けいあんの御触書

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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

 「前田建設ファンタジー営業部」「映像研には手を出すな!」などなど、自分がここ最近見ていて波長が合った実写作品の共通点は「英勉」監督。その英勉監督の最新作「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット (以下 賭ケグルイ2)」が2度の公開延期を経てようやく今日6月1日に公開されました……って、待ちきれなくて5月27日の舞台挨拶付き先行上映に行っていたのですが。



 最高レベルの「フィクションだから出来る設定の原作漫画を実写化なんて難しいだろ」作品だったのですが、これまでのSeason1・Season2・映画第1作のどれもが期待を上回る出来でしたし、Season2から少しずつ入れられたオリジナルの映画第1作に繋がる要素も、世界観を活かしつつも新たな魅力を付け加える面白い仕上がりになっていましたから、新作も期待していたのですが……存分に楽しませていただきました。

 英勉監督作品に共通しているのですが、登場人物の年齢がそこまで高くないので、出演する俳優陣もフレッシュな顔ぶれになりやすいんですよ。そして監督と俳優との関係性が良いのか、他作品への出演も結構あるんですよね。代表的なのが主役 蛇喰夢子を演じた浜辺美波さん、「映像研には手を出すな!」では物語の伏線を担いつつも主役3人組にはほぼ絡まないという「浜辺美波の無駄遣い」を見せました。鈴井涼太を演じた高杉真宙さんも「前田建設ファンタジー営業部」の主役をやっていましたし、監督と俳優さんの繋がりの強さが合ってこそかなぁと思うわけですよ。

 上で挙げた2人の演技はもちろん、今回存在感を強く見せた桃喰綺羅莉役 池田エライザさんを始めとした前作までに出てきたキャラに、アマゾンプライムビデオで独占配信中の「賭ケグルイ 双」で出てきたキャラもちょこっと出てくるなど、シリーズを見ていればより楽しめる仕掛けも満載。シリーズが長く続いているからこその楽しみも散りばめられていました。

 そんな中でも特筆すべきは今回の敵となった視鬼神真玄を演じた藤井流星さん。最「強」じゃなくて最「凶」をあてがわれた意味がわかるキャラクターを怪演。表情の作り方、声の出し方、そして最後のギャンブル終盤の演技、どれもこれも見事でしたわ。

 あともう1人、早乙女芽亜里を演じた森川葵さん。テレビのバラエティ番組で見せたダイススタッキングがギャンブルに組み込まれていたのですが、スタッフの期待に応える見事な手捌き。その部分が先行で公開されていたのでネタバレが怖くないなら見ていただきたいのですが、その手捌きを全て見せるような編集をしている製作者側、「わかってるなー」って思っちゃいますわ。

 
 あと今回は変な役で出てきた中川大志さんね。裏話があちらこちらで見たり聞けたりするので探し回って見てほしいんだけど、映画の中では別役(豆生田楓)で出てきたシーンが2回ほど出てくるのでギャップで笑いそうになっちゃうの。本当にずるい、あのキャラクター。

 




 で、公開初日となった今日、2回目を見てきました。

  1回目を見終わったあと、すぐ2回目を見られないのってきついっすね。でも間が開いたおかげで見たいポイントを整理して2回目に臨めたのでそれはそれで良かったかも。
 上の発言中にある通り、キーアイテムがあったのですが、それがどうやって要所での登場に繋がるのかわかるようになっていたのですよ。筋書きが決まっている「物語」ですから、終幕への流れは必然ではあるのですが、さりげないカットでそこへ繋がる部分が描かれていまして、それが見えた瞬間「あ~」って声出そうになりました。

 あと何回か見たいと思っていますが、副音声上映はmustですね。サンプルもありますがすっごく楽しそうなんだもん。


 緊急事態宣言の影響で、この後にも見たい作品がどどどっと待ち受けているわけですが、冒頭の数分の映像や、オープニング映像などもYouTubeで公開されているので、そちらも見て興味を持ったら是非。

 主題歌前後の映像でいやが上にも次への期待が高まっちゃいますよ。あれを見せられたら……ねえ。