けいあんの御触書

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ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th Lovelive! ~Ku-Ru-Ku-Ru Rock 'N' Roll Tour~ <WINDY STAGE>

 凄いライブだった……"Ku-Ru-Ku-Ru Rock 'N' Roll Tour"の名を冠していたので、<OCEAN STAGE>と<SUNNY STAGE>を踏襲してくるかと思ったら、結構な入れ替えがあって驚かされました。これぐらいの多彩さを見せられるのはAqoursが積み重ねた7年があってこそだと思いますが、その7年の集大成とこれからの活躍が期待できる……そんな事を<WINDY STAGE>から感じられました。


 いつもと同様に出演者に関しては「○○役 △△さん」という表記をしていきます。


 アキバレポーターのアナウンスで開始前から盛り上げてくれた所で浦の星交響楽団が入場。そして前回の東京ドーム公演と同様に、浦の星交響楽団の演奏でライブが始まりました。いつものキャスト紹介がモニタに映し出されたのですが……今回のライブのキービジュアルであり、「あのCD」でジャケットにも使われた衣装が見えたので「その曲から始まるのですね」と身構えましたよ。


01. なんどだって約束!
 ここまでは「Ku-Ru-Ku-Ru Rock 'N' Roll Tour」と銘打っていたからか「KU-RU-KU-RU Cruller!」でスタートだったのですが、紹介での衣装を見たらこれで始まるしかないよね「なんどだって約束!」。浦の星交響楽団の演奏をバックに見られるのは贅沢でした。
 始まる前は3つのモニタが独立していなくて不思議な配置だな、と思っていたのですが、9分割して全員の姿を映し出すの凄かった。少し前にAqours・Liella!のライブでのモニタの使い方について記事を書いたのですが (裏方さんの努力 Aqours・Liella!のライブでのお話 - けいあんの御触書) 9人が横に並んで映し出された姿を見て膝を打ちましたわ。
 そして最後の方でまた語ると思うのですが、ライブが始まったこのタイミングと、ライブの最後では受け取れるメッセージが大きく変わってくるのが面白い。それは歌詞の持つ力でもあり、キャストの想いが込められたMCでの言葉があったからこそです。
 そうキャストの9人がすっごく楽しそうにパフォーマンスしていたのが印象に残っています。中止を乗り越え再び東京ドームで公演できた喜びが感じられましたよ。


02. 未体験HORIZON
 ついにこの日がやってきました。当時、センター曲がなかった国木田花丸高槻かなこさんが強く自己主張をした東京ドーム。そんな東京ドームでナンバリングシングルのセンター曲披露となった「未体験HORIZON」。<SUNNY STAGE>でも披露がなくて「あれ?」と思っていた所に<WINDY STAGE>の発表、「そりゃやらないわ」と納得したものです。
 本当に国木田花丸高槻かなこさんの楽しそうなパフォーマンスが素晴らしくて……Aqours同様、高槻かなこさんも苦労した時期があっただけに、このステージに立てた喜びが伝わってくるような溌剌としたパフォーマンスでした。この曲も浦の星交響楽団の演奏付だったのも良かったなぁ……国木田花丸センター曲がより映えて感じられましたよ。


 恒例の自己紹介MC、声出しが出来ない状態になってからコンパクトになった感じですが、この方がテンポ良くて好みだなぁ。声援が力になるのは間違いないのですが、長い自己紹介+コール&レスポンスで落ち着きすぎていた感があるので、声が出せるようになってもこのテンポでやってもらえると良いなぁ。


day1-03. DREAMY COLOR
 初日の3曲目は「DREAMY COLOR」、Aqoursの新しい試みが見られた楽曲が東京ドームでも。この曲も後ろのスクリーンの9人横並び映像が映えたなぁ……あ、津島善子小林愛香さん担当のカメラさんがちょっとミスっていましたが(配信でも映っちゃってましたね)。
 この曲は元PVが実写で、終盤にはボリュメトリックな映像が使われていたのですが、生で見るとその部分が頭の中で駆け巡って今までとは違ったシンクロ感が得られれて良かったなぁ。PVの印象もあるかもしれないですけど、この曲を聞くたびに舞台の街を思い起こせるのも良い体験です。

