けいあんの御触書

ラブライブ!・食べ物 ときどき イベント ついったーは @kei_an

「9人だから」の重みが見えたサンシャイン!!第23話(2期10話)

 序盤のSaintSnow来訪を見て「来週発売のCDのドラマパートで酷い事されちゃうんだろうな……」などと思ってしまいましたが、多分間違ってないはずだよ。子安秀明さんだからきっとやってくれるはず。
 「メンバーの気持ちがお客さんに伝わるもの」という言葉は6話のあのアクロバットに通じますよね。千歌がアクロバットな振りを成功させたのを始め、9人のパフォーマンスが多くの人に届いたから、ハンデを跳ね返し前回敗退した予選を通過出来たのですから。

 前回までは1年生3人組の動きにスポットが当てられていましたが、今回は3年生3人組にがっつりと。
 ロープウェイだけじゃないけど、乗り物から両足でぴょんって降りちゃうの「わかるわかるー」って感じだった導入部分から、マイペースでありながらも他2人もちゃんと気にしているあたりが3年生だなーというBlueCaveでのやり取り。3人がそれぞれ選択する道へ進むことによってばらばらになる未来が確定している中、難しいと知りながら3人で揃って星に願うというこの関係性。車内に3年生3人しかいないように描写された車が飛んでいるシーンは、イメージだとわかりやすく表現するとともに、そこまでの3年生の軌跡を描いてきたからこそ、見たかった景色への憧れが感じられる表現になっていて面白いなぁ。非現実的なシーンなんだけど、あの一瞬の描写だけで明らかにイメージ映像だと表現するあたりが上手いよなぁ。でも見たいものが見られるとなったらあんな気分になるでしょ、そりゃ車も飛びますよ。
 個人的に運転する鞠莉が十千万旅館の前でやっちゃったやつが「わかるわかるー」って感じ。初心者だとああなりがちだよねぇ……初心者が運転する助手席に乗った時に似たようなことを何度かやられていたので「頼む、自分に運転させてくれ」って思うやつです。

3人の時はただ「高い所に行けば見えるかも」というあてのない行動だったから星を見る事は叶わなかったけど、千歌の言葉から向かった場所では皆の想いが実って雲も払え、星が見られたのが3人だった時との違い。「9人だから」を体現しているんだよなぁ……この9人だからAqoursは2期での重要な要素になっているんです。

 https://twitter.com/kei_an/status/939629256711184384

 上は自分の発言から。140文字制限で入れられなかったですけど「9人で」というのは車内の会話の至る所から感じられたのではないでしょうか。星座早見盤に描かれた9つの星も象徴的でしたよね。
 「だから晴れるまでもっともっと遊ぼう」、未熟DREAMERにも「晴れるまで遊ぼう」という歌詞がありましたが、作中では作詞したとされる千歌がこの言葉を言うあたりにも、脚本側の理解度と愛情が感じられます。

 あと2年生組も地味に色々フューチャーされていましたよね。千歌の特技・書道が出てくるとは思わなかったですし、千歌母からの「諦めずに続ける」という台詞も、1期でのあの言葉から繋がってきています。海岸での千歌の独白も重みがあるものでしたが、それを優しく包容する感じの梨子ちゃんも良い関係でしてなぁ。

 μ'sの時の2期11話と似た空気を漂わせながらも、また違った答えを出そうとするAqoursの空気を感じられるお話でした。あと最後に……志満姉さんの帯にウォーターマークが重なって「なんで帯にSUNRISE」って入ってるのと一瞬思った人がいらっしゃいますか?自分だけですか、はい。

聖なる星 サンシャイン!!第22話(2期9話)

 同人誌の追い込みしていましてだいぶ周回遅れです。1冊目(メインジャンル)は終わりましたから、これから2冊目作ります。サンシャイン!!本、どこまで書けるかわからないですが、今出来る中での最大限のものを作りますね。

