けいあんの御触書

ラブライブ!・食べ物 ときどき イベント ついったーは @kei_an メールはfake.kei.an@gmail.com

テクテクライフ備忘録

 前進のテクテクテクテクはやっていなかったのですが、同乗者がやっていたテクテクライフを見てはじめてから800日以上経っていました。区切りではないけど、備忘録がてらのまとめです。

 個人的に「レベル100到達」と「地元(の県)100%」まではチュートリアルかな、なんて思っていたのですが、前者の達成までも2年近くかかりましたし、後者は「通行止め看板を抜けて行くような場所」以外は自力で塗る、という妙なこだわりのせいでまだ未達です。行けてない場所もまとめているのですが、背景色が白色の所が通行止め看板の先です。それ以外はなんとか処理したいのですが、下手すると1日仕事になるのでなかなか……。こういう場所を塗れるシステムもあるのですが、地元県ぐらいは頑張ってみようという無駄なこだわりです。
 まとめてみると県内とは言え、未達・未見の場所がたくさんあるのだなと思わせてくれます。こういう発見があるのもこのアプリの楽しさです。


 県外に出る時も、別のルートで移動するようになって、今までよりも移動時間は増えましたが、いろいろな場所を見られるようになりました。また電車駅がチェックポイントになっているので、電車移動も少しだけ増えました。新たな旅の楽しみ方が出来て、とても得した気分になっていますね。

 一番良いのは他者と競い合う要素が無い点ですね。無理やり競おうとすると取得経験値とか、各県の制覇率みたいなもので争えなくもないですが、そんな事をせずとも楽しめるのがこのアプリの良いところ。そういう要素がないだけに売上の上下も激しくないのか、細く長く続いていきそうなのも好印象です。

 数少ない期間限定イベントとして、映画や自治体などとのタイアップイベントがあり、チェックイン数やスタンプラリー完遂に応じて抽選で物品が当たったりするのですが、意外と当たるのですよね、これが。それも楽しみの1つになっています。そういえばつい先日終わった「テクテク関ケ原合戦めぐり」では、4ヶ月超を経過したのに全スポットコンプリートは30人、86箇所もあるから大変とは言え、歯応えのあるイベントが多いのも楽しさの1つです。


 とりあえず今は冬なので移動できる手段・範囲が制限されがちですが、暖かくなったらまた塗り範囲を広げたいです。岡山以西・岩手以北はアプリ開始後未踏なので、直接塗りに行きたいな。

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

 去年の5月に公開された作品を見直していたら、当時書きかけだったものを完成させねばという思いが高ぶった末のエントリです。

 原作(漫画・小説 等)が完結していない作品で劇場版を作る際には、オリジナルの物語を投入してくる場合がよくあります。例を挙げようとしたら枚挙に暇がないでしょう。そんなオリジナルを挿入された際に問題になるのが「強さ」です。
 時間軸にもよりますが、劇場版を盛り上げるべく強敵を用意すると、原作の展開でのキャラクターの強さとの齟齬が発生してしまう事が良くあります。スポーツものでは合間のエピソードを作るのは難しいのであまり見ないですが、バトルものだとよくあるパターンですね。

 ここで本題の「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」についてです。この作品の題材はギャンブルですが、スポーツやバトルのように戦って白黒をつける……だけじゃないのですよね、ギャンブルは。自分が勝つだけでなく、相手を勝負から降ろさせるのも勝つ方法の1つです。麻雀経験者ならわかるでしょうが、ベタ降りをさせれば相手の勝機は0になります。これを上手く使った作品だったので、自分は唸らされた訳です。

 例えばポーカーではBet・Callの仕方などで、自分の手が強いように見せかけて相手を下ろす戦略(ブラフ)があります。そしてリアルな戦いであれば、プレイヤー達は賭け金の多寡に加え、ライバルの一挙手一投足を観察してそれを見破ろうとします。
 では今作中での敵役である視鬼神真玄が何をしたのか。視鬼神真玄のキャッチコピーとして「最凶最悪の刺客」が使われていますが、やった事は至極簡単、一言で言えば盤外戦。ある時は預金残高を人質代わりに、ある時は自分の仲間を高所から突き落とそうとして、相手が勝負から降りることを共用します。強い敵を期待して見た人には拍子抜けだったかも知れませんが、これにより主要キャラが強くなった描写をしなくても済み、原作への影響を抑える事が出来ました。また「死も厭わなずギャンブルをする『賭ケグルイ』」な「蛇喰夢子」「桃喰綺羅莉」2人の性質を使って最後にやり返すという綺麗な物語が紡がれていたのです。結構ネタバレ感はありますが、決着については是非作品を見ていただきたいのです。

