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ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ は 9人で進み続ける物語の体現でした

 ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ へ行ってまいりました。前回の東京ドームでのライブでも挑戦的でしたが、今回は「Next SPARKLING!!」もこれまた別の方向性で挑戦的でした。

 まずは「Next SPARKLING!!」という楽曲について語っておきたいのです。劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow(以下Over the Rainbow)」では「6人でのはじまり」の曲として描かれていましたが、作中での描写では1番は6人で歌っていますが2番からは「心の中にずっといる」3年生と一緒に歌っています。この事から実際には「Aqoursはこの9人でこそ」、「この9人でなければAqoursではない」を体現した曲であると思っているのです。
 その考え方を元にすると、アンコール前までに挿入歌と前売券特典の学年曲こそありましたが、Over the Rainbowに絡むその4曲以外はすべて9人が揃っている曲の披露でして、「Aqoursはこの9人でこそ」という意志を強く感じられる構成となっていました。そしてこれまですべてのナンバリングライブで歌われていたあの曲が歌われていない……という事から、この9人のAqoursでの「先を」「次を」の期待をさせてくれるのが今回のライブだったと思っております。

 アンコール後についてはまたその場所で語るとしてライブの感想を進めていきましょう。いつも通り演者さんの表記は◯◯役△△さんという表記で統一しますので予めご了承ください。




 タイトルからも分かってはいましたが、軽くカーブさせた(ように見えた)階段のセットが会場に入った時に見えまして「映画の世界を表現するライブ」というのが一発で伝わってくるものでした。あと驚いたのはグラウンドに櫓が1基も無かったこと。櫓があると見えにくい席も出来やすいし席も減る一方で、光による演出もしにくくなるはず……なんて心配は杞憂でしたね。Over the Rainbowの作中同様に今回のライブは光による演出が効果的でした。

 普段だったら盛り上がる曲を使っての出演者紹介ですが、今回はしっとりとしたあの曲。ここから劇場版の世界に入り込ませようとしていましたね。


01. 僕らの走ってきた道は・・・
 紹介があの曲だったのですから1曲目は当然これですよ「僕らの走ってきた道は・・・」。後ろのモニターを見ずとも、踊っている背景が浮かび上がってくるぐらい劇場で聞いているこの楽曲。この曲が流れている部分は無料公開しているのですが……浦の星女学院高校から始まって彼女たちに関わりのある場所を巡った後、沼津駅前の中心とも言える仲見世通り・さんさん通りで堂々たるパフォーマンスを見せる。これって今のAqoursと被る展開じゃないですか。だから初めて見たときにはこの7分で大泣きしたんですよ。ステージ上での9人のパフォーマンスを見て、そんな初めて見た時の気持ちを思い出しましたよ。


 最初に虹がかかるシーンでモニタ映像とセットを使って再現していたのも鮮やかで綺麗でした。
 後のMCで9人一緒に出ていかなかった事は初めてという言葉がありましたが、後にも先にもこの1回だけになってもおかしくないスタートでした。衣装は踊りやすいように多少のアレンジがありましたが、お揃いの帽子に嫉妬するかのように振る舞う桜内梨子逢田梨香子さんが可愛かったですよ。

 


02. スリリング・ワンウェイ
 驚きの「スリリング・ワンウェイ」。アニメBD付属(1期6巻)楽曲という簡単に入手できない曲でありながらも、盛り上がる曲調と激しいダンスとで大盛り上がり確定の楽曲。2曲目にこれを持ってくるとか頭悪いとしか思えないセットリスト。前の曲とは一転して格好良いAqoursを見せてくれたのですが、僕道衣装との相性も良かった……高海千歌伊波杏樹さんが帽子をかぶったままポーズ決まるのたまらなくないですか?たまらなかったです。


03. 青空Jumping Heart
 スタジアム内が熱々になった所で、ナンバリングライブ唯一の皆勤である「青空Jumping Heart」へ。こちらは披露回数の多さもあって、演者さんと会場の一体感が素晴らしいわけですよ。前の曲最後の「マイ未来 トライ・トライ・トライライ ホンキ デ ハシレ」からこの曲歌い出しの「見たことない夢の軌道 追いかけて」、歌詞をきちんとわかっている人が流れを作っている感じで聞いた時に震えました。2日目のこの曲の時に黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんの表情が和らいでいたように見えたのが印象的でした。久しぶりのライブで1日目はテンションこそ高いものの、表情は少し硬かった感じを受けたのですが、1日目を終えて力が抜けたのかな。1日目に2日分出し切るって行ったのが良い方向に働いたのかも。