day2-03. Future flight
 2日目の3曲目は「Future flight」。ファンから寄せられた言葉をまとめ上げられたこの楽曲を東京ドームで披露というのは、これまた心に来るものがあります。
 間奏のアドリブ動き(だよね?)のわちゃわちゃ感がたまらないのですが、全員の動きを見せてくれないですかね。コミカルな振り付けも多いので1年組が特に楽しく見られる楽曲。これはこの曲に限らないですが、映像として抜かれるシーンで小原鞠莉鈴木愛奈さんのウインクしている率が高すぎる。鈴木愛奈さんの表情だけを映し続けた映像も欲しいです。


day1-04. Awaken the power / day1-05. 未熟DREAMER
 3曲目が終わって数人がはけていくのが見えるなぁ……姿が見えた!と思っていた所にイントロで驚かされた「Awaken the power」。1年生主体で動いていた曲とは言え、Aqoursの1年生のみでの披露というのは想定外。ここは声出して盛り上がりたかった人が多かっただろうなぁ。理亞パートを黒澤ルビィ役 降幡愛さんがやるのを見て涙が出そうになったし、他の1年2人がやる時もそれはそれで感情を揺さぶられるしで、Saint Snowがいないからこその良さを感じられました。

 そして5曲目は3年生3人での「未熟DREAMER」、これも元のエピソードを知っている人には響く選曲。後ろのモニタにはタイが黄色な3人のイラストが映し出されていたのが「ずるい」。間奏の時や終盤に3人が集まる演出も「ずるい」。3年生3人だけだったからこそ活きる演出にやられました。
 毎度になってしまう感じですが、松浦果南諏訪ななかさんのやわらかい動き、黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんの華麗な動き、小原鞠莉鈴木愛奈さんの愛嬌あふれる動きと、3年生って強みの違いが感じられて面白い組み合わせなんですよ。7年という月日を経て、キャストさんもそれ振る舞いが自然に出てくる感じになっていて、ラブライブ!ならではのパフォーマンスになっていたと思います。


day2-04. ハミングフレンド / day2-05. 空も心も晴れるから
 2日目の4曲目は2年生+1年生の「ハミングフレンド」、この曲はAqoursの可愛らしさが出る楽曲ですが、今回は衣装も相まって可愛さ増し増しに感じられました。
 桜内梨子逢田梨香子さんが津島善子小林愛香さんとセットになっていたのですが、「ギラン」ポーズをキメ顔でやっていて笑ってしまいました。これは配信でも使われていたので、発売されるであろうライブ映像でも収録されていると良いな。

 2日目5曲目は「空も心も晴れるから」、オリジナルである2年生のみでのパフォーマンスはやはり良いものです。
 トロッコだったので3人が振り付けをしつつ、観客へのアピールも織り交ぜてより身近に感じられるパフォーマンスになっていました。間奏でアピールしている2人をよそに、振り付けも織り交ぜつつ観客へもアピールする高海千歌伊波杏樹さんという違いが面白かった。)))伊波さん、自由に動ける時間帯でも結構元の振り付けやってくれますよね。



 両日ここからソロ曲の披露となりましたが、誕生日順で披露してくれて感謝。「この順番で聞きたかったんだよー」という個人的な希望が叶いました。

day1-06. OKAWARI Happy life!
 ソロメドレーのトップバッターは高海千歌伊波杏樹さんによる「OKAWARI Happy life!」。
 伊波杏樹さんが高海千歌全開の歌詞を可愛らしく歌い上げていましたし、動きも高海千歌を感じさせるあたり、舞台でも活躍している役者さんならでは。
 移動で使った乗り物が想像以上に速くて驚きましたが、持ち手は付いているとは言えほとんどブレない体幹の強さ……恐るべき伊波杏樹ですよ。「レールはこの為だったのだな」なんて思っていたのをひっくり返されるのはまた後の話。


day1-07. Love Spiral Tower
 ソロ2曲目は桜内梨子逢田梨香子さんの「Love Spiral Tower」。曲が曲だからどうなるか期待していたんですが、予想を大きく上回ってきました。間奏で椅子を使ったパフォーマンスを見せたのですが、座っているシーンでの動きもドキッとさせられましたし、歌が再開した後に片足載せたシーンは声が出そうになりました。歌詞だけでなく、逢田梨香子さんのパフォーマンスによって内なる桜内梨子が出てきた感じがして、曲にさらなる深みを与えていました。こういうのがあるからライブは見逃せないわけですよ。

