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けいあんの御触書

ラブライブ!・食べ物 ときどき イベント ついったーは @kei_an

運命の第一歩 Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ を見てきました

Aqours初めての単独ライブイベント「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」へ行ってきました。リリースイベントなどはやってきたAqoursですが、ライブと銘打って開催されたのは今回が初めて。その初めての開催が横浜アリーナという大きな会場で心配な面もありましたが……演者の9人は自分がしていた心配などあっさりと吹き飛ばす、想像を超えたパフォーマンスを見せてくれました。

ありがたい事に両日とも横浜アリーナで見てきたので、取ったメモと記憶をフル動員して感想を書いていこうかと思います。悩みに悩んだのですが……ラブライブ!プロジェクトの中のライブという事でAqours以外の言及が交じることを予めご了承ください。自分にとって今回のライブは、2012/02/19とほぼ同等なインパクトが感じられたものでして、歴史的経緯なども考えないと書けない部分が多々あったからです。それでも読んでみたいと思われた方は、続きを読んでいただければと思います。

Aqoursの全曲リストがこちら。どのライブで何曲目に歌われたのか、という情報も書いてあります。

そして今回のセットリストがこちらです。(上のスプレッドシートからタブ移動で見ることも出来ます)


セットリストにはどこで歌っていたかの情報も入れてありますが、間違いがあったら知らせていただければ幸いです。

1日目が終わった後、ホテルでセットリストを楽曲リストに入力していた時にふと気付いた事がありまして……今回のライブは、自分がアニメ対して持っていた感想「スタート地点を揃える」というのを意識したものだったのかなと。2日目が終わった時にそれは確信に変わりましたし、「サンシャインぴっかぴか音頭」以外に入ってない曲の理由を補強することにも繋がりましたが、それは後述させていただきます。

キャストに関しては「ある一部」を除いていつも通り「○○役 △△さん」という表記です。何度も同じような表記でしつこいと思われるかもしれませんが、これは自分のポリシーなので申し訳ないですがご了承ください。ある一部に関しては分けなければならない理由があるのでそうなっています。

相変わらず前置きなげーよって感じですが、行きましょう。


1曲目の前はオープニング、イラストとキャラ名・キャスト名のシンプルな表示ながら、盛り上がらざるを得ませんよね。キャラごとにアリーナ内がほぼ一色に染められ歓声が上がっていくのは、これからはじまるライブに向けて弥が上にも盛り上げられました。

01 青空Jumping Heart(せり上がりで登場→上→下)
せり上がって来た9人が、観客に背を向けた状態で登場。衣装からもすぐあの曲だと分かる1曲目は、アニメのオープニング曲である「青空Jumping Heart」。披露自体は何度かありましたが、fullバージョンでのお披露目は初めて。1番が9人全員で歌っているのに対して、2番以降はユニットごとでの歌唱に個人パートもありと、自己紹介的部分も感じられるのがまさにオープニングって感じ。当たり前ですがダンスもfullで見応え十分、一気にAqoursの世界に引きずり込まれた感じがしました。

02 恋になりたいAQUARIUM(下)
1曲目が終わってイントロで大歓声が上がった2nd single表題曲の「恋になりたいAQUARIUM」。この曲は披露自体が初ということで、待っていたという方も多かったのでは?もちろん自分もその1人です。渡辺曜斉藤朱夏さんの元気な姿はもちろんですが、「近づきたいな I miss you…!」の部分やヨーソロードが出る時のソロの歌い上げは情感たっぷりな表情で、心を強く揺さぶられましたね。そして松浦果南諏訪ななかさんの「呼ばれちゃった!」「あいらーびゅー」も可愛すぎて、知り合いの諏訪ななかファンがやられていましたが……まあソロパートみんな可愛かったんですけどね。

2曲目が終わってMCに。立ち位置は697215348。
ここで自己紹介しつつお決まりのコール&レスポンス。国木田花丸高槻かなこさんの生「未来ずらー」とか、1日目の松浦果南諏訪ななかさんが右側の渡辺曜斉藤朱夏さんにハグ!2日目はわざわざ端まで行って小原鞠莉鈴木愛奈さんをハグと、ハグ魔らしさを存分に見せて眼福眼福。しかし一番ノリノリだったのが黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんだったような気がします。あいにゃがハグされていた時に「私もー」とやっていましたし……この後にもたくさんあったので「ありしゃ可愛いなぁ」と思わされてしまいました。というかステージの上では、9人全員がいつも以上に可愛く見えちゃうんだけど、あれなんでなんだろね?