 2期9話、先に終盤の話をしちゃいますけど、アバンで見せた2人きりのポーズを姉2人の前で見せてからの「Awaken the power」への流れ、最高でした。姉の前で理亞・ルビィが2人きりで披露して、姉がいなくても大丈夫という成長した姿を見せた後、イベントでは11人の「Saint Aqours Snow」として披露し、このイベントが最後のパフォーマンスとなる聖良を、五稜郭を模したかのようなフォーメーションの中心に据えて送り出す。
 姉と一緒に活動できなくなる2人の成長を描きながらも、その姉妹二組が同じ曲の中でパフォーマンスするのも感慨深かったですし、ダイヤさんの妄想と理亞、両グループのメンバーから出てきた「Saint Aqours Snow」のグループ名を体現する11人でのパフォーマンスが心に響いたんですよ。

 8話感想でも書きましたが、ルビィは1期から人見知りという描写をずっと続けられていました。克服しつつあったとは言えAqoursメンバー以外とはまだまだ……という中で理亞を引っ張っていった上で、面接でのあの堂々たる態度ですよ。見知らぬ土地・初対面の相手に自分の思いを伝えようとしたわけで、花丸・善子が泣くのもわかります。その後にも理亞のクラスメートにライブのお知らせを伝えと、短いながらも見知らぬ土地での同級生たちとの大きく成長した姿を次々と見せました。

 黒澤ルビィ役の降幡愛さんには、ルビィと真剣に向き合っていると感じられるエピソードがありました。昨年クリスマス・イブには内浦・沼津をお忍びで訪問していましたが、後から出てきたコメントを参照するとこの時期は悩んでいた時期のようでした……小さくてマスコット的な存在ではある降幡愛さんですが実生活では姉でもありまして、時折見せるしっかり者の部分があったのです。しかしこれはキャラクターとはやや相容れない性質、表に出せる場面はあまりありませんでした。それが2nd liveでは「SKY JOURNEY」「真夏は誰のモノ? 」と降幡愛さんの持つかっこ良さを引き出す曲が与えられと、降幡愛さんの持つポテンシャルが存分に引き出されたのですよ。MCでもカッコ良さについて言及されていましたが、その降幡さんの性質をも纏い始めたのが今回のルビィだったのかなと。「君のこころは輝いてるかい?」自己紹介での「誰にも負けません」の部分から感じられていた想いの強さの片鱗とも、綺麗に混じり合った感じもしたんですよ。役者・アニメ・そしてCD、媒体の違うルビィが縒り合い、新たな光を発するように感じられるお話でした。

 何か真面目なことばかり書いていても……なので、善子が事あるたびに食べているシーンが挿入されていたのですが、あのシーソーの展開で大笑いですよ。花丸に注意を引いておいてあれですからねー。作り上手いわ、本当に。
 でも1年生コンビも多分暗躍していたんですよね。台詞から考えると2年・3年を呼んだり、衣装を用意させたりしたのあの2人でしょ。9人だからこそAqoursという話は2期3話でもしましたが、当然姉妹が揃ってこそのSaint Snowなわけですよ。その姉妹の最後の舞台を華やかに飾るためにあれこれやっていたと考えると、善子・花丸も姉こそいないものの活動に対しての想いがあるんだろうなぁ、と感じさせられてですね。2期7話での買い出しシーンで触れていた「支え合い」がここにつながっているように感じられてよかったですね。

重ね合わせ ラブライブ! サンシャイン!!第21話(2期8話)