 ここでMC。どんどん伝染していく「ぶっぶー」に対して「顔芸」で対応していく黒澤ダイヤ役 小宮有紗さん。松浦果南諏訪ななかさんお決まりのハグは1日目3年生、2日目は9人で。1日目は1曲だけとはいえ披露曲が多い3年生3人でハグしたのは納得ですし、2日目はここからのさらなる飛躍を込めて9人で、という感じを受けました。まあ2日目は皆に要求されて流れでって感じではありましたけど🤔 

 MC終わって4曲目と思ったらはけていって面食らいましたが、上だけ着替えという珍しいパターンで4曲目に突入していきました。
 衣装はこれですね。

 

04. SKY JOURNEY
 思った以上に早く登場したのにびっくりした所に繰り出されたのが「9人のAqoursを大切にしている曲」と思っている「SKY JOURNEY」。「HAPPY PARTY TRAIN」は第2回センター総選挙の上位から歌っていったのに対し、C/Wで入っていたこの曲は下位から歌った曲で、センターを決めるために投票は行ったけど9人全員が大事なメンバーだよ、というメッセージを自分は勝手に感じているのですよ。「HAPPY PARTY TRAIN」よりも披露回数も多いですし。という事でセンターの黒澤ルビィ役 降幡愛さんに目が行ってしまいがちなのですが、エフェクト込みのモニタ映像も格好良いので、直接見るかモニタを見るかがとても悩ましいのですよ。この楽曲。なぜ脳に録画・再生機能が付いていないのか?あと小原鞠莉鈴木愛奈さんとちょっとだけわちゃわちゃしてませんでした?


05. Daydream Warrior
 イントロが聞こえた瞬間に湧き上がるメットライフドーム、これもアニメBD付属(1期4巻)楽曲ながら人気がある「Daydream Warrior」。この曲も「SKY JOURNEY」同様にモニタ映像が映える曲なので目が10個ぐらい欲しくなります。あとクラップが本当に良い。μ's時代から似たような事を言っていますけど「揃わない」事で「Aqoursの広がり」を感じられるのですよ。初めてこの曲を聞く人、初めてライブへ来る人がまだまだたくさんいる、Aqoursの輝きが広がり続けている、そんな事を観客席からのリアクションから感じ取れました。


 ここでお久しぶりの幕間アニメが始まりましたが、とてもひどかったです。前回、出番なかった分のパワーを一気に放出した感が……それでいて投げっぱなしオチでしょ。1日目だけでも恐ろしさをまざまざと見せつけられましたが、2日目はさらに上回りましたからね。


06. 逃走迷走メビウスループ
 あのドレスだー!って事で幕間明けは「逃走迷走メビウスループ」。劇中では3人が高身長で並んで踊っているのですが、実際には小原鞠莉鈴木愛奈さんだけが極端に背が低いんですよ。再現が売りのラブライブ!でも身長ばかりは再現できないわけですが、個人的にはリアル3年生組の好きポイントだったりします。だいたい真ん中にいるちょっと小さい子が可愛い。
 そして3人がドレスを着るということは……松浦果南諏訪ななかさんの柔らかさ、黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんの華麗さ、小原鞠莉鈴木愛奈さんの可愛らしさが存分に楽しめるって事。今回も存分に堪能しました。


07. 予測不可能Driving!
 前の曲でステージ右側に流れていった3年生組の前に車型トロッコが、という事でCD付前売券の楽曲「予測不可能Driving!」。前売券付属なんですけど、なんですかねこの劇場版とのシンクロの高さ。単体で聞いても良いのに、劇場版を見てからだとまた深みが増す歌詞になってます、さすが畑亜貴
 車型ですがトロッコなので踊りは控えめでしたが、3人でドライブしているかのような楽しさ溢れるパフォーマンスは、「逃走迷走メビウスループ」のアニメ中での笑顔と重なって見えて、こちらも笑顔になれました。