day1-03 AqoursHEROES (下→センター)
day2-03 ハミングフレンド (下→センター)
3曲目は2日間でセットリストが変わりました。

1日目で披露されたのは「AqoursHEROES」、動きの激しさなら渡辺曜斉藤朱夏さんが頭抜けていたのですが、小原鞠莉鈴木愛奈さんの「これからだーよ ついておいでよ」に「ついていきます ついていきます」って感じにさせられるなど、演者・観客が盛り上げ合うノリノリで楽しくなれる1曲でした。でもこの曲を1日目、しかも序盤に持ってきたのはかなり示唆に富んでいまして、出だしの「やあやあやあ準備はできたよ」やサビの部分全体にかけての歌詞から「私たちAqoursの戦いがいよいよ始まりますよ」という意味合いが感じられるわけですよ。それを感じ取れると、2日目に曲変更がなされたのは必然のように感じられてくるのです。

2日目で披露されたのは「ハミングフレンズ」、「AqoursHEROES」がスタートを意味する曲だったのに対して、こちらは目的地に向かう途中。目標に向かって歩いているけど、ふと気付いたら道に迷ってしまう事もある……そんな時には相談できる仲間がいるよね、という楽曲。最後は「キミに相談…だね!」は仲間がいざという時に後押ししてくれるという信頼が感じられるのですが、それはアニメで千歌が梨子に善子に、花丸とルビィが互いに……などなど重要な決断を助けてくれる存在として描かれていた事にも繋がっています。そんな楽曲を円形のセンターステージで歌うって事が、9人が支え合ってできているAqoursを感じられて良かったなぁ、と思うのですよ。パフォーマンスでは冬イベントと同様に、津島善子小林愛香さんがジャンプしながら堕天ポーズしていたのがアピール度満点でしたね。あれ大変そうなんだけど、ちゃんとやってくれたーって嬉しくなりました。


3曲目が終わってSDキャラを使ったドラマへ、9人全員が出ることが多いラブライブ!のライブでは衣装替えで時間をとる必要があるのでお約束のやつですね。
千歌ちゃんが暴走役かと思ったら、暴走担当花丸ですよ。「ジングルベルがとまらない」のドラマパートでも暴走していましたが、それよりも酷い花丸ちゃんが見られるとは思いませんでした。暴走花丸大好きですし、狂気のドラマパート自体が大好きなので、大喜びで見ていましたが同時に笑いを噛み殺すのに必死でした。
あとあのSD絵がグリグリ動いていたのですよ!Live2Dっぽい感じ。細やかな表情の変化が感じられましたよね、あれ。口パクもほぼ完璧だったから、収録後に手を入れたのかな?


04 決めたよHand in Hand (下)
ドラマが終わって舞台に飛び出してきたのは3人、暗くても色は分かるぞ2年生組だ!という事で「決めたよHand in Hand」がスタート。渡辺曜斉藤朱夏さんは綺麗なターンを決めていましたし、桜内梨子逢田梨香子さんも控えめがら丁寧な動きを見せると、高海千歌伊波杏樹さんは明るい歌声と溌剌とした動きで、3人に3人が乗り移ったように見えて、ここで初泣き。人数が少なくてよく目で追えたってのも要因だと思うんですけど、今までのイベントではそこまで強く感じられたことがなかったので、自分が覚えた感覚に戸惑うと同時に、これがライブがライブたる所以なんだなと。

05 ダイスキだったらダイジョウブ! (下→センター)
3人がそのまま残ってもう1曲の2年生曲「ダイスキだったらダイジョウブ!」。この曲はCDで聴いた時も最後まで歌いきれて良かったねぇ……という感じで泣いていたわけですが、それが目の前で見られたわけだからまあ泣きますよね。渡辺曜斉藤朱夏さんのジャンプが高くて歓声あげちゃいましたよね。というか本当に動きが大きくて目立つのですよ。そして個人的な大好きポイントが「温度差なんていつか消しちゃえってね」の部分。1回目の高海千歌伊波杏樹さんが歌うのは物語として当然なんですけど、2回目に絆された側の桜内梨子逢田梨香子さんが歌うのがグッとくるポイントなのです。この担当の割り振りしたの本当に素晴らしい。アニメではこの部分は流れて来ないですから、それが目の前で聴けたのも嬉しかったです。