NHK WORLD presents SONGS OF TOKYO」に行ってきたんですよ。何度かこのBlogでも話題に出しているYODA君と。当然Aqoursに関する話も色々してきたわけですけど、「アニメのAqoursにも現実のAqoursにも重い物背負わせすぎじゃね?」「追い詰めるような展開で怖いわ」……なんて事を話していたんですが、そこに飛び込んできたのが先日発売となった「MY舞☆TONIGHT / MIRACLE WAVE<」のCDでの2番の歌詞ですよ。「うわ、おっも」これが初聴きの時の感想でした。決意を込めた前向きの曲と見せかけて、自分たちを追い込んで、追い込んで、無理やり殻を破らせる、そんな事をさせようとしている歌詞だと感じちゃったのです。アニメ中では「ラブライブ!での活躍で名を残す」のみとなっていますし、現実の方でも上記「SONGS OF TOKYO」のように格上の方々と同列に扱われていて、目一杯背伸びをさせられておりと、どちらも追い込みを食らっている状況なわけですよ。いやー、怖い。期待しているから用意されているハードルの高さなのでしょうけど、課しているハードルの高さが怖いです、怖すぎです。


 8話はオーソドックスな重ね合わせの物語。まずは「μ's」も直面していた「最後のラブライブ!」という問題ですね。それを1年と3年という同じ組み合わせの姉妹の視点を重ね合わせて展開していった点が、物語に深みを与えた形でした。

 スクールアイドルはスポーツではないですが、学生スポーツには「3年生の卒業」という避けられないイベントがあります。3年生にとっては最後の試合になりかねない、そんなドラマがスポーツ×出場校の数だけ存在しているわけです。ましてや1年と3年という組み合わせがあり得るため、今のメンバーで一緒に出来る期間は1年にも満たない……それに関してはμ'sでもAqoursでも辛い気持ちを描く話がありましたが、2人きりでしかも姉妹グループであるSaintSnowの理亞が抱く辛さは、他のグループの比じゃないでしょう。
 9人のAqoursは他グループに比べて多いなぁとは思いますけど、9人もいればストッパー役も推進役もどちらも生まれる可能性が高く、何かトラブルが合ってもサポートし合えるんですよね。もちろん話がまとまらない可能性もあるんですけど。でも少人数だと話がずれた時の仲裁役が出ない場合もある……という点で現3年生が1年生だった3人の旧Aqoursとも重なり合うわけです。少人数だからこその問題。ステージに立つ前に喧嘩していたという情報もありましたが、2人や3人ぐらいだとその状態を和らげる役割を担える人がいなくなる場合があります。3人なら仲裁役がと思われるかもしれないですけど、3人だと2対1になっちゃうのが怖いんですよ。しかしこれらの事をそれも踏まえてのOP曲の歌詞「ホンキをぶつけ合って 手に入れよう未来を!」だと考えると、畑亜貴なんなの予言者なの?なんでこんな物語に沿った歌詞になるのよ。
 「ステージのミスってステージで取り返すしか無い」って台詞が出てきたのも凄まじいな、と。現実と虚構を重ね合わせるのがラブライブ!の持ち味とは言え、現実での1st liveであんな事があったグループに言わせるのはその背景を知る者に響いちゃうでしょ。ずるいでしょ。いや、ステージでのミスを取り返せるのはステージだけだって現実のAqoursが証明しているからこそ、あの言葉の重みが増すわけですけど、それを言わせちゃうのが最初の段落で言った「追い込み」に見えちゃうんですよ。

 終盤に見られたのが姉妹愛の重ね合わせ、黒澤姉妹も鹿角姉妹もそして高海姉妹も。そして同じ妹という立場だから苦しむ状況を感じ取ったルビィが理亞を助けようと動くシーンは、1期からずっと書かれていた人見知りというファクターを自ら打ち破った瞬間、これまでの表現があるからこそ理亞の手を引くルビィという構図だけで成長がはっきりと見て取れたのがたまらなかったです。そしてこれも演者である降幡愛さんと重なってですね……いやぁ、知らなくても楽しめるはずですけど、知っていれば知っているほど深みを感じられるってのが凄いなぁ。

 と、真面目なことを書き連ねましたが、私の花丸ちゃんがたくさん食べているのと着ぶくれを混ぜた愉快な表現されていて面白かったですわ。着膨れしている時に声まで変えちゃうのやりすぎでしょ^^ 

