けいあんの御触書

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広がるラブライブ!Project

 雑誌から先行して発表された2015年2月26日の「助けて、ラブライブ!」のキービジュアルから3年。昨日2月25日が「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~(以下 0to1)」から1年と、節目が重なったサンシャイン!!。アニメ1期と「0to1」は皆のスタート位置を揃える為(参考)とこのblogで持論を発していましたが、そこからも1年経ったわけですよ。サンシャイン!!のProject開始から3年が経ったという事で2年ぶりに振り返りをしてみようかと思います。冬コミで発行した同人誌「How to follow from zero to the future.」内の「切り開いたμ's広げたAqours」から文章を引用・再構成しつつ、ラブライブ!Project全体の話として進めていこうと思います。


 「サンライズ×ランティス×電撃G's magazine」という枠組みで始まったラブライブ!サンライズが映像、ランティスが音楽、そして電撃G's magazineが誌上企画と、それぞれの役割を担いながら展開が進んでいきました。ちなみに現在では「アスキー・メディアワークスランティスサンライズ」という表記になっています。

 μ'sの頃から上記の3本柱を中心としながらも、キャラクターを演じる声優による活動も加わり、今よく使われている「オールメディア展開」という言葉に相応しい活動をしていましたが、Aqoursではそれをさらに加速させた感じになっています。Aqoursの活動に関しては「ラブライブ!サンシャイン!! FIRST FAN BOOK 」「ラブライブ!サンシャイン!! SECOND FAN BOOK」に年表としてまとまっているのでそちらを参考にしていただきたいのですが、μ'sとの速度の違いを感じてもらえるのではないかと思います。
 μ'sはスロースタートというか浸透までにかなりの時間がかかりました。転機となったライブである「μ's 」0からの出発だったので当然なのですが、「いつ終わってもおかしくない」というレベルで売れていませんでしたから「ライブをやる」「アニメをやる」という所まで行っただけでも大事件だったのです。しかしながらこのライブ・アニメが知らなかった層へのアピールとなり、ファン層の拡大に大きく貢献しました。またアニメ1期が終わったタイミングで始まったスマートフォン向けアプリ「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」も、ファン層の拡大に大きく寄与しました。

 一方Aqoursですが、ラブライブ!の名を受け継ぐラブライブ!サンシャイン!!として活動開始したため、所謂「強くてニューゲーム」状態で開始した事になります。「いつまで続くかわからない」という心配もなく、ある程度の活動が保証された中で課されたのはμ'sを遥かに超える速度で駆けていくことでした。誌上企画開始が2015年4月30日発売の電撃G's magazineでしたが、1st liveまで1年10ヶ月(μ'sは1年7ヶ月)というのはほぼ同等だった一方で、アニメ開始まで1年2ヶ月(μ'sは2年半)と凄まじいスピードで展開。1st liveという共通項で語りましたが、パフォーマンスを披露する場としては、開始後9ヶ月である2016年1月のスペシャル課外活動で見せていることからも、μ'sよりも明らかに速いスピードで進んでいっている事がわかります。これはμ's時代に運営側・演者側が培ったノウハウの大きさもありますが、ラブライブ!シリーズの「売り」が分かっている状態ですから、一直線に進めたというのが最大の要因でしょう。これこそがμ'sの切り開いた道だと思っています。

 アニメ系イベント以外に目を向けますと……μ'sは2014年に「MUSIC JAPANNHK)」で地上波での出演を果たし、2014年には2度目の「MUJIC JAPAN」を始め「ミュージックステーションテレビ朝日系列)」、そして「紅白歌合戦NHK)」系列への出演を果たしました。
 一方のAqoursですが、2016年「NAOMIの部屋」で地上波初のパフォーマンス披露。2017年には「2017 FNS歌謡祭(フジテレビ系列)」に生放送で出演。さらに「バズリズム02(日本テレビ系列)」に出演。放送自体は2018年に入ってからとなりますが「SONGS OF TOKYO(NHK)」の収録にも呼ばれまして、「東京の『今』を象徴する音楽(サイト掲載の文章より)」として世界へ紹介されるアーティストの一角を担う事となりました。またフジテレビ主催のハロウィンイベント「T-SPOOK」では初日の最後でライブを披露と、アニメ系イベント以外にも積極的に参加してきています。
 この部分でもAqoursの展開の速さが浮き彫りになりましたが、Aqoursの活動が評価されているとともに、μ'sの残した功績の大きさも感じられることでしょう。ラブライブ!というブランド価値を向上させたのは間違いなくμ'sでしたから、同じラブライブ!の名前を冠するAqoursの評価の助けになった事は否定出来ません。しかしながらAqours自身のパフォーマンスは、アニメPV再現を主としながらも、μ'sとは違った方向でのパフォーマンスを展開してきています。一番わかり易い例としてはLDH志向なダンスですね。

 昨年半ばまでは表立った交わりがなかったμ'sとAqoursでしたが、2017年9月に交わるイベントが立て続けに起きました。東京ゲームショウ2017の「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル新情報発表会」では高海千歌伊波杏樹さんが司会をしていたのですが、そこに高坂穂乃果新田恵海さんが登場して発表会が進行していったのです。そこでは「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル PERFECT Dream Project」で生まれた「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の声優発表もあり、現段階で展開されている3つの学校のスクールアイドルが交わる場となりましたし、その3つの学校のスクールアイドルが全て登場する新ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(以下 スクスタ)」も発表されました。またその約1週間後、メットライフドームでの「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOU」ではμ'sとAqoursが掛け合いをするスクスタPVで、会場が大いに沸き立った事は印象深い出来事でしょう。

 3年が経過したAqoursですが、まずは残る1つのファンミーティングである幕張がありますし、それが終われば「Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL」と「Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」とライブが待ち受けています。昨年同様テレビへの露出もあるでしょうし、雑誌への露出も増えています。個々の活動も少しずつ増えてきており、さらに活動の幅が広がる予感がします。自分も出来る範囲で応援し一緒に走っていけたらなと思っております。

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会も活発な動きを見せ始めましたし、SaintSnow主催のユニットライブとともに、μ'sが映画「ラブライブ!The School Idol Movie」で見せた「スクールアイドルを広げる」試みと一致しているように感じられます。μ'sが礎を築いたスクールアイドルの世界は、ラブライブ!のテーマでもある「みんなで叶える物語」によって日々広がっていくのが感じられることでしょう。今の牽引役はAqoursですが、これからさらに様々なスクールアイドルが登場し、いつの日か「スクールアイドルの祭典」的イベントが開催される事もあるのかもしれません。