2年生曲が終わってMCがスタート。立ち位置は215。
この部分以外でもそうでしたが、回ってーと言われる前に回ろうとしていたので「回りたがり」とメモに書いてありました^^; でもよほど衣装が気に入っていたんだろうなぁ。どれも細部まで拘りがあって良い衣装揃いでしたね。


06 夢で夜空を照らしたい (センター)
MCが終わって3人がはけると、長いイントロを経て6人で登場ですから「夢で夜空を照らしたい」ですよ。今回の衣装の中で一番可愛いやつ!ここまで触れてなかったですけど、センターステージ自体が画像を表示できるようになっていて、そこの映像も見どころの1つだったんですけど、スカイランタンのAqoursの文字が映し出されるなどこの曲は特に映えたんですよね。ソロだと入りの黒澤ルビィ役 降幡愛さんの可愛い歌い出しでガッツリ掴まれて、高海千歌伊波杏樹さんのソロが染み入るポイント。みんなでワイパーするのも良い雰囲気を作り出しました。
衣装については津島善子小林愛香さんのInstgramから
https://www.instagram.com/p/BRCPGVdA1uA/


6人がステージを降りて2度目のドラマパートへ。新横浜駅でのそれは2年生以外の6人が暴走する展開で、1度目以上に笑いの噛み殺しに必死でした。2日目は駅近の「沼津魚がし鮨」さんが大混雑になっちゃっていましたね。


07 元気全開DAY! DAY! DAY! (下→センター)
ドラマパートが終わって出てきたのは3人。ちっちゃく可愛らしい黒澤ルビィ役 降幡愛さんが見えたので、ユニット来たーっ、CYaRon!だー。他の2人よりも1段高い声で可愛さをトッピングする黒澤ルビィ役 降幡愛さんに、高海千歌伊波杏樹さんにチョップ(1日目)ラリアット(2日目)をお見舞する渡辺曜斉藤朱夏さんなど面白い振り(?)を見せた2年生コンビ、3人揃っての走っている仕草に最後はCYRの形で締めと「元気全開DAY! DAY! DAY!」は歌はもちろんですがパフォーマンスも含めてとても楽しい仕上がり。「こんちわ!」の部分が「こんちか!」にしていたのもナイスでしたわ。ちょうど4分の楽曲があっという間に過ぎ去りましたね。

ユニット1曲目が終わった所でMC、立ち位置は915。
水が抜けない黒澤ルビィ役 降幡愛さん(2日目)に、何度もものまねを見せる渡辺曜斉藤朱夏さんとか楽しいMCでしたが、この組み合わせだと高海千歌伊波杏樹さんのMC力が光る……というよりも他の2人に頼れなさそうで大変に見えました。衣装もほぼ再現でしたし、CDジャケットのポーズ再現などもありましたしキャラクターがオーバーラップしてくる瞬間でしたよ。ところで高海千歌伊波杏樹さんが着用していたグローブは「あの」グローブだったのかが気になる所。
CYaRon!でのサイリウム芸は星空に、綺麗な光景に3人がはしゃいでいたのが印象的でした。

08 夜空はなんでも知ってるの? (センター→ゴンドラ)
CYaRon!2曲目は打って変わってバラード曲「夜空はなんでも知ってるの?」。黒澤ルビィ役 降幡愛さんは歌で魅了、あの声で囁かれるように歌われると切なさ炸裂してしまいました。高海千歌伊波杏樹さんは、歌い方も良いのですが表情が多彩で、感情がよりダイレクトに伝わってきました。そしてこの曲の主役だったのは渡辺曜斉藤朱夏さん、他の2人がトロッコで移動している間に独り占めしていたセンターステージでダンスを披露、センターステージの映像が綺麗だったのですが、それ以上に綺麗で華麗な踊りで心を掴みました。ここまででも分かると思いますが、渡辺曜斉藤朱夏さん。のステージ上のパフォーマンスで本当に目立っていたんですよ。ステージ映えがする方なんだなって感じました。いや普段のニコ生がポンコツだなんて、そんなこと言った覚えは……


09 トリコリコPLEASE!! (センター→下)
CYaRon!がトロッコに乗ったまま退場する間にするっとセンターステージに登場してきたAZALEAが歌ったのは「トリコリコPLEASE!!」。黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんが手足の先々まで意識が通ってるかのようなメリハリの有る動きを見せたのに対し、松浦果南諏訪ななかさんは柔らかみを感じる振りを見せ、センターにいる事が多かった国木田花丸高槻かなこさんは振りの精度ではやや劣ったものの、澄んだ声で歌全体を引っ張りと、それぞれの良さがよりくっきり見えた楽曲でした。ライブで聴くと優しい声・通る声・澄んだ声、3人の声のハーモニーがより魅力的に感じられましたね。