 この曲が終わった時に青っぽい色を用意し始める人が多かったのですが……慌てて変えている姿があちらこちらで見られましたな。


day1-08. 1STAR
 3曲目は黒澤ルビィ役 降幡愛さんが登場して「1STAR」。ソロCD1年目の「あの曲」とは打って変わって、いろいろな経験を積み強くなった黒澤ルビィを歌っているような歌詞。降幡愛さんがルビィに寄り添うように時に力強く、時に優しく歌い上げるのが素晴らしかった。多彩よね、降幡愛さん。

day1-09. MOTTO-ZUTTO be with you
 初日のソロ曲メドレーラストは黒澤ダイヤ役 小宮有紗さん。誕生日順だと姉妹が連続で出ることになって、とても趣深かった。
 白基調にダイヤの赤が設えてある衣装は、大きな動きを見せた時にふわりと浮き上がる感じで、小宮有紗さんの振り付けをより艶やかに彩っていました。そして小宮有紗さんの歌唱力も上がっていて、歌での感情表現が今まで以上の豊かさに感じられました。


day2-06. RUN KAKERU RUN
 2日目のソロ曲トップバッターは松浦果南諏訪ななかさんで「RUN KAKERU RUN」。タイトルにRUNが入っている通り「走る」が中心になっていた歌詞でしたが、走ったり跳ねたりしつつ花道半周移動しながらパフォーマンスとスポーティな面を強く打ち出した振り付けになっていました。動きが激しかったのでちょっと歌声は不安定でしたが、それも込みで松浦果南らしい仕上がりになっていたと想います。

day2-07. やあ!行雲流水!?
 2日目2曲目は国木田花丸高槻かなこさんの「やあ!行雲流水!?」。うわ、ギター持ってる(私物でした https://www.instagram.com/p/CfYq3ZFvG6M/ )?! 高槻かなこさんがギターをそこそこやれるのは知っていましたが、大舞台でやらせるとか面白すぎる試み。勇気を出して踏み出した国木田花丸が、頑張ってやってみたという感じで個人的には評価したい演出。だれがギター演奏の提案したのだろ……。終わった後に満面の笑みを見せてくれた高槻かなこさん、素敵でした。

day2-08. Paradise Chime
 続いては渡辺曜斉藤朱夏さんの「Paradise Chime」。渡辺曜は体が先に動ぃ「行動が先走る」印象があるのですが、まくし立てるようなラップがキャラクターに綺麗にはまっていると個人的には思っています。
 そんなラップも取り入れられた楽曲、元気いっぱいの動きを見せる斉藤朱夏さんが渡辺曜と重なって見え、改めてハマり役だなと実感しました。

day2-09. Love is all, I sing love is all!
 前回に続いて歌唱力を前面に打ち出してきた小原鞠莉鈴木愛奈さんの「Love is all, I sing love is all!」。
 振り付けはあるとは言え、歌を聴かせるという点でトロッコ使用は大正解。普段から観客へのアピールがめちゃくちゃ多い鈴木愛奈さんですから、多くの人が愛嬌のある動きを間近で見られるトロッコ使用はその意味でも大正解。しかし揺れも無いわけではないトロッコの上でも歌唱がほぼブレないのはさすがですわ。体幹もより鍛えているのだろうなぁ。

day2-10. 迷冥探偵ヨハネ
 ここでざわつきますよね。だって津島善子のSecond Solo Concert Albumはまだ発売されていないので「どーするんだ?」って感じ。開場前に「ライブで初披露、ライブ後に試聴動画解禁ってパターンじゃないかな?」と言っていたら大正解でした。という事で初披露が東京ドームとなった津島善子役  小林愛香さんの「迷冥探偵ヨハネ」。
 「名探偵」ではなく「迷」「冥」になるあたりの言葉選びが、さすが畑亜貴と唸らされます。