08. Marine Border Parasol
 それぞれのメンバーカラーのギンガムチェックな衣装に身を包んでセンターステージに登場した2年生組が「Marine Border Parasol」を披露。傘を使った振り付けが印象的でした。開いた時はもちろん、畳んでいるときも腕にかけて踊ったりと、うまい使い方だったなぁ……あ、傘が開かずにちょっと慌て気味に見えた渡辺曜斉藤朱夏さんのおちゃめなシーンも良かったです。
 個人的に「パラソル」→「パラレル」の変化とその後の歌詞が大好きなこの曲。あと最後の3人の掛け合いも同様に大好きなんですけど、ともに生で聴けて良かったなぁ。


09. ハジマリロード
 この流れだと1年生だよねの「ハジマリロード」、どこだ……スタトロだー。1年生もギンガムチェック衣装、似合うわー。1日目は国木田花丸高槻かなこさん・黒澤ルビィ役 降幡愛さんが回ってくる側、2日目は津島善子小林愛香さんが回ってくる側にいたので、良い座席だったなぁ。
 歌詞とは裏腹にテンポ良い曲調で疾走感溢れる楽曲なのですが、ライブ映えしますよね。あの日1番だったかもしれないぐらい、合いの手がすっごく大きかったのを覚えています。


 07~09の楽曲は前売券付属CDで、もう入手手段はないのかも……と思っている方、まだまだ可能性はあるのですよ。セブンネットの劇場版Blu-ray DiscならCDセットが用意されているのです。全部揃えるには3セット買わねばならないとはいえ、これがラストチャンスになりかねないだけに、CDを持ってない方は一考の余地ありだと思いますよ。



 ここで劇場版の振り返り映像。要所だけを抜き出しての編集だったので新鮮でしたね。曲を魅せる為には十分な内容でしたが、劇場版は3年生組の話、ルビィをはじめとした全員の成長などなど、通しで見ると深く絡み合っている部分があるので、ライブのことを反芻しながら劇場版を見てみてほしいですね……今は沼津でしか見られないですけど、それだけの価値はあると思いますよ。


10. Hop? Stop? Nonstop!
 振り返りの映像で次の曲への期待が高まっての「Hop? Stop? Nonstop!」、さすがにばらばらの衣装は無かったですが3年生もギンガムチェック衣装だーって心の中で盛り上がった記憶が……それはそれは可愛かったです(画像つき引用は特にお似合いと感じた松浦果南諏訪ななかさんの)。
 階段を使ったダンスとかハグシーンとか、鞠莉ソロ時に並ぶ時の他8人の動きとか見たかったものは全て見られたと言っても過言ではない「Hop? Stop? Nonstop!」でしたが、これまでは良い所を充てがわれながらもセンター扱いは無かった小原鞠莉鈴木愛奈さんが、センターに堂々と立つ姿にうるっと来ました。メンバーの中でも群を抜く歌唱力を持つ彼女のセンター曲、もっともっと見てみたいなぁ……。

https://twitter.com/Rikako_Aida/status/1138048132002996225
https://twitter.com/aina_suzuki723/status/1137781548164370432


 9人でのギンガムチェックの衣装は1曲で終わり、ここで2つ目の幕間アニメ「沼店(しょうてん)」、タイトルで分かるあのパロディですが、1つ目の幕間よりも酷かった。あの才能が怖い……この本でOKを出してしまう側も少し反省して!


day1-11. 恋になりたいAQUARIUM
 酷い幕間アニメをリフレッシュしてくれるような爽やかな楽曲「恋になりたいAQUARIUM」、これは1日目のみ。定番中の定番ですが、ナンバリングCDという事で披露回数も多く、ダンスのキレ・連携は抜群。花道をたどるような光の演出を含め舞台演出も負けてないですし、生で見ると楽しさが増す楽曲なのです。
 センターの渡辺曜斉藤朱夏さんの動きが華麗で目を惹きつけられるわけですが、個人的には手足が長く見える黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんのダンスが魅力的。映像が出るならマルチアングル付けてくれ、と切に願った瞬間でした。


day2-11. HAPPY PARTY TRAIN
 2日目のお口直し曲(酷)は「HAPPY PARTY TRAIN」、こちらもナンバリングCDですが、松浦果南諏訪ななかさんの成長が感じられる楽曲。センターを経験した事による精神的な成長が、動き・歌唱にも如実に現れているように感じられます。なにより表情も多様になってきていますし。こちらも光の筋の演出が良いのですよ。あと終了間際の総選挙2位・3位コンビ(津島善子小林愛香さん・国木田花丸高槻かなこさん)のコーラス、あの部分だけは耳に神経集中ですよ、声援で聞き取りづらいので。同士はおられますかね?


