けいあんの御触書

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栄光のマイヨジョーヌ

f:id:kei-an:20200419071107j:plain 「栄光のマイヨジョーヌ」は自転車ロードレースを題材にした映像作品です。ロードレースは基本的には欧州の文化でしたが、日本も含め多くの地域で日本でもロードバイクが盛んになってきています。しかしながら国内レースでの盛り上がりも年々高まっているとは言え、このような作品が単館公開ではなく、多くの劇場で公開されたことが驚きでしかありませんでした。まずは先陣を切ってくださった新宿ピカデリーをはじめとした松竹系劇場、そして大規模に上映してくださったイオンシネマ、他にもいくつかの劇場で公開して貰えたことに感謝です。とても良い作品でしたが、あまりにもタイミングが悪すぎましたね……

 オーストラリアのロードレースチーム「オリカ・グリーンエッジ」の創生からの5年間を中心に構成したストーリーですが、自分がスポーツに対して感じる魅力の最たるものとしてある「劇的な物語」が描かれていました。
 「栄光のマイヨジョーヌ」というタイトルではありますが、映像中でのラストレースは「パリ ~ ルーベ(2016)」です。結果については既知の内容ではありますが、一応伏せる形で記事へのリンクを貼ります https://cyclist.sanspo.com/245095 。前提知識がなくこの作品を見た人はあまりにも劇的な結果に驚くかもしれませんが、これがスポーツの醍醐味なんですよ。
 もちろんそこに至るまでの様々な称賛すべき結果やトラブルなども見どころ満載ですし、新生チームならではの新しい試みも面白いものでして、それらの裏側が見られる点も良かったです。そして時間あたりに聞いた「f◯◯k」の回数も、この映画が更新してくれたような気がします😅

 欧州のレースが中止になり、過去のレースが再放送されましたが、このレースも当然入っており4月15日に再放送されましたが、作品を見てからレース映像を見ると、全く違った感情が沸き起こってきましたね。こんな感じでどのチームにも、どの選手にもドラマがあるのがスポーツの良いところですわ……


 この作品、コロナ騒動で見たくても見られなかったという人が多く見られました。騒動が一段落した後になんとか再上映を……やはり大きなスクリーンで見るのは良いものですからね。それができないなら有料配信・ディスク販売などで少しでも多くの人に見てもらいたいですよ。作品の公式Twitterを見ても苦悩しているのが伺い知れますが、願わくばこの作品がより多くの人に届いてスポーツの、ロードレースの良さが伝わってほしいですよ。