けいあんの御触書

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聖なる星 サンシャイン!!第22話(2期9話)

 同人誌の追い込みしていましてだいぶ周回遅れです。1冊目(メインジャンル)は終わりましたから、これから2冊目作ります。サンシャイン!!本、どこまで書けるかわからないですが、今出来る中での最大限のものを作りますね。

 2期9話、先に終盤の話をしちゃいますけど、アバンで見せた2人きりのポーズを姉2人の前で見せてからの「Awaken the power」への流れ、最高でした。姉の前で理亞・ルビィが2人きりで披露して、姉がいなくても大丈夫という成長した姿を見せた後、イベントでは11人の「Saint Aqours Snow」として披露し、このイベントが最後のパフォーマンスとなる聖良を、五稜郭を模したかのようなフォーメーションの中心に据えて送り出す。
 姉と一緒に活動できなくなる2人の成長を描きながらも、その姉妹二組が同じ曲の中でパフォーマンスするのも感慨深かったですし、ダイヤさんの妄想と理亞、両グループのメンバーから出てきた「Saint Aqours Snow」のグループ名を体現する11人でのパフォーマンスが心に響いたんですよ。

 8話感想でも書きましたが、ルビィは1期から人見知りという描写をずっと続けられていました。克服しつつあったとは言えAqoursメンバー以外とはまだまだ……という中で理亞を引っ張っていった上で、面接でのあの堂々たる態度ですよ。見知らぬ土地・初対面の相手に自分の思いを伝えようとしたわけで、花丸・善子が泣くのもわかります。その後にも理亞のクラスメートにライブのお知らせを伝えと、短いながらも見知らぬ土地での同級生たちとの大きく成長した姿を次々と見せました。

 黒澤ルビィ役の降幡愛さんには、ルビィと真剣に向き合っていると感じられるエピソードがありました。昨年クリスマス・イブには内浦・沼津をお忍びで訪問していましたが、後から出てきたコメントを参照するとこの時期は悩んでいた時期のようでした……小さくてマスコット的な存在ではある降幡愛さんですが実生活では姉でもありまして、時折見せるしっかり者の部分があったのです。しかしこれはキャラクターとはやや相容れない性質、表に出せる場面はあまりありませんでした。それが2nd liveでは「SKY JOURNEY」「真夏は誰のモノ? 」と降幡愛さんの持つかっこ良さを引き出す曲が与えられと、降幡愛さんの持つポテンシャルが存分に引き出されたのですよ。MCでもカッコ良さについて言及されていましたが、その降幡さんの性質をも纏い始めたのが今回のルビィだったのかなと。「君のこころは輝いてるかい?」自己紹介での「誰にも負けません」の部分から感じられていた想いの強さの片鱗とも、綺麗に混じり合った感じもしたんですよ。役者・アニメ・そしてCD、媒体の違うルビィが縒り合い、新たな光を発するように感じられるお話でした。

 何か真面目なことばかり書いていても……なので、善子が事あるたびに食べているシーンが挿入されていたのですが、あのシーソーの展開で大笑いですよ。花丸に注意を引いておいてあれですからねー。作り上手いわ、本当に。
 でも1年生コンビも多分暗躍していたんですよね。台詞から考えると2年・3年を呼んだり、衣装を用意させたりしたのあの2人でしょ。9人だからこそAqoursという話は2期3話でもしましたが、当然姉妹が揃ってこそのSaint Snowなわけですよ。その姉妹の最後の舞台を華やかに飾るためにあれこれやっていたと考えると、善子・花丸も姉こそいないものの活動に対しての想いがあるんだろうなぁ、と感じさせられてですね。2期7話での買い出しシーンで触れていた「支え合い」がここにつながっているように感じられてよかったですね。