けいあんの御触書

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「アイドルマスター SideM×山梨 第4弾(2019年)」を楽しむためのしおり的なエントリ

 

 「アイドルマスター SideM×山梨」の第4弾、なかなか発表されず「もうコラボはないのかな……」と思っていたらようやっときましたよ、2019年も。

 2016年から始まって毎年行われているコラボですが、2019年の今年で4回目。8月末からという日程なので、昨年よりも少し涼しくなって視察はしやすく……なると思いきや、富士五湖周辺の2箇所が追加された為、アイドルたちの活動範囲がこれまでの倍以上と言えるぐらい広がりました。

 このエントリは山梨コラボを楽しむためのガイド的なエントリとなっております。第1弾~第3弾のときと内容が重なる部分もありますが、このエントリだけで今年のイベントをカバー出来るようにという事ですのでご了承いただきたいです。


 今年の開催は8月30日~9月29日、昨年から1ヶ月後ろにずれているので、暑さのピークは超えています。それでも35℃を超える可能性もあるのが甲府盆地です。それでいて富士五湖周辺のスポットは標高800m超、まきば公園に至っては標高1400mの高所となっており、暑さ対策は万全にしていただくのはもちろんのこと、避暑地域へ対応すべく羽織るものも用意しておいてほしいです。


 「SideM×山梨」第4弾、現段階では2つのイベント・2つのキャンペーンが発表されています。

【イベント】
 http://www.imas-yamanashi.com/2019/event/
 (1) コラボグッズ展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)
 (2) 第1〜3弾ポスター展示会 (@山梨文化会館1Fロビー)

【キャンペーン】 
 http://www.imas-yamanashi.com/2019/campaign/
 (1) 大型広告キャンペーン(@山梨文化会館)
 (2) ポスターキャンペーン  (山梨県内 10箇所)

 今のところはこの4つのみ、バスツアーが開催されない事も発表されております。秋の行楽シーズンとかぶるから仕方ないですかね。

 今回も昨年と同様に、ポスターキャンペーン以外の3つは山梨文化会館での開催。甲府駅の目の前にあるので、電車やバスで来た方にはありがたい立地です。


 ここからはポスターキャンペーンについて見ていきましょう。
 http://www.imas-yamanashi.com/2019/campaign/2/
 視察の目玉であるのが毎年恒例のポスターキャンペーン。営業活動しているアイドルを視察出来るのですが、今回も前回同様10箇所、今回は1箇所1人ずつで10人なのですが……昨年が簡単すぎたのか、今年は難易度が上がりました。10個をエリア別にまとめてみましょう。◯は初登場の場所、△は再登場の場所となります。

甲府盆地内】
 ・株式会社サドヤ(冬美 旬)
 ◯武田神社宝物殿(葛之葉 雨彦)
 ・ヴィレッジヴァンガードラザウォーク甲斐双葉店(北村 想楽)
 △山梨県立科学館(橘 志狼)
 ・印伝の山本(黒野 玄武)

【北部地域】
 ・金精軒本店(信玄 誠司)
 ・金精軒韮崎店(姫野 かのん)
 ◯山梨県立まきば公園 まきばの館(岡村 直央)

富士五湖周辺地域】
 ◯忍野八海大林駐車場おみやげセンター大林(古論 クリス)
 ◯槙田商店(紅井 朱雀)

 今回は富士五湖周辺の地域にまでスポットが設定されました。活動場所が山梨県内の広範囲に渡っているだけに、1日で見て回るならアイドルの視察だけで終わってしまいかねません。それも綿密な計画が必要でしょう。2日かけてもゆっくり見て回るのは厳しいかもしれません。とはいえ、どこもアイドルを受け入れて活動させていただいているだけに、なんとか全箇所巡っていただきたい。ゆっくり見て回るのはまた来た機会でも良いわけですから!