唯一の選択 ラブライブ! サンシャイン!!第20話(2期7話)

 自分の通っていた小学校は甲府市中心部に近かった為、ドーナツ化現象の煽りをもろに食らって4校統合によって消滅してしまったんですよ。「郷土の」とか「地元の」とかそういう意識はほとんど持たないようになった自分ですが、さすがに通っていた学校ともなると思い入れもあるわけで、無くなるという報告を受けた時と実際に無くなった直後はショックを受けていたことを覚えています。建物自体は残っているんですけど、自分の通っていた時と同じ使われ方をしていないという事で、記憶の中に残っている建物の同じようなものに見えないんです。

 またスポーツ大好き人間の私にとっては「記録に残る」というのはとても大きな意味合いを持っています。いつか抜かれてしまう記録に関してもリストには載ることになりますし、最高峰の大会での優勝記録ともなれば、文化が続く限り「記録に残る」……これは半永久的に残ると言っても過言では無いでしょう。
 そんな点で今年のSuper Bowlは、Super Bowl史上最大の25点差からの逆転勝利、51回目にして初の延長戦突入、その奇跡に繋いだミラクルキャッチ……Patriotsファンの自分にとっては記憶にも記録にも残る試合となりました。

 そんな2つの身近な事が、作品と重なった2期7話。心を揺さぶられずにはいられませんでした。

 学校がなくなる事が決まったAqoursは、ラブライブ!の歴史に名を刻み半永久的な存在になろう……そういう方向を向いたわけです。1期12話で音ノ木坂学院を訪ねたAqoursは、学校を残したμ'sが関わるものは残さずに去っていった事を知りました。状況に小さな差異はあるとは言えこの事があったからこそ、Aqoursも同じ方向を向けた。1期12話とのリンクによって、音ノ木に出向いたシーンの持つ意味合いが強くなっていき、同じ場所でスタートを切った事も運命的に感じられるわけです。

 これは再放送時の発言ですが、μ'sの時はG'sでのテキストを織り交ぜた表現がありまして、知っている人にとっては「あれだ」となる展開だったわけですよ。今回のAqoursの物語では直接的な引用元はなかったものの、G'sでの展開を踏襲したものでして、そのテキストを知っていた自分にとっては、今回の話のラストに至る展開とその決断はより強く響きましたよね。

「このままでは廃校になる」という音ノ木坂学院と「廃校を先延ばしにしていただけ」という浦の星女学院では大きく状況が違っています。

1から次へ ラブライブ! サンシャイン!!第14話(2期1話) - けいあんの御触書

 「廃校が確定というのはG's時空では初期からの決定事項であったのでこんな書き方をしていましたし、「だから皆の記憶に残してほしい」というのもG'sテキストで表現されていたことで、ここで1つの糸に縒っていくのか……と感じましたよね。
 現実でのAqoursが活動を始めた頃はまだμ'sが精力的に活動していましたから、μ'sを見ていてG'sまで見ていなかった人も多かったでしょうし、そもそもG'sを見ていなかった人もたくさんいると思います。さらに今でもラブライブ!の世界とそのファンはどんどん拡大していっていますから、アニメから入った人にもその事実を知らない人がいるでしょう。もちろんアニメはそういった人たちにも楽しめる作りになってはいますが、廃校が決定事項ながらも活動を続けていくというG's時空のAqoursの悲痛な想いががこもったテキストを知っていると、今回の話がその想いがこもったテキストを生む要因となっていると感じられますし、今回の2期7話を見てからテキストを読み返すと、Aqoursの活動の儚さが感じられると思います。