 自分は使いたくないのですが、虚構作品に対して「インフレ」という言葉がよく使われがちです。わかりやすい例だとドラゴンボールヤムチャでしょうか、序盤ではライバルであり仲間にもなっていた彼は、終盤ではほとんど機能しなくなっていました。敵と戦う作品は相手の強敵化は止められないものです。しかしギャンブルでは「上回る」ではなく「降ろす」勝ち方があり、それが見事にハマったのが「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」だったと思います。

 劇場版 第3弾、作ってくれないかなぁー

ラブライブ!スーパースター!! 2期12話

 さっき見たら下書き状態になっていて驚いた私です(確認不足)

 最終回、シリーズ恒例の展開を使っていたので「ああ、ラブライブ!だなぁ」と思っていました。その高齢の展開とは「このメンバーでの最後のライブ」……まあ、Liella!の場合はどんでん返しがあったのですが。
 μ's・Aqoursの時は理由は違えども、ともに戦ってきた9人では無くなる事でした。Liella!では澁谷かのん等が2年進級時にメンバーが増えましたが、減る話が出たのは今回が初めて。しかもリーダーの澁谷かのんが……という展開だったので、そりゃメンバー全員に補助魔法がかかった状態にもなりますよ。

 進級して相手だったマルガレーテが結ヶ丘女子に入学してきて、さらにかのんも戻ってきてと、Liella!が新たなステージに進むのが個人的には興味深いです。上手いが前面に出すぎているマルガレーテが、Liella!に加わることでどんな変化を見せていくのかがとても楽しみ。個人的には鬼ナッツにも絡んで欲しい部分。信念の強さは負けていないでしょうから。

 1年生加入が見えている一方、3年制の卒業も見えてきました。ラブライブ!シリーズで初めての事が起きるのか。楽しみです。

ラブライブ!スーパースター!! 2期11話

 マルガレーテってスクールアイドル向きでは無いのですよ。パフォーマンスは凄いけど心を動かす方向性ではないから。前回の感想でも引用しましたが「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」で見た「プラトニックソード」と「ナナイロノチカイ! -Brilliant oath-」の関係。心を動かすパフォーマンスが、完璧なものを凌駕する事がある……枚挙に暇がないどころか、自分に取ってのμ'sがそんな存在でした。
 μ'sは声優としてかつてないパフォーマンスを見せてくれていましたが、純粋にパフォーマンスだけで見れば凌駕する存在はたくさんいました。それでも自分が惹かれたのはスクールアイドルを体現していたから。ダンスが本業ではないのに、映像の完全再現をやる。さらに映像がない曲でも同等なレベルのダンスをする……それを目の当たりにした初ライブで虜にされたのです。
 スクールアイドルも自分は学生の部活のように成長を楽しむものだと思っているので、完成されすぎているマルガレーテが選ばれなかったのも頷けます。

 音楽科に合格できず、その原因を克服したスクールアイドル活動を経て音楽学校に呼ばれるというのは、最高ランクの評価でしょ。その誘いを蹴っちゃって克服するきっかけになったLiella!を取るのはかんのらしいし、得意なものを作り上げてきてかのんを後押ししようとするのは千砂都らしくてとても良い幼なじみコンビ。

 最終話のタイトルは「私を叶える物語」。かのんにとっての叶える事が何なのかを楽しみに、最終話をまとうと思います。

ラブライブ!スーパースター!! 2期10話

 なんで冬の北海道なんて行ってしまったのか。まあ積雪量だけなら本州でもやばい所がありますけど。
 かのんのおつかいが1人で抜け駆け北海道したと思われ、部長の千砂都が冷静さを失って北海道へ……とか「Liella!だし仕方ないか」とか「かのんに方って置かれて千砂都が暴走するのも無理ないか」とか思ってしまうのは、アニメでの関係性がずっと描かれていたからこそですな。