 上述のURLでの情報を見ると、「※定休日でも店舗外からご覧いただけます」が無くて、定休日があるのは
 ・金精軒本店【木曜】
 ・山梨県立まきば公園 まきばの館【月曜(月曜祝日の場合は翌日)】
 ・山梨県立科学館【月曜、祝日の翌日】
以上となっています。ここ以外のスポットではいつでも視察が出来ると考えて良いと思われますので、その点を考慮したスケジュールを組んでいただければと思います。


 甲府駅周辺+αの5スポットですが、株式会社サドヤ以外は回りにくく、車で回る方が楽になってしまっています。バスもありますが本数が少ない上に、いちいち甲府駅まで戻ってこねばならない場合も多いので、レンタカーを借りるか、タクシーを相乗りするかが良いと思います。レンタサイクルに電動自転車があれば、頑張って回ることも出来なくない……かも。

 またヴィレッジヴァンガードがあるラザウォーク甲斐双葉は駅から歩いていける範囲ですが、電車での移動では行動が制限されてしまう可能性が高いです。時刻表をよく確認して移動計画を立ててください。


 次に北部地域、「金精軒本店」「金精軒韮崎店」は駅からも遠く、バスの路線もないことはないのですが、本数が少なく動きが制限されてしまいます。それ以上に大変なのが「山梨県立まきば公園 まきばの館」、最寄りの甲斐大泉駅から3.5km、「徒歩で行けなくもないな」と思われるかもしれませんが標高差が270m近くもあります。3箇所をまとめてレンタカー・タクシーで回るのが良いと思います。
 場所自体は難しくはないので甲府駅周辺からレンタカーを借りるのもありですし、2年前に視察に来てくださった幸宮チノさんがしたように「タクシー時間貸」という選択肢もありでしょう。ただどちらもそれなりの費用がかかるので、複数人で一緒に行って費用を抑えたいですね。



 最後に富士五湖周辺地域、今回初登場の地域です。
 槙田商店は駅から遠くないのですが、忍野八海大林駐車場おみやげセンター大林へ歩いていくのはかなり厳しいです。甲府からこちらの地域へ行くのに鉄道・バス等の交通手段もありますが、自由度の高さから行ってレンタカーを使うのが良いでしょう。
 「アイドルマスター SideM」第11話で登場した湖楽おんやど富士吟景さんもこの地域です。館内に入らなくとも近くには富士山の撮影スポットがありますので、ちょっと立ち寄ってみてほしいです。こんな写真が撮れます。

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 公開されたキャンペーン・イベント絡みの話はここまで。ここからはイベント以外のことです


・コラボ情報掲載紙について
 山梨日日新聞にコラボ関連の記事が載ることがありますが、数は少ないですが新宿駅の特急ホームで取扱があります。また新橋駅近くには東京支社があるので、そちらでも買う事ができます(とても変な建物です)。それらを逃した場合でも送付サービスがあります、買いに行くことが出来ない方はそちらを利用してみてください。
 あとオススメなのが「記念日新聞」、欲しい記事の部分をラミネート加工して送付してくれるというものなので、大切に保管しておきたい記事はこちらを利用するのが良いでしょう。


・食について
 甲府駅周辺のお店は意外と早仕舞いなので注意が必要です。

 まずは食ですが、駅周辺から甲府市役所・アニメイト付近までのオススメを挙げてみると……
ほうとう」では「小作(駅の南口・北口ともにあり)」「ちよだ
「鳥もつ煮」は「奥藤(そば店)」
 アニメイトが入居しているKoKori近くにある「寺崎COFFEE」は一休みにぴったり。レモンパンがオススメな「丸十パン」は朝6時半から開いているので、軽い朝食にちょうど良いと思います。最近南口にも出来て北口・南口どちらにも店舗を構える「丸政」は、小淵沢駅で評判の駅そばが手軽に食べられるお店。東京進出も果たした「ジョイアル」のカレーは食べやすいスパイシーさで人気です。
 宿泊する方で居酒屋系を希望する方には……地元の人向けにはなりますが南口なら「丸八焼鳥店」、北口なら食べ物メニューがやきとり系・漬物・野菜サラダのみという信念を感じる「焼鳥 鳥玄」が良いですね。日付が変わっても営業している「生そば きり」もおすすめ。