 G's時空の主題を引き寄せるという意味合いを持った2期7話ですが、記憶に残すだけでなく記録に残すまで行ってほしい……そんな思いを抱かせる良いドラマでした。

NFL2017 お気に入りプレイ集 前半戦

 NFLはPROBOWLまで入れると全22週……という事は今週の試合(WEEK 11)が終わった所ででシーズン的にはちょうど半分です。

 全試合見ている私けいあんがこれは良かったと思うプレイを各週1つずつピックアップしてみました。パスキャッチに偏っちゃったのは見ていて派手だからですかね……ランでもディフェンスでも良いプレイはたくさんあったので、各試合のVIDEO集や自分のはてブを見ていただければ良いのではないでしょうか。毎週20プレイ以上はブクマしているので、全部見るとあっという間に時間を奪われると思います。
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 では紹介していきましょう。


・WEEK 1 NYG@DAL
 3-6-DAL 24 (11:49) (Shotgun) D.Prescott pass short left to C.Beasley ran ob at DAL 31 for 7 yards. 弾いた後の集中力ですよ……片手で頭の後ろでキャッチとか凄すぎでしょ。NFLではきちんとボールを確保した後で2歩以上フィールド内に足を付かねばならないのですが、キャッチしながらも足元にも気が配られているのが感じ取れると思います。


・WEEK 2 CLE@BAL
 3-1-CLV 27 (11:28) (Shotgun) K.Hogan pass deep middle to D.Johnson to BLT 39 for 34 yards 
 体制を崩しながらも腕を懸命に伸ばしてのワンハンドキャッチ。受け身がほとんど取れずに衝撃を受ける体勢にもかかわらず、ボールをしっかり確保し続ける……NFLのレシーバーの技術力と集中力の高さが感じられます。

・WEEK3 CLE@IND
 2-1-IND 28 (:44) (No Huddle, Shotgun) D.Kizer pass deep right to J.Leslie to IND 2 for 26 yards

 2週続けてCLEのプレイ。ジャンプしながらの片手キャッチから、引き寄せてしっかり確保。体勢が崩れている上にタックルもされている状況でこれですからね……しかしこんなプレイを繰り出せる選手もいるCLEですが、現在10戦全敗です。トンネルは抜けられるのかな……


・WEEK 4 JAX@NYJ
 1-10-NYJ 25(8:02) L.Thomas reported in as eligible. B.Powell right tackle for 75 yards, TOUCHDOWN. The Replay Official reviewed the runner was not down by contact ruling, and the play was Upheld. The ruling on the field stands.

 JAXディフェンスが不用意な部分もありましたが、NFLではタックルによる転倒でなければプレイは継続なので、それを察してすぐに立ち上がって走り始めたRBパウエルを褒めるしか無いです。

・WEEK 5 JAX@PIT
 3-17-PIT 34(4:11) (Shotgun) B.Roethlisberger pass deep middle intended for A.Brown INTERCEPTED by B.Church (J.Ramsey) at JAX 49. B.Church for 51 yards, TOUCHDOWN. 弾いたボールをINTするのはよくあるパターンですが、目の前に飛んできたとは言え叩き落とすようなボールに反応してキャッチするのがまずすごいですし、キャッチ後にすぐにリターンに転じ、ディフェンスをかわしきっての独走と素晴らしさが詰まったプレイですの。

・WEEK 6
 3-2-PIT 49 (3:34) (Shotgun) B.Roethlisberger pass deep left to A.Brown for 51 yards, TOUCHDOWN. 

 今度はディフェンスが弾いたボールをオフェンス側がキャッチするプレイ。軌道の変化に対応してワンハンドキャッチをしただけでなく、すぐに前へと走り始める展開の速さに驚かされるプレイです。

・WEEK 7
 1-10-NYG 38(9:49) R.Wilson pass deep left to P.Richardson for 38 yards, TOUCHDOWN. Toss to 21-J.D.McKissic who throws back to R.Wilson.

 フリフリ!フリーフリッカー(flea flicker)はよく使われるスペシャルプレイ。キャッチの所は競り合いで綺麗に決まったとは言い難いのですが、流れ自体は美しいですし、WRリチャードソンが競り合いながらもキャッチを決めた点で自分の中では評価の高いプレイです。

・WEEK 8
 2-10-BLT 34(14:29) (Shotgun) M.Moore pass short right intended for J.Landry INTERCEPTED by C.Mosley at BLT 37. C.Mosley for 63 yards,TOUCHDOWN.

