けいあんの御触書

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ラブライブ！スーパースター!! 1話

　あの林鼓子さんの使い方、ずるいでしょう。林鼓子さんといえば下で引用した発言の通りラブライブ！がきっかけで声優になった方。その林鼓子さんに「ラブライブ！サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」ではスクールアイドルに憧れる学生を演じさせ、「ラブライブ！ スーパースター!!」では澁谷かのんの歌声に感嘆を言葉をあげる学生を演じさせる……「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」でも新田恵海さんを重要な場面で使った長崎行男さんですから、意図を感じさせる起用に見えちゃいますよね。（どのような起用をしたかを知りたかったらぜひ見てみてください。重要な場面で使ったのですが、そのキャラではクレジットされていないのでぜひ探してみてください）

 
　さてLiella!5人の物語の方に。
　今回の物語、雑誌連載がほぼない状態でスタートしたのもありますが、主人公 澁谷かのんの生態にびっくり。これまでの媒体で知り得る情報だと、真っ直ぐに目標に向かって進んでいくタイプに思えていたので、かなり擦れた表現や表情があってギャップを感じました。歌への情熱も度重なる失敗で素直に表に出せない感じがあり、これまでμ's・Aqoursとは違った主人公像になっていて面白かった。

　引っ張っていく役割だったのが唐可可、今までの主人公がやってきた事を数多く引き受けている感じ。テンプレ的ではありますが物怖じしない外国人と立ち位置が物語や各キャラの心情の変化をさりげなく動かしていって好印象。澁谷かのんの心を動かすにはぴったりな個性に見えました。

　他の3人はまだ出番は少なめ。手始めのキャラ紹介的な感じではあったので深く言及はしないですが……ほぼ新人だらけのLiella!キャスト陣は期待以上の演技を見せてくれたと思います。澁谷かのん・葉月恋を演じる2人は公募オーディションあがりですから、何年も経験がある声優さん方に比べれば表現力とかはそりゃ落ちます。でも育っていくのを見るのもラブライブ！の見どころの1つです。重要のクラスメイトモブの7･8･9が和氣あず未･富田美憂･白石晴香というのをはじめ、周りに「今をときめく」から「実績豊富」な方々を配すいつものラブライブ！キャスティングだから、学んでいける所も多いでしょう。

　EDのダンス表現とかOtRの時に「ちょっとCGの配分の多めかな？」と思っていた分を少し是正した感じ。3Dと2Dの融合を上手く見せるのがラブライブ！のダンスシーンなので、これからもそういう表現に期待したい所です。
　NHKでの放送時にはED後に「リエラのうた」がありましたが、公式Youtubeチャンネルやdアニメストアなど他の配信媒体ではないんですよね。見逃している人はこれだけのためにNHKで見なきゃ、ですよ。NHK+での見逃し配信もあるので、本契約まで手間はありますがNHKと契約している方はこちらも使ってみましょう。他の配信媒体とは違い、放送開始時間から配信していますので。


　最後にTwitterから引用、こうなったら見ながらドキドキしちゃうだろうなぁ。