 今回は外れましたが、前回ポスター掲示場所となった「コーナーポケット」さんにも美味しいパンがいろいろありますが、期間限定で販売されるクワガタパンは見た目がクワガタそのままという面白いパン。9月中旬までは間違いなく販売されていると聞きました(21~23の連休が最後かも)。ちょっと大きめなので2人で分けるぐらいで良いかもしれません。下の画像は昨年2017年のものです。

 金精軒から少し離れますが、黄金自然薯を使ったとろろに、しゃもじに乗せて秘伝のみそを焼く焼きみそがある「韮崎むぎとろ」も良いですね。

 「道の駅はくしゅう」まで車で行くなら、国道20号をさらに長野側に走らせた所に「シャトレーゼ白州工場」「サントリー白州蒸溜所」があります。シャトレーゼはアイスクリーム製造メーカー、7月1日から見学に予約が必要となったので、行くなら忘れずに予約を。白州と言えばウイスキー、色々な見学コースがあるのでサイトの方でご確認を。こちらも予約が必要。これらの工場見学スポット、夏に観光客が多く訪れる地域にあるので、早めに動かないと良い時間の予約が取れないので、これらを予定に組むなら急いで相談することをおすすめします。

 富士五湖周辺地域では郷土料理「吉田のうどん」がおすすめ。
「ひばりが丘高校うどん部」のサイトが詳しいので、是非こちらでチェックしてみてください。




・宿について
 安い所から高い所まで幅広くあります。コラボしている場所が多い駅周辺なら1人でも受け入れてくれる宿は多数ありますしし、2人以上でちょっと良い旅を演出したいなら湯村温泉まで足を伸ばし「常盤ホテル」「甲府富士屋ホテル」等も選択肢に入れてみても良いかもしれません。


・移動について
 山梨への交通の便は良くありません。関東から山梨への公共交通機関はほぼ新宿が起点となるので、関東以北の人はまず新宿に来て、そこから考えるのが基本となるでしょう。
 新宿駅(一部東京駅)からなら特急一本で来られます。特急始発の7時新宿発のあずさで8時28分着予定。7時半新宿発のあずさで9時07分着予定。レンタサイクルの開始が9時なのでちょうど良いのがこの7時台の2本です。特急なので少しお高くなるんじゃ……という方に回数券をすすめていたのですが、今年から全席指定席化したために使えなくなりました。えきねっとで最大30%引きになるのでそれを使っていただければ。片道3820円が2660円(お先にトクだ値30%引き)~3430円(トクだ値10%引き)と大幅な割引となりますし、鈍行のみの2270円との差額が最少で400円程度で移動時間が1時間近く短くなり、指定席なので確実に座れ、しかも乗り換え無しという楽ちんさになります。

 高速バスもありますが始発が7時05分で甲府駅バスターミナル9時15分着。平日なら問題なさそうですが、土日は行楽渋滞に巻き込まれる可能性があるので、おすすめしにくいです。



 西側(東海以西)からは直通のJRは無いです。ですので新幹線で富士駅乗り換えからの身延線や松本・塩尻からの中央線が基本パターンになると思いますが、体に自信がある関西方面の方なら深夜バスの利用もありでしょう。宿代の節約になりつつも、朝から活動が出来ますので1日をより長く使えます。安いのはWILLERですが、到着時間が早すぎて少し困ってしまうかも。近鉄バス山梨交通のクリスタルライナーなら7時少し前到着なので悪くない選択だと思います。ただ高速バスは寝られるか寝られないかで、体の負担が大きく変わりますし、クリスタルライナーはWILLERに比べると快適度は落ちるので、慣れていない方は要注意かも。