1曲目が終わってMCに、立ち位置は374。
CYaRon!もやっていたサイリウム芸は会場内をピンクに染めてAZALEAの虜にしてしまうトリコリコステッキ。
国木田花丸高槻かなこさんはメンバー内で一番背が高いのですが、「下っ端のまるが……」とトリコリコステッキを片付ける姿も愛嬌があってたまらんかったわけですが。2日目ではフライングでピンクにしていた人にぶーたれる松浦果南諏訪ななかさんのあの喋りに心打ち抜かれました。
メモではここにも「回りたがり」って書いてある!特に黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんの衣装がけしからん事になってませんでしたか?キャラ的には堅物なのに一番けしからん衣装を着ている辺りのギャップもたまらんかったのですがが。

10 ときめき分類学 (下→上・リフト)
2曲目は「ときめき分類学」。優しい曲調でしたし、リフトに乗っていたので動き自体は少なかったものの、両腕を回す軌跡が花びらとなって花を描き、その後の腕を広げる振りで花びらが散っていく……そんな振りと連動したスクリーン映像が印象的でした。間奏中の「A・Z・A・L・E・A AZALEA」の所のポーズも三者三様の美しさで、AZALEA3人組の魅力が存分に引き出されていたのではないでしょうか。囁く様な歌い方の曲なので、松浦果南諏訪ななかさんの歌声が特に映えましたなー。この静な曲があったからこそ次の曲の動が映えるわけで、この曲調の振り幅の広さがラブライブ!プロジェクトの魅力なんですよ。


11 Strawberry Trapper (上→下)
残されたGuilty Kissの1曲目は「Strawberry Trapper」、3人が雷に打たれるような映像、3人それぞれの衣装に、スタンドマイクを扱いながらの歌唱と、かっこよさを目一杯詰め込んだ楽曲で、会場を一気にギルキスモードに染め上げました。ギルキスは3人全員歌上手い勢なので歌唱の安定力はユニットでは随一なのですが、スタンドマイクを操り、ステージ上段から下段への移動もあり、それでいて激しい振りもありの中でのあの歌は圧倒されるしかないでしょ。桜内梨子逢田梨香子さんの生「ヨハネ召喚」からの津島善子小林愛香さんのソロ、そして心を撃ち抜かれた小原鞠莉鈴木愛奈さんの「Lock on!!!」、曲単体での盛り上がりはこれが最高潮だったのではないでしょうか。

Guilty KissのMC、立ち位置は862。
2日間とも桜内梨子逢田梨香子さんが恥ずかしがるという茶番がありましたが、2日目は塩対応されて大笑い。次の曲に向けたコール練習も楽しかったですが、水を飲みに行く津島善子小林愛香さんに対し、桜内梨子逢田梨香子さんが逆襲といった感じで「善子ちゃん」呼びしていたのも面白かったです。しかし最年長相手でもこんな感じのやり取りが出来るぐらいなんだなと、信頼感とかを感じられましたわ。衣装もゴージャス・デーモン・清楚(?)と雰囲気を揃えながらも、個々の特徴的な部分もきちんと備えられていて、丁寧な仕事をうかがい知れましたね。

12 Guilty Night, Guilty Kiss! (下→ゴンドラ・鞠莉だけセンター経由)
MCが終わって2曲目は「Guilty Night, Guilty Kiss!」、桜内梨子逢田梨香子さんが時計回り、津島善子小林愛香さんが反時計回りでゴンドラで巡回。1曲目では格好良い動きが多かったのですが、2曲目は愛嬌ある動きが多く、特に残って花道・センターステージを独占した小原鞠莉鈴木愛奈さんのアピールが凄まじかったです。あと桜内梨子逢田梨香子さん、ゴンドラの上で何回も投げキスしてましたよね?あれも可愛すぎて。


ここで着替えタイム。アニメのダイジェストが流れて振り返りをしていきましたが、ダイジェストだとその裏の葛藤だとか衝突だとかが削られちゃうので残念だなぁと思いながら見てました。ライブが終わった今、TVシリーズを見返すと見え方が違ってくる部分もあるでしょうから、ライブに参加した方には是非見直してみてほしいですね。
アニメダイジェストはルビィがダイヤに衣装を渡すシーンで引きに。次に来る曲はあれしか無いですよね。