 ここで「今日のAqours」と浦の星交響楽団を挟んで次のパートへ。ここの浦の星交響楽団の選曲、良かったなぁ。そういえば今回は公式から演奏楽曲リスト出てないな。いつか作るか……。


day1-10. / day2-11. KOKORO Magic “A to Z”
 新衣装で出てきた9人を見て「(衣装が)弱体化されとる」とつい思ってしまった「KOKORO Magic “A to Z”」。元の衣装でやるのは色々と厳しいのはわかります……3年組は腰のあたりに装飾がなかったからか、結構広い面積が見えちゃってドキドキしちゃいました。
 個人的には黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんの振る舞いが特に秀でていた印象。手足が長く、決めポーズもピタッと優美に見せてきて惚れ惚れしましたよ。

day1-11. / day2-12. GEMSTONE “DE-A-I”
 イントロが流れた瞬間驚いた「GEMSTONE “DE-A-I”」。たしかに名古屋・埼玉では発売前でしたし、かなり入手が大変な曲だったのでこんなに早くライブで聞けるとは……良い意味で裏切られました。
 前の曲に続いて黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんですよ。間奏で一番長く時間与えられていましたよ。惹きつけるダンスならAqours内ナンバーワンでしょ。
 初めて聞いたときの「四方八方九方」という造語のインパクト、ライブで9人から発せられたのが見られて良かった。μ'sのときの「一進一跳」もそうですが、ちょっとした言葉の変化で彼女たちの生き様を表現できていて畑亜貴すげーんだわ。

day1-12. / day2-13. Next SPARKLING!!
 MC明けに不意打ちでやってきた「Next SPARKLING!!」。この曲は演出がめちゃくちゃ良かったの。アニメでは1・2年生のみでのパフォーマンスながら、途中から3年生の歌唱パートもあるこの楽曲。どうしたものかと思ったら1・2年生はメインステージ、3年生はステージ上段で完全に接点がないようにパフォーマンスをさせるという。そして9人で円陣を組んで歌うシーンでは、映像を重ね合わせて表現……現地のモニタでも見られたのですが、これは配信の人の方が見やすかったかな。あとはふと振り返ると3年生の姿がないとか、この曲は演出の勝利。

day1-13. / day2-14. i-n-g, I TRY!!
 「Next SPARKLING!!」から「i-n-g, I TRY!!」の流れも5thの時には出来なかったやつ。この曲は3年生が最初にいて、下級生が合流してくる「Next SPARKLING!!」とは逆パターン。そして1番全てを3年生にやらせるアレンジは前の曲と対照的。
 まだまだ9人でやっていきたいという気持ちが「だからまだ走ろう 走れる? 走りたい 現在進行形だね “ing”だね」という歌詞で表現されていたと思ったのですが、2日目の大詰めであった発表でさらに現実味を増しました。後から噛みしめる楽曲になったのは面白い体験だったかも。


 ここで2回目の「今日のAqours」と浦の星交響楽団の演奏が。劇場版曲が多く、セットリストの流れを上手く使っていました。


day1-14. / day2-15. KU-RU-KU-RU Cruller!
 ライブタイトルでも使われていた「KU-RU-KU-RU Cruller!」がここで披露。
 今回のツアーでは毎回やっていた曲だったのですが、東京ドームではステージを動かしてきました。観客の上をステージが通るのを見たのは6年ぶりかぁ……。映像では浮いているキャラクターアイコンの上でダンスをしていたのですが、それをイメージした感じになっていました。

day1-15. / day2-16. Deep Resonance
 動いて先端までやってきたステージで、近くにいた浦の星交響楽団の演奏とともに「Deep Resonance」を披露。これまでで一番贅沢な「Deep Resonance」でしょ。この曲はシャドバコラボで津島善子センター曲。ダークな雰囲気がオーケストラ演奏でさらに引き立っていましたし、歌い出しの声の張り方から津島善子小林愛香さんの気合の入り方も伝わってきました。