 弾いたボールをキャッチするのはよくあるけど、パスに反応して至近距離でキャッチするの凄すぎでしょ。しかもそこから63ydsリターンTDまで繋ぐんですよ。110kg以上ある選手がこのスピードで走るんですから、NFL選手の身体能力は驚異的です。


・WEEK 9
 3-33-LA 48 (9:39) (Shotgun) J.Goff pass short left to R.Woods for 52 yards, TOUCHDOWN.

 サイドスクリーンからの絶妙なルート取りと加速が見所のプレイ。走ったWRウッズも素晴らしいのですけど、ブロッカーの働きも絶妙なので何度か繰り返して全体を見ていただきたいプレイなのです。

・WEEK 10
 4-7-JAX 44 (:34) (Punt formation) Direct snap to C.Grant. C.Grant up the middle for 56 yards, TOUCHDOWN. Fake Punt

 パントフェイク大好き。リスク高いチャレンジングなプレイだからこそ、決まった時に相手に与えるダメージも大きいのですが、これはRBグラントの好走が光りましたね。Pノートマンのフェイク(ボールが逸れたように見せる動き)も好き。

・WEEK 11
 4-5-KC 36 (2:12) (Shotgun) E.Manning pass deep left to R.Lewis to KC 2 for 34 yards (P.Gaines).Penalty on KC-P.Gaines, Defensive Pass Interference, declined

 延長終了も近くなり、このチャンスを逃すと勝利の可能性が低くなる状況での4th downギャンブルでこのプレイですよ。パスキャッチが失敗していても相手の反則があって前進できていたとは言え、このキャッチの評価が下がるものではありません。完全に体勢崩していたのに、ボールを地面につけないようにキャッチするのめちゃすごでしょ。


 という感じで各週1プレイずつ取り上げてみました。1プレイずつにするために泣く泣く絞ったプレイもあったのですが……まあ好みもありますしね。

 さてNFLはレギュラーシーズンがあと6週。全チームが休養週を終えたので全チーム残り6試合でプレーオフ争いが繰り広げられます。ここからがさらに面白くなってくる所。興味のある方は是非本場のNFLを見てみてください。

最後の1ピース ラブライブ! サンシャイン!!第19話(2期6話)

 ED曲「勇気はどこに?君の胸に!」が発売されたので買ってきたわけですが……なんなの畑亜貴、予言者なの?この日に発売するのを見越しての歌詞なんじゃねーの?なにこれ、なにこれ……6話視聴後に聴くのが最高のタイミングでしょ、この曲。という事で6話本編でもやられていたのに、TVサイズで聴けなかった部分をCDで聴いてもんどり打っておりました。畑亜貴恐るべしだわ……。

 今回の話を見て思い出されたのが2012年の紅白歌合戦での「ももいろクローバーZ」と「SKE48」所属の藤本美月さんのパフォーマンス。
 前者はリーダー百田夏菜子さん持ち技であるエビ反りジャンプに連続前転、他のメンバーも側転などの大きな動きを披露して沸かせました。そういえば馬跳びもありましたね……そして百田夏菜子さんはリーダーの器じゃないと思っていた事もあったりと、千歌と被るんですよね……ももクロは2015年に女川町のイベントで生で見る事が出来たのですけど、あの運動量であの声量が続くの本当にすごいんです。
 後者の藤本美月さん、ロンダート→バック転→バック宙という今回千歌が見せた以上の技を披露していたのです。今回のモデルにしたのが「これ」と言われたら素直に信じるレベルなはず。それを紅白の舞台で見事に決めた運動能力と胆力に脱帽したんですよ。
 ももクロSKE48ともにアイドル好きな周りの人は評価していたグループだったのですが、紅白でのパフォーマンスを見て自分も認識を大いに改めた、そんな事が思い出されます。
 ロンダート→バク転ならば運動経験者なら結構楽にできるんじゃないかな?夏・水泳部/冬・スキー部の自分ですら、屋内トレーニングのついでに練習していただけで出来たぐらいですし。ただしバック宙までいくと……自分の感覚ですが、手を着く・着かないの差がとても大きかったので、バク転で止まるのとそこから先まで行くのでは大きな差があると感じたんです。なのであの猶予期間で成功させるなら、結構現実的なラインかなーって思っております。