13 未熟DREAMER (下)
ダイジェストの展開から分かっていたとは言え、衣装が見えて「ついに来たか」と身構えてしまった「未熟DREAMER」。これの前にアニメの振り返り入れるの卑怯でしょ。そりゃ殺傷度upしますっての。3年生組が並ぶシーンが多いのは物語とのシンクロ上当然ではあるのですが、この曲はステージ上にいた9人の状況ともシンクロしている歌で、衣装も花火も舞台装置もほぼ再現してくれた上にあの歌詞でしょ、簡単に泣く私はここでもやられたのです。
そしてこの曲の歌詞が、次の曲でのアクシデント後に起きた事象を体現するなんて事は想像できなかったわけですが……

14 想いよひとつになれ (下&上 梨子ピアノ)
このライブにおける甲乙つけ難いベストアクトの1つがこの「想いよひとつになれ」。8人での曲なので、桜内梨子逢田梨香子さんをどうするのかと思いきや、ステージ上段にあるピアノに向かっていくじゃないですか。みんなとアイコンタクトして階段を登っていく時点でもやばかったのに、「あ、弾き始めた」「え、グリッサンドが音と合ってる……ちゃんと弾いてるんじゃない、これ」とマジ演奏している事に気付いた瞬間涙が溢れましたね。そして気付いてしまったのが経験の浅さ。会場内ではメインスクリーン両側に小さなスクリーンが用意してあったのですが、そこは桜内梨子逢田梨香子さんを映しっぱなしだったのですよ。そのスクリーンで見ると……腕全体にかなり力が入っている「1曲だけ演奏出来れば良い」という弾き方で、明らかに経験不足が感じ取れました。帰りの車内でも「あれは2~3ヶ月程度しかやってない」「ピアノ演奏経験があったように見えない」と言っていたのですが、まさか本当にそうだったとは……
(それに触れているInstgramはこちら
      https://www.instagram.com/p/BRAOQXpBb95/ )

そんな中でも細かいミスが有りながらも、大きなミス無く演奏しきった1日目のパフォーマンスは圧巻で、会場内を圧倒しました。前の曲「未熟DREAMER」で「みんなとなら 乗りこえられる」「みんなとなら 無理したくなる 成長したいな」という歌詞があったのですが、それを実践した桜内梨子逢田梨香子さんがただただ凄かったです。そりゃ1日目が終わった後の話題の多くがこれになりますよね……という位のインパクトだったわけですが、2日目に1日目以上のドラマが起きてしまったのです。

2日目で起きたことに関してはわざわざこの感想を見に来る方ならご存知でしょう。桜内梨子逢田梨香子さんが序盤からミスをしてしまい、立て直す事も出来ずそのまま弾けなくなってしまったのです。音楽と映像が動き続ける中で一人だけ固まり涙を浮かべる状態から映像と音楽がストップ。重苦しい空気が流れていたのですが、高海千歌伊波杏樹さんが真っ先に桜内梨子逢田梨香子さんの元へ駆けつけたのです。

自分は伊波杏樹さんには経験も実力もあり、センターを担える力がある人だとは感じていましたが、「リーダーとしては?」という点ではYesを言える情報を持ち得ていませんでした。アニメの方では千歌ちゃんがリーダーとしての資質を身に着けていった一方で、伊波杏樹さんはパンフ内でも「千歌をリーダーとして導いていくのが自分の役割」という言い方をしていましたし、作中でリーダーとしての役割を演じていただけで、実世界では心身ともに引っ張るリーダーにはまだ成れていないのでは?と自分は感じてしまっていたのです。しかしこのアクシデントで真っ先に駆けつけた伊波杏樹さんを見た瞬間、その考えは一気に払拭されました。μ'sの時も、ライブを経る毎に大きく成長したのを感じられたのですが、伊波杏樹さんも今回のライブに向けての練習や、ライブ本番の中で大きく成長し、リーダーとしての資質を身に着けたように感じられたのがこの一連の行動だったのです。伊波杏樹さんが高海千歌役で良かったと、そしてAqoursにいてくれて良かったと、心の底から思った瞬間でした。
また所謂3年生組の動きも見逃せなかったです。小原鞠莉鈴木愛奈さん、松浦果南諏訪ななかさんもピアノがあるステージ上段へ駆けつけた一方で、全員が寄ってはいけないと判断したのか、黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんは他の人を制しと、役柄であるだけの3年生組が本当の上級生のように、現状把握からそれぞれがやるべき事をしっかり果たしていたのも印象的でした。