day1-12. 君の瞳を巡る冒険
 イントロでびっくりした12曲目「君の瞳を巡る冒険」、好きな曲だけどこのタイミングでやってくれるとは。3rd live tourで様々な2人が絡む振り付けで熱狂を生み出していたこの楽曲。桜内梨子逢田梨香子さんがセンターなのですが、他の8人を花道に置いておきながら1人だけセンターステージを使ったり、正方形っぽいセンターステージでも奥行きを生かして目立たせたりと、ステージの使い方やフォーメーションを少し変えてセンターを強調する感じが出ていました。梨子センターになったのが投票イベントの副産物で思い入れの深い曲なので、小さな変更ながらも嬉しかった……と興奮を抑えられないようなメモ書きがノートに書いてありました。


day2-12. “MY LIST” to you!
 2日目の12曲目は「“MY LIST” to you!」、Aqoursでは珍しい可愛さ全振り楽曲、HPTの衣装でやるのもギャップ感溢れてGood!渡辺曜斉藤朱夏さんの「言ってほしいじゃない?」での笑顔がとても素敵。そして毎回のように語ってしまう高海千歌伊波杏樹さんの「ぅ」、「ぅ」ね。来ると分かっていても防御不能なやつ。今回も無事にやられました。花道の移動もあって振り付けにちょっとアレンジがかかっていたように感じたけど、1回しかやらなかったので確認する術が……。


13. 未来の僕らは知ってるよ
 12曲目でセンターステージに移ってきてからの「未来の僕らは知ってるよ」。個人的にグッと来たのはアニメの映像では使わなかった花道先のセンターステージでの披露でして、映画の文脈込みだからこそ本来の場所からその先で演ってくれているように感じられ、9人が「未来の僕ら」そのものになっているように思えたのです。それに気付いたのが1日目の帰路だったのですが、2日目も曲が変わらなかったので無事に死亡でした。最後の「We got dream」もこのライブの時だから感じ取り方が変わりましたよ。


14. SELF CONTROL!!
 センターから9人がはけていったので小休止しようかと思った所でSaint Snowがステージ上段に登場、衣装は見覚えあるやつ……と思ったら「SELF CONTROL!!」、2曲やってくれちゃうの!
 初日に見た時の感想はキレが増したなぁ。そして終わった後はスタミナ付いたなぁ。初披露の時とは比べ物にならない成長した2人の姿が強く印象に残っています。そのパフォーマンスに呼応するように観客からの大声援ですよ。「ハジマリロード」に負けず劣らずだったんじゃないかな。それだけの盛り上がりを引き出せたのは2人のパフォーマンスも良かったからですよね。


15. Believe again
 そしてついにやってきたラブライブ!延長戦、先攻のSaint Snowによる「Believe again」。この曲も「SELF CONTROL!!」同様盛り上がりましたが、舞台も劇場版にかなり寄り添う感じにしつつも、さらに豪勢に光を散りばめた演出になっていて、破壊力up。印象的だった再現しようのない2人が代わる代わる映し出される所では、手を叩き合わせたのを見て「これはこれで良い」と頷いてしまいました。何よりも2人の歌唱・ダンスがアニメを踏襲しながらも、ライブならではの盛り上げ等+αがあって楽しかったんですよ。ライバルに相応しいと思わせる描写だったものを、きちんと再現してくれました。あと鹿角理亞役 佐藤日向さんに網タイツ履かせるのは良くないですよ、とてもよろしくない……