 さて本編の方ですが、見終わった時に思い返していくつもの「あー」が出てきて心が震えたのですよ。1期4話ではルビィと花丸が今いる場所から互いに手を取り合って、1期9話では果南・鞠莉がわだかまりを解消して、1期5話での善子と2期4話でダイヤさんはそのままで良い事を周りに受け入れてもらい、1期11話・2期5話では曜・梨子が他のメンバーとの絡みながら、それぞれの殻を打ち破ってきたわけですが……まだそれが出来ていない人がいますなって。他の人の殻を破ってあげているのに、自分自身の殻には気付かず閉じこもっている子がね。

 前回の話から浦の星の希望者が10人も増えてないという事実から、パフォーマンスをする機会があれば学校を知ってもらえるが、そうでない時は知ってもらえるチャンスが激減するという事が表現されています。3話で二兎を追うように「ラブライブ!予備予選」と「学校説明会」を両立させようとして上手く行ったことが成功に繋がった。だからこそ次のイベントも成功させればあわよくば、という思考に繋がるのも当然です。
 そこから3年生の過去話に繋げ、3年生の過去の精算を2年生に託す流れ。そして直前の話であった「見えない力」で集った9人のうち8人が、その見えない力を生み出す原動力となった残る1人を信頼して見守り、ちょっとしたきっかけで殻を破らせる……という全てが千歌に収束していく物語だったのですよ。

 自分は主人公が主人公たる物語が大好きなのですが、ここに来て千歌にさらに主人公らしさを背負わせようとした事が、千歌を演じる伊波杏樹さんに重なって見えてしまいましてですね。自分は千歌もそれを演じる伊波杏樹さんも似たようなリーダーだと思っていまして、それは過去の発言から窺い知ることが出来ます。

 こんな感じでともに「自分はリーダーという柄ではない」というのを自覚しているんですが、そこからの脱却が今回。千歌に対しては、そのきっかけを作ってあげたのが果南で、気付かせてあげたのが曜・梨子、残る5人も大切な我らがリーダーを信頼し見守っていました。
 一方、伊波杏樹さんも2nd live tourで座長として相応しいほどの成長を見せていたものの、メットライフドームでは体調不良からか他のメンバーに大いに助けられており、それが最後の心の叫びに繋がったという流れがありました(この部分は2期4話(17話)での感想でも紹介している友人の感想ブログからの改変・引用です。そちらも是非見てみてください http://yoda44.hatenablog.com/entry/2017/10/06/174908 )その伊波さんが残してしまった殻を破らさせるお話だとも感じられて、虚構と現実が重なって見えてしまったのです。この6話の制作のタイミングとしてはメットライフドームの前に話は出来ていたと考えられます。それでも虚構と現実とが重なってしまう……それがラブライブ!の面白い所なのですわ。

 6話挿入歌「MIRACLE WAVE」は千歌だけでなく全員にとって挑戦的であったことは、ライブ映像からもうかがい知れます。これまでよりも速めなテンポの曲、激しさを増した踊り、そして千歌のロンダート→バク転、どれもが挑戦的。有象無象となるようでは予選は勝ち抜けない、背水の陣だからこそ限界ギリギリまでやってやろう、そんな事が伝わってくるパフォーマンスになっている表現が良かったなぁ。
 最初の方は話の展開上、振りに意識を取られて見てしまっていましたが、落ち着いてくると歌詞がまた凄い事に気付かされるのですわ……畑亜貴恐るべし。この短いTVサイズでもダメージでかいのに、フルを聴いたらまたどうなることやら、ですよ。まあ完敗する予感しか無いです。