この後の展開は皆さんも御存知のとおりです。弾く前も、最後の一音を弾く間際でも震えている様子が見て分かるような状態ながら、桜内梨子逢田梨香子さんは2回目の演奏で最後まで弾ききりました。最初のグリッサンドが決まった瞬間も、最後の一音を弾き終えた所でも大歓声が上がりましたし、曲中には多くの人がサクラピンク色で懸命に応援していました。後で本人は「プロとしてあるまじき事」とミスを説明していましたが、自分が発表会でミスをした後に1ヶ月近くピアノの前に座るのが怖かった事を考えると、あの状況ですぐに再開して大きなミスなく弾ききったというのは本当に強い人間だから出来たことで、自分には賞賛するしか出来ませんでした。


想いよひとつになれ」が終わりMCに。立ち位置は967215348だったのかな(自分も手が震えていたので、メモの内容が2日とも読み取れない)
ここのMCでも黒澤ダイヤ役 小宮有紗さんがノリノリ。津島善子小林愛香さんの花火召喚ネタに対して乗っかった黒澤ルビィ役 降幡愛さんを窘めるシーンなんかテンション高めでしたよね。スクールアイドルとして活動しているのが楽しいって感じのダイヤさんが乗り移っているようにすら感じられました。
桜内梨子逢田梨香子さんも1日目は「花火が熱かった」と感動を台無しにするようなMCをした一方で、2日目には「未熟DREAMER」の話をしている間は舞台から降りていて大丈夫かな?なんて思っていたのですが、ほどなくして帰ってきましたし何より「ごめーん間違えちゃったー!」ですからね。強いわ、この人。そして伊波杏樹さんの「だって生ですから!何が起きるかわかんないから!」は、誰もが認めるリーダーになったのが端的に分かる言葉でしたよね。あの言葉を出せる事に強さを感じ、落ち着き始めていた自分がまた泣いちゃったのは仕方ないです、完敗です。


day.1-15 届かない星だとしても (下→上)
day.2-15 待ってて愛のうた (下→上・リフト)
ここで2曲目のセットリスト変更。1日目が「盛り上がれますよねー」という感じで煽ってきたのに対し、2日目は情感込めて「聴いてください」でこの曲ですよ。どちらも名曲ですから曲名で大歓声が起きましたよね。


1日目は「届かない星だとしても」、スクフェスで使われたジャケットで文字がμ'sカラーだったり、大きな星を掴むために「始めよう」「手を伸ばそう」という歌詞で、アニメ序盤の千歌を想起させる楽曲……なので、気付いたら高海千歌伊波杏樹さんを目で追っちゃっていたんですよね。入りの「わん!つー!さんしゃいん!!」で一気にテンションMAXまで持っていかれると、コミカルな振りや、みんな一緒でやるクラップでと楽しさ満載。会場の一体感が最高だったのはこの曲だったのでは無いでしょうか。

2日目は「待ってて愛のうた」、こちらはバラードと前日とは対象的な曲。恋歌ではあるのですが、「もっとステキになりたい」「待っててくれるかい?」などなど、まだまだ未熟な私たちだから見守ってください、という意味合いも感じながら自分は聴いていたんですよ。そんな曲があのアクシデントの直後に来たので、より深く心を揺り動かしてくれたわけですよ。パフォーマンスでは間奏からソロのリレー部分がとても綺麗で静かに聞き入らずにはいられなかったです。


