けいあんの御触書

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ラブライブ!スーパースター!! 8話

 今週は花澤香菜の無駄遣いがなかった……理事長の無駄遣いに拍車がかかっていましたが。

 アニメというフィクションの世界の感想に現実の世界の事を当てはめるのはよろしくない事だとは思うのですが、5人揃って初めて歌う曲の中心2人が一般公募で選ばれた2人ってのが「私を叶える物語」って感じで良いのですよ。このプロジェクトが大切にしている事、ひいてはラブライブ!が大切にしている事、これまで積み重ねてきたもの、それらを全部感じ取ることが出来たのです。
 学校名が公募で決めたものだったのに物語に絡めてくるだなんて、考案者3人も喜んでくれているだろうか。「結」という字、柔らかさ力強さも感じられて本当に良いチョイスをしたなと。

 恋ちゃんの勘違いは、母親の活動は実らなかったと思っていたこと。そして母親の活動にまつわるものが封印されているように見えていたこと。これらから「きちんとした活動でないと心が動いてくれない」に繋がってしまったのかなと。実際に完成度が高いものではないと心動かされないという人はいますしね。
 しかし完成品が全てではないと思うのですよね。もちろん一定のお金をとれるレベルのパフォーマンスをしないといけないのですが、成長していく姿が心を動かすという完成度が高すぎないからこそ味わえる楽しみもあるわけです。μ'sのときも、Aqoursのときも大半はこの分野での実績がほぼ無いまま初めて、そこから大きく成長していく……その流れはご存知だと思います。それもこれもみんな演者の努力、関係者の協力、そしてファンの後押しで成し遂げたものでした。その流れはLiella!ではまだまだはっきり見えてきていないですが、まずは来月末、アニメが終わった後に行われる1st lovelive!ではっきりと見えるようになるのかもしれません。その流れに乗せる1話だったと思うのですよ。