 0から1にはしたAqoursでしたが、1では普通、有象無象です。ですが今回の話で先に1を脱した人たちの導きで千歌が1から次への1歩を踏み出す、それはこれまでの18話で描いたことの集大成。綺麗に物語が1人に対して収束していき、9人の、学校の、みんなの夢へと繋がっていく、そんなことが感じられるお話でした。

導かれるAqours ラブライブ! サンシャイン!!第18話(2期5話)

 似たような動きに天丼表現、梨子ママに呆れられるような痴話喧嘩etc.……濃密なよしりこ回と見せかけておいて、Aqoursへ波及していきそうな梨子・善子の気付きを表現と、噛めば噛むほど味が出るスルメ回だった5話。今回のテーマは「見えない力」、それは人と人との繋がりだけでなく、出会うこと、そしてタイミングなどなど多岐にわたるものです。

 見えない力というのは自分も強く感じることがありますが、ここ最近ではμ'sの活動を振り返る同人誌を作った時ですかね。自分がラブライブ!を好きだと言い続けてきた事から、自分のフォロー内にとどまらず「こんな事やっている人がいるから手伝ってあげてくれない」という紹介もあって、素敵な本を作り上げられました(こんな本です http://loveliveafter.tumblr.com/)。
 Aqours絡みだと埼玉公演で一緒の席になった方との出会いですかね……自転車ロードレース関係での出会いをきっかけにしてから、色々な企画を動かしたりしまして、本当に良い経験をさせていただいています。
 自分で出来ることは限られているけど、強い「好き」な想いを持って動き続けていると、そんな姿を面白がって or 興味深く思ってついてきてくれる人がいる……ここ10年(Twitterを始めてから)はそんなきっかけで繋がりと見えない力を感じていただけに、上でも書いたような人と人の繋がり・出会い・それらのタイミング等、「見えない力」を描く話には弱いのですよ。

 「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますが、二兎を追おうとしなければ二兎は得る事も当然ないわけですよ。ラブライブ!予備予選と学校説明会の両立を図ったからこその志望者急増、これはAqours9人が起こした小さなキセキだと自分は感じていて、1話・3話にあったキセキに関してのやり取りがここに繋がってきたように感じられて胸が熱くなりましたね。

 今回見えない力について語ったのが善子・梨子・果南だったのですが、不幸=自分が特別な存在というポジティブ思考をしている善子に対し、そのような「見えない力」の存在に同調したのが梨子。その梨子は千歌との出会いから自分の環境が一変したからこそ、善子が語った見えない力に同調もするし、その言葉が説得力を持つのです。
 前後して果南も見えない力に言及していましたが、新生Aqoursに引き込まれた3年生組に、互いに背中を押しあった花丸・ルビィも。ここまでのアニメで描かれてきていた事から、Aqoursのメンバー皆にその見えない力が働きあっているように見えます。2期2話から急接近して学年間の垣根が低くなった事で、見えない力がこれまで以上に強固な働きをしたような感覚すら覚えます。
 梨子は善子の感じていた見えない力を肯定してどこにでもあるものだと諭しましたが、それは学年も趣味も全く異なる梨子と善子とが繋がっている「今の関係」にも通じるものですからね。
  でもこの5話内での見えない力の初出はしいたけなんですよ。そのしいたけに梨子が触れることで、5話のテーマを全て昇華させるってのは綺麗すぎるまとまり方でゾクゾクしちゃいました。

 梨子の言葉を聞いたことで新たな気付きが得られた感じだった千歌の表情が印象的だっただけに、6話ではここまででAqoursが得たものが表現される楽曲が来るのかなー。ってかそんな歌詞が来そうで今から畑亜貴の攻撃に戦々恐々ですわ。