2度目のアニメ振り返り。最後のあのシーンまでやりましたから待っているのは「あの曲」しか無い状態でしたよね。

ここでセットリストについての自分の考えを……
1日目が「AqoursHEROES」で開始を想起させ、「届かない星だとしても」μ'sを追う姿を見せておき、2日目の「ハミングフレンド」「待ってて愛のうた」で迷ったものの自分たちの道を見出し、決意し、これからの未来を感じさせる……たった2曲しか変わってないセットリストだけど、この2曲だけでもアニメから見せていた「0から1」への示唆に富んだものになっているのが凄いんですよ。
アニメの話が出たので自分が持っている「TVアニメ ラブライブ!サンシャイン!!」感を語らせて頂きます。テレビアニメはAqoursの「0から1」へを描きつつも、どのタイミングでファンになった人でもスタート地点へ連れて行ってくれる話だと思っているんです。アニメのラストで、プロジェクト開始時のキービジュアルに繋がっていましたから。つまりアニメを見終えるとプロジェクト開始時の時空に連れて行って貰える、そんな話だったと思っています。
「もっと早く知りたかった」「もっと早く出会いたかった」、μ'sを初期から見ていた自分は、自分よりも後からファンになった(特にアニメ以降)人たちにこんな話を良く聞かされていました。一緒に走りたいんですよね、みんな。ラブライブ!プロジェクトは追いかけるのではなく「一緒に歩む」「一緒に走る」ものだと、自分は常日頃言っていまして、だからこそこの「スタート地点を揃える」為のアニメの展開が自分はとても大好きで、ファンを大切にしてくれているなとも感じた部分でもありました。
アニメ放送は2016年9月に最終回を迎えました。今回、ライブで使われた楽曲は2016年9月までに発表・発売されていた楽曲のみで、該当する曲でやらなかった例外は「ぴっかぴか音頭」のみ。10月以降に発売された2巻以降のBD特典曲も「ジングルベルがとまらない」収録曲もやっていません。それはTVアニメ最終回の時空にみんなを連れて行く為……そう思ってしまった自分は、TVアニメから感じたことがどんどん補強されていくようなセットリストに感じられたのです。
上でも書いたようにプロジェクト開始時の時空に連れていき、Aqoursだけでなく会場・ライブビューイングで見ていたファンをも巻き込んで、みんなで一緒に0から1にする第一歩を踏み出す。だからこそこの後のアンコール前の2曲の流れは必然ですし、「君のこころは輝いてるかい?」をアニメでやらなかった理由にもなりうるんですよ。


16 MIRAI TICKET (センター→下)
衣装はあの曲のだけど、ステージ上にいるのが8人?……ハッとしましたね。「やってくれるんだ……あれをやってくれるんだ」ともうこの時点で泣くのを止められませんでした。「MIRAI TICKET」にはあの部分が必要なのですよ!その13話再現パートは圧巻でした。アニメ13話を60回以上は見て、音声だけ聞いていたのも含めると聞いた回数は悠に100回を超える自分が、ノーミスじゃないかと感じるほどの完成度。アニメ版13話大好き人間なので、10の後に「頑張ってー」とモブ役もやりました。歌もパフォーマンスも最初から最後までアニメの再現がきっちりなされていて、涙なしでは見られなかった曲。この曲が「想いよひとつになれ」と並ぶベストアクトの1つでした。

17 君のこころは輝いてるかい? (下)
MIRAI TICKETをやったのですから最後はこれですよね1st single「君のこころは輝いてるかい?」。このタイミングで聞かされると、歌詞の予言力も感じますし、全てがここに集約されるという感覚をも覚えさせられます。初披露のイベントのときよりも洗練された歌唱、そして躍動感が高まった踊りに、目玉の馬跳びも危なげなく成功と、成長を一番感じさせる曲だったのではないでしょうか。「今、みらい、変わりはじめたかも!」という歌詞がありましたが、ここまでの17曲で本当に変わりはじめたと実感ができた、そんなライブだったと思います。


9人が舞台を降りるとすぐに「アンコール」が。
伝統のアンコールアニメ。もぐもぐ花丸がサンシャイン!!コラボのっぽを食べていて笑っちゃいました。セリフがちょっと変わっていたりするのもお約束でしたが、名前を次々に呼んでいくシーンの角度がね、憎いよね。


18(En-1) Pops heartで踊るんだもん! (上→下→ゴンドラ 769215384の順)
アンコール1曲目はBD1巻特典曲。楽しい気分になるし、盛り上がるしでアンコールにはぴったりな曲!「楽しい日はあっという間に終わる」でしたが「夢のような瞬間がここにあるよ」という歌詞を体現してくれたAqoursの9人とスタッフ・関係者さんに感謝しながら聞き入っていました。ゴンドラに乗って回っていたみなさんが本当に良い笑顔でしたが、詳しくは何とは言えないですけど、けしからんかったですね、色々と(ちかっちのちちっちがでかっち的な)。

