けいあんの御触書

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「みんなで叶える物語」を描き出したラブライブ!2期9話

いつもは作中で描かれたことを外れないようにと感想を書いていますが
今回は作中で描かれていないメタ的な要素もあったので
そちらもがっつり入れてより主観的な感想になった気がしますが
それだけ思い入れが出ちゃうような展開だったから仕方ないのですよ。


"今までの話が下敷きとなっていた部分が多かったのですよ"
なんて2期8話のエントリで書いておいたのですが、
2期9話も2期7話のエピソードが生きた展開でした。
そして何よりも現実のエピソードとリンクしたように感じて
その時のことを思い出して胸にこみ上げるものがありましたよ。

今回の話の下敷きとなった部分は2期7話、生徒会としての自覚の発露。
トラブルを自分たちの力だけで片付けるという流れで
絵里・希という前任者から離れて自立していく部分が描かれました。
これが9話Aパートの説明会の部分に綺麗に繋がるわけですよ。
穂乃果たち新生徒会組にとってはラブライブ!はもちろんですが
学校の存続も大きな課題の1つですから、
理事長が欠席を促したものの説明会を選んだのも理解できます。
誤算だったのは天気予報が外れて雪が長引いたことに
説明会自体が1時間遅れになった事で時間的余裕が失われたことでした。

大雪というと2月のライブが真っ先に思い出されます。
乗るはずだった飛行機が飛ばず、初日の参加を断念させられた友人、
帰宅に通常時の倍以上の時間がかかった友人に
最寄り駅まで辿りつけずに途中の駅で一夜を過ごした友人、
友人以外でも移動に苦労している人が多く見受けられました。
そういう事を経験している人たちが、この9話での展開に
強い感情移入をしてしまっていたのをTwitter上で多く見ました。

しかし今回生徒会組の3人は移動手段を奪われたものの
音ノ木坂のみんなに助けられました。
学校の為に頑張ってきた事がヒフミ以外にも認められつつあるのは
2期3話で「ユメノトビラ」の時にも駆けつけてきた人数を見ても
分かることでしたが、今回はそれが全校生徒ですからね。
μ'sとしての活動に加え、生徒会として働いていた事が
生徒全員の協力を得られることに繋がったと考えると
1期3話の講堂でのほぼ無人の初ライブからすると大きな進歩ですよ。

生徒会組が走るシーンは第3者視点の映像を使い
生徒たちに導かれる穂乃果・ことり・海未の3人を描く……
この描写は心に来るものがありました。
この道を作ってくれる部分だと、ライブ当日の雪よりも
次の週の大雪の方が自分にとっては繋がりを感じました。
114cmというとんでもない大雪で家から出られないような状況から
多くの人の助けを貰って少しずつ道が出来ていったのですが、
ラブライブ!会場へ向かう穂乃果たち3人の道を
全校生徒が雪かきして切り開いていたシーンと重なって感じられて
何回見ても涙ぐみそうになってしまいましたね。
通れる道を作ってもらえるだけでも喜びを感じるんですよ、極限状況だと。
ましてや3人にとっては9人でやれる最後の舞台かもしれない
最終予選ですから、穂乃果も大泣きするってものですよ。


あと前回の感想で書いた「やりたいこと」で海未の事が出てきました。
「やりたいこと」についての言葉が出てきたのが嬉しかったです。
これで全員のやりたいことが描かれたことに。
危機的な状況に直面していたからこそ出た言葉だったのでしょうけど
これまでの穂乃果たちについていく海未ちゃんからの
脱皮が感じられる短いながらも印象的なシーンだったと思います。

あ、矢沢家の雪だるまは以前室田さんがpostしたものでしたね。
作中で出てきた時に「これはっ」って叫んじゃいましたよ。
ちゃんとにこにーセンターだったし……


今回は雪絡みの話ばかりになりましたが、
自分の周りを見ていてもライブ参加者にとっては
より印象深い展開に感じられたようです。
作中だけでなく、現実の展開ともリンクしていて
本当に「みんなで叶える物語」を体現したかのような展開でした。