16. Brightest Melody
 「Believe again」終了後に劇場版アニメの映像が挿入され、ラブライブ!延長戦後攻のAqours「Brightest Melody」。あの衣装替えもやってくれたし、光の演出も綺麗に決まっていたし、劇場版を見てやってほしかった事を全部盛りにしてくれてましたが、最も心に突き刺さったのは劇場版では見られなかった「輝いていたいんだ このまま進もう」の後の部分。ここは3年生3人だけで歌っているパートでしたが、3年生3人を他の6人が動かず見守るという構図。アニメ世界線では最後の晴れ舞台になるパートなだけに、それを分からせる振り付けはさすがでした。


17. Over The Next Rainbow
 ラブライブ!延長戦が終わった後は、互いの健闘を称え合うかのような構図でSaint Aqours Snowの「Over The Next Rainbow」へ。最初はSaint Snowがセンターステージ、Aqoursがメインステージに居た状態から、移動を経てセンターステージに旅立つ3年生4人、花道には旅立つ姉を持つ1年生2人、残りの5人はメインステージで見守るという構図に。最後は11人でという流れ、物語をそのまま配置に落とし込むのはライブならではですよ。そして鹿角聖良役 田野アサミさんのシャウトにフェイク、心の叫びがそのまま顕出したかのような歌声が見事でした。
 2回目の虹がかかる演出、同じ演出でもかかるタイミングで意味合いも変わってきますが、ここでの虹は新たな出発を感じさせるものでした。


 この後11人でのMCでは鹿角聖良役 田野アサミさんの言葉が印象的。「好きな色を振って虹を見せてください」からの「世界に1つだけのRainbow」という感じのニュアンスでしたが、それぞれの「好き」は異なるのだからバラバラの光でも良いんですよ、その光景は唯一無二なのですから……。
 ここでAqours9人の挨拶が入りましたが、まさか最後のMCになるとは思っていませんでした。「ときめき」「いまが最高」というシリーズを象徴する言葉を使った黒澤ルビィ役 降幡愛さん。「未体験」という言葉を使い、次のセンター曲への意気込みが感じられた国木田花丸高槻かなこさん。「9人でこそAqours」という大好きな言葉を発してくれた桜内梨子逢田梨香子さん。「私の始まりは"ラブライブ!"が大好きという気持ちだけでした」と叫んだ高海千歌伊波杏樹さん。際限がなくなるのでここには挙げなかったですが、2日間とも9人全員から「この9人でやっていく」という意志が感じられた挨拶に、目頭を押さえっぱなしでした。


day1-18. ホップ・ステップ・ワーイ!
 MCが終わって最後の曲はホップ・ステップ・ワーイ!。ここでかかる意味がある楽曲です。劇場版で「キセキヒカル」が使われた所、最初はこの曲が候補でしたから。「キセキヒカル」は感傷的になれるのですが、作品のテーマ的には「ホップ・ステップ・ワーイ!」の歌詞もぴったり合うのでそのバージョンも見てみたかったのですよ。その願いがライブで満たされた形となりました。
 「これからも一緒に歩んでいこう」という願いが込められた楽曲なので「ああ、まだまだAqoursの9人が見られるんだな」と、セットリストの意図のようなものが感じ取れたのもこの楽曲でした。


day2-18. Jump up HIGH!!
 2日目は油断していたんですよ。流れ的に「ホップ・ステップ・ワーイ!」で締めるのが綺麗にハマりすぎたので。でもここでとんでもない曲をぶっ込んできました、今月末発売の「Jump up HIGH!!」。2年目のAqours CLUB曲から3年目のAqours CLUB曲へ……先に進んでいくという事を考えるとこの選曲はありですよね。
 そしてこの曲はタオル曲、トロッコはユニットごと(これはアンコールの布石だったのかも)だったのですが、タオルでAの文字作ったりバッテン作ったり、小原鞠莉鈴木愛奈さんと津島善子小林愛香さんのハグもあったりと楽しそうに歌う姿を存分に見せてくれました。CDの発売が楽しみだなぁ。


 ここで9人がはけてアンコールへ。アンコールの最初の曲は、後から考えたらここにしか入りようが無い曲でしたが、虚を突かれて数秒は反応できてなかったです。


EN01. 卒業ですね
 アンコール最初の曲は、TVアニメ2期Blu-rayソフマップ全巻購入特典曲「卒業ですね」。卒業ソングですから別れの直前に入れるのは自然なのですが、存在自体が頭から完全に抜け落ちてました。
 AZALEAの3人が制服でパフォーマンスを披露したのですが、切ない曲調とAZALEA3人の声質が合っているのはもちろん、振り付けとか映像での補強で世界観をより強固にしていました。あとこの3人は表情による表現も豊かなのですが、特に松浦果南諏訪ななかさんが最後に見せた表情、素敵すぎました。


