けいあんの御触書

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ラブライブ!スーパースター!! 11話

 恋ちゃんで遊びすぎでしょ、脚本さん!真面目だから崩れた時に違った魅力が出てくるとは思うのですが、一気に出しすぎでしょ……まあそんな恋ちゃんがたくさん見られて嬉しかったですけど。

 たびたび「キャラクターが演じる人に似ている」という話をしていますが、今回は舞台をわざわざあの場所にしてきましたか。アレンジはなされていますが座席の置き方とかを見ると小学校の講堂はLINE CUBE SHIBUYAを元にしている感じ。という事は澁谷かのん役の伊達さゆりさんが立った場所なんですよ。そんな場所を澁谷かのんの今に繋がる問題のキーとなる場所に設定するのが面白いなぁと。その澁谷かのん役 伊達さゆりさん1人で「私のsymphony」を歌わせるとか、作品についてどころかプロジェクトをよく理解した上での配置すぎてやられてしまいますよ。作詞した方もそう思ってしまうぐらいでしたし。


 一方現実と明確に異なる部分として、かのんと千砂都が幼馴染という点。幼馴染としてかのんの事を長く見ていた千砂都だから、僅かな変化に気づけるという長年の積み重ねが出ていた話の動かし方も良かった。5話・6話と同様に「〇〇(相手)なら乗り越えてくれる」って想いが感じられるエピソードで、互いを尊敬しあっていることが自然に感じられる作り、とても良いです。

 残すはあと1話。飛躍のきっかけとなる話を見てそのままツアーになだれ込むのも、スーパースター!!らしさを感じます。ありがたい事に最初の開催地群馬でのチケットは2日とも手に入れているので、それも込みで楽しみです。