットしてきました。

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イベントステージの方も見ていましたが、最後の
「藤村・嬉野(水曜どうでしょう)トークLIVE 女川をキャンプ地とする !!」は
立ち見も出る大盛況、面白い話が聞けました。

実際に被災地を見られたこと、被災者の方と話が出来たこと、 
どちらもかけがえのない経験になりました。

帰りの道中で女川の町をust録画してみたので
女川の現状を知りたい方はぜひご覧下さい。
録画当初は配信コンソールが、終盤は回線の影響でぶつ切れですが
現場の状況が感じ取れるのではないかと思い公開します。

http://www.ustream.tv/recorded/21187372