 この後のMC、浦の星交響楽団のメンバーが津島善子のギランをやってくれるノリの良さ、好きですよ。


day1-16. 心の羽よ君へ飛んでけ!
 この曲もオーケストラで披露された「心の羽よ君へ飛んでけ!」。地平線を「空と海の境界」と表現するのが素敵だし、それをオーケストラ演奏がより引き立てる形に。そして動くステージで多くの観客の近くを通りながら「心の羽よ君へ飛んでけ!」と歌うのも感傷的にさせてくれました。

day2-17. キセキヒカル
 2日目のMC明けは曲変更。オーケストラでやるとしたこれは外せないでしょ、という感じの「キセキヒカル」。やり直しの東京ドームが出来たのは「奇跡」だし、ここ数年の困難な「軌跡」もこれからの輝きに変えていいこう、と感じられる選曲でもありました。
 9人全員が良かったのですが、リーダーである高海千歌伊波杏樹さんの表情が良い。役者としても活躍を見せているだけあって、表情での表現で一日の長を感じましたね

day1-17. Brightest Melody / day2-18. 想いよひとつになれ
 ここでの2曲が投票選出曲でした。
 初日は「Brightest Melody」、聞き慣れた普段の伴奏とは違う音が聞こえてくるのが本当に楽しい。3年生メインの歌唱から高海千歌伊波杏樹さんの「きっと」の表現がCDを遥かに超えるものに。配信映像の映し方も決まっていました。
 2日目は「想いよひとつになれ」、9人Ver.だからこそピアノをメインにしない感じの演奏になっていて最初から惹かれました。このピアノをそこまで目立たせない演奏で9人での「想いよひとつになれ」、これが原型だったと感じさせる力がありました。そして9人だからこその、8人から向けられた指を受け止める振り付けをする桜内梨子逢田梨香子さんが本当


day1-18. / day2-19. smile smile ship Start!
 最後の曲は再出発に相応しいStartの文字が入った「smile smile ship Start!」。この曲もオーケストラ演奏、こんなにたくさんオーケストラ演奏が使われるとは思ってなかったので嬉しい誤算でした。
 この曲だけではないですが、より楽しさを増してくれる黒澤ルビィ役 降幡愛さんのアレンジと言うか遊びが入った歌い方。ライブならではの楽しみの1つになってます。


 「今日のAqours」のラストパートを経てアンコールへ。「今日のAqours」もアニメにしてくれても良いのですよ?でも尺が足りないかなぁ。


EN01. 君のこころは輝いてるかい?
 ライブTシャツとそれぞれのメンバーカラーなスカートを身に着けた9人が登場。6th LoveLive!は1度潰れて再起動してきたもの。そんな文脈からするとスタートを象徴する「君のこころは輝いてるかい?」はアンコール初手にはぴったり。この曲も浦の星交響楽団の演奏という贅沢Ver.。さらに移動ステージ再稼働とてんこ盛り「君のこころは輝いてるかい?」でした。


 両日ともここでMC。2日目には発表もありましたが、声が漏れてしまったのは「幻日のヨハネ」アニメ化発表でしょう。アニメが一段落し、身一つで進んでいたAqoursが、スピンオフな作品とは言え再びアニメとともに歩める事が確定したわけですから。


EN02. SUKI for you, DREAM for you!
 6th lovelive! tour最後の曲として定着していた「SUKI for you, DREAM for you!」。しかし<WINDY STAGE>では全く違って聞こえました。それは「輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド」を経たから。「冒険Type A, B, C‼」もそうでしたが、イベントでの体験が曲の深みを増してくれたのですよ。
 1日目も楽しそうだったのですが、2日目は発表での喜びを共有出来たからかより楽しそうにパフォーマンスしていて、別れが惜しく感じないほどでした。


day2-ダブルEN. なんどだって約束!
 初日と違って終わる気配が感じられない……と思っていたら9人が飛び出してきましたよ。ダブルアンコールで披露したのは「なんどだって約束!」。ライブ終了後は慌ただしくて簡単にしか触れられなかったのですが、翌朝にこんな事を書きました。

 同じ曲なのに聞こえ方・感じ方が変わってくる。引用した発言中にも書きましたが、μ's First LoveLive! での「僕らのLIVE 君とのLIFE」に似た感覚を覚えました。
 強すぎる約束は呪いになってしまうでしょうが、それでも「Aqoursとなら、この18人となら構わない」と思わせてくれる締めくくりでした。



 <OCEAN STAGE>と<SUNNY STAGE>を経ての<WINDY STAGE>でしたが、それぞれの公演で独自の色が出せていた面白いツアーになっていたと思います。それを表現できたのは7年という時間の積み重ね。様々な表現をしてきたからこそ、3都市の公演の方向性を変える事が出来たのだと思います。
 まだまだ可能性を広げられることを示してくれたAqoursの次のステップも楽しみでなりません。