19(En-2) ユメ語るよりユメ歌おう (ゴンドラ→下)
ゴンドラに乗ったままのアンコール2曲目はアニメED「ユメ語るよりユメ歌おう」。ステージのモニタに歌詞が表示されたので一緒に歌わねばって感じで楽しく歌ってきました。2日間ともこの曲の時にゴンドラが来るサイドだったのですが、踊りがほぼ無く自由な動きが出来る曲だったからか、9人全員がたくさんのお客さんを見ようとしてくれていました。「おいでよ…おいでよ!」の呼びかけも、一緒に0から1へ感があってぐっと来ましたわ。


アンコール2曲目が終わってMCに。
1日目は国木田花丸高槻かなこさんの挨拶に心打たれました。内容としてはインタビューでも何度か出てきていた事柄でしたが、それを乗り越えて花丸ちゃんと二人三脚でやれてきたんだなと感じられましたね。2日目では1日目で出し切ったのか、明るく答えてくれたのが良かったですね。
2日目では黒澤ルビィ役 降幡愛さん。色々苦悩があったようですが、三津のキャンドルナイトに行ったのもルビィちゃんと向き合うための動きだったのかな、なんて考えながら発する言葉を1つ1つ噛み締めていました。
他のキャストについても番号大きい順で触れていきますね。

小原鞠莉鈴木愛奈さん。3年以上前のリベンジで横浜アリーナ凱旋。あと一歩で届かなかった大舞台へついに来ることが出来た、そんな感慨深い表情が印象的でした。

津島善子小林愛香さん。歌唱で引っ張っているのはもちろん、善子が大好きで前進で善子を表現してあげようと頑張っているのが感じられました。あ、ヨハネですね……

渡辺曜斉藤朱夏さん。最後まで笑顔、最後まで元気、それでいてパフォーマンスでも目立ちまくりと、若さ溢れる動きで楽しませてくれました。

黒澤ダイヤ役 小宮有紗さん。トロッコ初体験ではしゃぐ姿をみせるなど、アニメのダイヤさんのようなギャップを見せてくれました。かと思えば、トラブル対応も良かったですし、頼れる生徒会長がそこにいました。

松浦果南諏訪ななかさん。終了後の写真でも抱いていましたが、持ち前の愛嬌からか可愛らしいハグに見えるんですよね。パフォーマンスも歌も包容力ある感じで、果南の面倒見の良さが乗り移ったかのようでした。

桜内梨子逢田梨香子さん。ピアノでミスはしましたが、そこからやりきった精神力の高さは尊敬に値します。最後の挨拶でも強い信念を感じられ、今まで以上に役者さんとして好きになったライブでした。

高海千歌伊波杏樹さん。歌・踊り・表情すべてが高いレベルだった上に、あのトラブル対応で真っ先に駆けつける責任感の強さを見せと、名実ともにリーダーとなった感のあるライブでした。Aqoursのリーダーが、高海千歌役があなたで本当に良かったです。


そして発表された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」3箇所での開催となかなかハードなスケジュールですが、出来る限り参加したいですね。だってこんなライブを見せられたら、次も見たくならないわけがないでしょ!


20(En-3) Step! ZERO to ONE (上&下)
最後の1曲はライブタイトルにもなっている「Step! ZERO to ONE」。最初のシングルで聴いた時も良い曲だとは思っていましたが、ここまで重い意味合いを持つ曲になるとは思っていませんでした。最後の1曲だったからか9人全員がとても楽しそうに歌って踊っていたのが、心に刻みつけられています。この曲で0から1への扉を開き、ライブ終了とともにみんなで第一歩を踏み出した。そんな感覚を覚えさせてくれました。


ここまで敢えて触れなかったんですけど、やっぱり畑亜貴さんが凄いんですよ。作品の流れに合った曲、9人の境遇に合った曲を、絶妙な言葉遣いで表現してこちらまで届けてくれるのですから。2日目の発表で、テーマソング・ユニットシングル2nd・デュオトリオと多くの曲が制作されることが発表されましたが、Aqoursの世界をさらに広げてくれる事は間違い無しなはずです。

キャストに関係者、そしてファンの応援もあり大成功に終わった「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」。間違いなく転機となり、誰もが認める第一歩になったと思います。ですので「素晴らしかったライブ」という一言で片付けてはならない、そんな一心で振り返ってみました。まだ発展途上かもしれないけど、逆に伸びしろをたっぷり堪能できるわけで、これからも一緒に走って行けたらな、なんて思いながら、感想を締めさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


P.S.……今回もテープいただけました。感謝です。

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タオル並べは?と言われたので……1枚じゃなんか寂しいので。

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