 大阪→甲府 夜行バス 大阪 甲府 最安値情報 | 夜行バス比較なび
 甲府→大阪 夜行バス 甲府 大阪 最安値情報 | 夜行バス比較なび

 時刻表付きの深夜バスデータがあるのでまずはそちらをお読みください。
 WILLERで来る場合、甲府駅到着が朝5時前(時刻表通りだと4時ジャスト)になりますが、その時間で開いているお店はコンビニぐらい。ファミレスも一番近いジョナサン甲府駅南店が5時45分開店なので、少し待たされる事になります。WILLERで帰る場合、甲府駅出発が25時20分。こちらはジョナサン甲府駅南店が26時まで開いているので、そこで凌げなくはないですが、ちょっと時間が開いてしまいますね。
 一方のクリスタルライナーは夜行便に加え昼行便もあります。ですので金曜日に休みを取って前日入り、宿泊を経て土曜日にバスツアーを使って回るという事が出来ます。上述の「常盤ホテル」「甲府富士屋ホテル」は停留所も近いので、バスを降りてすぐにチェックインも可能です。また金曜日夜行便で土曜朝甲府到着から土曜日夜行便で甲府発の弾丸ツアーも出来ます。また金曜日夜行便から土曜日宿泊し、日曜日の昼行便or夜行便で帰るゆったりツアーも出来ます。


 車での移動がメインな土地なので、車で来る選択もあり……というか車があるなら推奨ですね。
 関東方面から車で来るのであれば、中央道の渋滞ポイントである小仏トンネル(東京・神奈川間)を早い時間に抜けておかないと、予定が大幅に狂う可能性がありますのでご注意ください。早めに来てSAや道の駅などで軽く休んでおくことをおすすめします。後述の「ほったらかし温泉」に入って休むのも良いですね。
 名古屋方面から来るのであれば、新東名高速道路を利用した静岡側からの北上するのが運転は楽ですが、金精軒があるのは中央道沿い……ルート設定次第ではカーブとアップダウンが多い中央道を使う必要が出てきそうです。

 車で甲府市中心部を回る時ですが、20分~30分単位で100円がほとんどで、視察だけならそこまで料金が嵩むことはないでしょう。また何度も有料駐車場を出し入れするのが面倒であれば、上限有りの駐車場に停めてレンタサイクル・公共交通機関で回るのも良いでしょう。駅周辺は12時間上限・24時間上限の駐車場が混在していますが、視察目的なら12時間上限の駐車場でも十分だと思います。
 甲府駅周辺駐車場検索サイト「どけえとめっか」



・お土産について
 今回も参加してくださる「金精軒」さんでは、賞味期限が短いですが「極上生信玄餅」がオススメ。信玄餅のイメージが変わると思います。あと「大吟醸粕てら」は自分がお土産で使う定番品。しっとりとして真っ白で、カステラのイメージが大きく変わると思います。

 フルーツなども色々ありますが、重くなるので送付がベターかな。車で来たならそのまま持ち帰れると思います。

 工芸品では「印伝の山本」さんを始めとした「甲州印伝」。また甲府市周辺は宝石加工でも有名なので、ジュエリー関係のお店を覗いているのも良いかも。

 今回もリツイートキャンペーンで当たる品を提供している甲府駅北口にある「サドヤ」さん。ワイナリーなのでアルコールは色々ありますし、キャンペーンで当たるぶどうジュースなら、アルコールが苦手な人でもお土産とする事ができます。



・服装について
 最初の方でも書きましたが、山梨は想像以上に暑いです。風通しの良い服や、帽子・日傘などの日光対策は必須。日焼け止めも忘れずに。ハンカチでは汗を拭うのが追いつかない可能性があるので、タオルを持ち歩いても良いかも。輝くアイドルの活動を視察に行くわけですから、タオルで拭う姿の方がPとしてお似合いかもしれませんしね。

・その他諸々
 車があれば「ほったらかし温泉」が選択肢の1つ。日の出前から営業開始(6月・7月は4時頃開場)しているので、日の出を拝んで朝ごはんを食べてからコラボ場所を巡るのも良いでしょうし、コラボ巡りを終えて汗を流してつつ、時間をずらして帰宅ラッシュ渋滞を避ける戦略もありでしょう。

 季節的にぶどう狩りが出来るシーズンです。秋の味覚ぶどうをたっぷり味わうのもありでしょう。



 昨年までの記事とほぼ同じ部分もありますがとりあえず思いついた事を並べてみました。聞いてみたい事、他に書いてほしい事があればここのコメント欄に書き込んだり、Twitter けいあん (@kei_an) までReplyしたりDM(非フォロー者からも開放中)したりしてください。

 視察に来たプロデューサーの皆様方が山梨で過ごす時間が楽しくなりますように。