けいあんの御触書

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飛び立つAqours ラブライブ! サンシャイン!!第12話

 7月9日に伊豆箱根グループが記念乗車券の販売イベントをしつつ、ラッピングされた電車・バス・タクシーを展示するというイベントが有りましたが、去る17日にもう1つのラッピングバス運行会社である東海バスさんがイベントを開催するとの事で行ってきました。
 天気や開催場所の違いはありますが、前述のイベントよりも人出は多く、アニメ効果が感じられるイベントでした。記念乗車券と特性のティッシュケースもゲットできました。

  ちなみに↑の写真を撮ったのは「欧蘭陀館」さん、建物の外観は違っていますが、住所としては11話で出てきた曜の家の場所……という事で、舞台訪問で訪れる人が増え始めているようです。来た人向けのコミュニケーションノートまで出来ていましたが、話しかけてくれた奥様が気さくだった上にパステルアートまで描いていてですね……どんどん描いて9人全部揃えるようですよ。また見に行かないとならないじゃないですかー(思う壺)。いやコーヒーが美味しかったので、また行きたいとは思っているのですけどね。駐車場もあるのが助かります。

 

 さあ12話。覚悟をして構えて見ていましたが、こちらの想いを汲んだ上にこれしかないという答えを出してくれました。曲や行動から「想いはひとつに」なりつつありましたが、それは正しい方向だったのか?それに対して9人が回答を出してくれたお話でした。


 「9人が9人のままで良い」μ'sが2期6話で得たその結論を、Aqoursとしての意義に絡めて表現し、Aqoursがようやく見つけたその進むべき方向への第一歩を踏み出す物語。
 「μ'sは何もない場所を走った」これはまさにその通りで、運営も役者も手探りの中、少しずつ実績を積み、人気を獲得し、舞っていたチャンスを掴み取り、階段を登っていきました。しかしμ'sはμ's、AqoursAqours。同じ道を辿っても成功するとは限らないですし、そもそもメンバーが違うグループが同じ道を辿れるとは思えません。
 大成功を収めたμ'sの進む方向性は1つの可能性……東京での様々な活動でμ'sをより知ることによって、AqoursにはAqoursの進むべき道があると気付き、これまでの「μ'sを追いかけるAqours」から脱皮するという流れ。そして千歌のモノローグからは「先輩は大きな存在だが。お前らはお前らなんだ。自分たちの道は自分たちで切り拓け」というメッセージが感じられました。それは作中のAqoursに対しても、現実のラブライブ! サンシャイン!!Projectの関係者にも、そして視聴者に対しても投げかけられているようでした。

 μ'sがラブライブ!2期11話で終わりにする事を決めたあの海岸。μ'sの9人が足を地につけ「終わらせる」事を宣言したあの海岸で、Aqoursはμ'sを追う事からの決別のように、ジャンプしながら0から1への第一歩を踏み出しました。
 その一歩がどこへ向かっていくのか、最終話が楽しみです。