EN02. Guilty!? Farewell party
 アンコール2曲目はTVアニメ2期Blu-rayアニメイト全巻購入特典曲「Guilty!? Farewell party」。センターステージを3人で占有、ミラーボールも登場し、メットライフドームをパーティー会場に仕立て上げました。衣装もGuilty Kissらしさ満点……ちらちら黄色いのが見えたのは気のせいだったかしら。
 津島善子小林愛香さんが「頑張ったことが」の所でがんばルビィしていたのですが、この子すぐに他の子の動き真似していくよね。仲の良さがん感じられて笑みがこぼれちゃいました。


EN03. サクラバイバイ
 最後のユニット曲、TVアニメ2期Blu-rayゲーマーズ全巻購入特典曲「サクラバイバイ」。この3曲の並び、綺麗ですよね。3年がいるユニットを先にやらせて、1・2年のみのCYaRon!で送り出しになっていますし、「卒業式」から「パーティ」を経て「別れ」という時系列も合っていてで、畑亜貴恐るべしなのですよ。別れのときだからこその普段づかいなラフな格好、とてもお似合いでした。
 3年が居ないからこその歌詞を、明るい声色の3人が歌い上げる。寂しさもあるはずなのに表にはほとんど見せない……それはライブでも健在に見えて、こういう歌が歌えるようになったという成長を感じました。


EN04. Next SPARKLING!!
 卒業ソング3曲を終えた所で、劇場版のラストシーンへ向けての振り返り映像が流れました。最後は今回のライブタイトルにもなっている「Next SPARKLING!!」。
 1番は1・2年生だけで2番で3年生が合流という流れが、1曲目の「僕らの走ってきた道は・・・」と同じなんですよ。それだけでも劇場版の綺麗な構造が感じられるわけです。
 3年生が心の中にいる事を表現した高海千歌伊波杏樹さんの振り付け、円形フォーメーションの中で1人だけぴょこんと跳ねる黒澤ルビィ役 降幡愛さんとか、見たかった部分も堪能しました。そして手を繋いでいくシーンはリレーのような形で繋がりを感じられる振り付けだったんだなぁと、翌日に劇場版を見た時にじわりと来ましたよ。あと劇場版で映像がなかった部分、特に最後の虹が映し出された階段を上がっていくシーンは、まさにOver the Rainbowでした。そして歌が終わった後、劇場版のラストシーンをなぞるような「Aqours サンシャイン!!」の掛け声は、9人の気持ちが存分にこもっており、心の奥底まで届きました。


 このライブでμ's時代からずっと続いていた拘りが1つ終わりました。それは「1st single」を全く披露しなかった事です。両日ではなくともこれまでは各会場で1回は披露していた「はじまりの曲」を今回のライブではやりませんでした。考えてみれば当然です。「Next SPARKLING!!」へ入る直前のアニメでは「1からその先へ。みんなとともに その先の未来へ」と叫んでいます。この言葉があるからこそ「君のこころは輝いてるかい?」が出来ないんですよね。新たなスタートではありますが、0からのスタートではないのですから。

 「1st single」をやらないという選択をして、新たなスタートを切った形のAqours。AqoursCLUBも続いていく、4th singleでは大好きな花丸ちゃんのセンター曲がついに見られる。その先の予定もたくさん決まっています。まだまだ走り続けるAqoursと、これからも一緒に進んでいけたら良いですね。

 このライブの想い出は劇場版を見ることで、さらに鮮烈に刻みつけられるはずです!Blu-ray発売まで1ヶ月ありますが、舞台となる街沼津にあるシネマサンシャイン沼津ではまだまだ上映しております。予定表を見ると他の作品にある6/27終了予定の文字も付いておらず、7月も上映継続される可能性がかなり高まっています。ライブの追体験のためだけでなく、彼女たちが生きている街を体感出来るというのも舞台の街ならではの経験となりますので、是非シネマサンシャイン沼津まで足を運んでみてください!よろしくお願いします!

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