 この後の新曲作り。曲作りチームの恋とメイ、と思っていたらゲームしちゃっていて「恋ちゃんまたか」ってなるし、歌詞作りチームのかのんときな子は謎ポーズで進んでないし……歌詞作りの苦悩を見ていると、スーパースター!!で作詞担当している宮嶋淳子さんや、ラブライブ!の礎を作った畑亜貴さんの凄さが理解できます。

 ライブについてですがリアルタイム視聴時に書いたのがこちら

 他作品の「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の2曲なのですが、パフォーマンスは凄まじいが誰の心もときめかなかった曲として描かれたのが「プラトニックソード」でして、この曲の歌詞を書いていたのが宮嶋淳子さんなのですよ。さらに言えば「プラトニックソード」の歌唱シーン(プリズムショー)を演出していたのは、スーパースター!!で監督をしている京極尚彦さんなので、そりゃ感じちゃいますよ。確かにマルガレーテのパフォーマンスは凄い。凄いけど心を揺るがさない。そこがLiella!のつけ入る隙なのかなと。その心を動かさない曲に対抗したのが「ナナイロノチカイ! -Brilliant oath-」でして、最初に見られたのが劇場版だったのですがその時はぼろぼろ泣いちゃった思い出が。そんな感じで心を動かしてくる曲を期待したい所です。

ラブライブ!スーパースター!! 2期9話

 20260で喜ぶ鬼ナッツ……からの、メイが21510とあっさり上回っているのをサラッと見せるのやめてあげてよう。まあこれぐらいの数になると、誤差の範囲ですけど。でも「なんで私の方が少ないんですの!」とか言ってそうなのが想像できて、初見時に含み笑いしちゃいました。

 可すみの関係性、まさに「喧嘩するほど仲が良い」の2人。偶発的とは言え「家に戻されるかもしれない」という可可の悩みを知ってしまっていて、いつまでも心配し続けているすみれ。Liella!との別れがありうるという状況を他の7人には知らせず、スクールアイドル活動を続けたい可可。どちらの気持ちも間違ってないけど、すれ違ってしまうのは仕方ない。
 すれ違うと言えばかのんとマルガレーテの姿勢もそう。マルガレーテは正統派のアーティストを目指しているように見えるのですが、かのんはあくまでスクールアイドルとして活動していく。ラブライブ!は「部活もの」と例えられる事が良くありますが、部活は期間が限られる活動だからこその美しさがあると思うのですよね。トップを目指す戦いとは違うタイプの美しさ。

 9人での活動を継続したいという気持ちは一緒なのだけど、アプローチが違ってしまうのは仕方ない。「今を乗り越えないと未来はない」というすみれ、一時たりとも9人でのLiella!を崩すべきではないと感じている可可とかのん。その経緯が2人だけのものではなくなった時に解決したのは良いなぁ。9人が仲間だと感じられたお話でした。

 今後はAqours同様、9人でないとという場面が現実でも増えてくるかな?と思いましたし、そうなると良いなぁと感じさせてくれました。様々なメディアで相互に作用し、世界を深めあっていく。これがラブライブ!の良さなのですよ。

ラブライブ!スーパースター!! 2期8話

 生徒会役員にLiella!が3人もいる……その後の話の展開もそうでしたが、一丸となって学校を盛り上げようという方向性が見えて良きです。その新設2年目のオープンキャンパスでLiella!を使わないのも面白い決断。いつかこのメンバーはいなくなりますから、Liella!でアピールするのは???ですね。そもそもLiella!に興味があるなら、オープンキャンパスで見なくとも志望してくるでしょうし。
 地元にもあるイベントのために志望するという高校がありますが、そのイベント以外も楽しめないと学生生活自体は楽しくならないでしょう。キャンパスライフの大半はイベントではないですし、オープンキャンパスでLiella!を出さないという選択はありですよ。

 前年度のように、ライブ会場を自前で用意する事になったのですが、こういう時に強い背景を持つ所は強いなと。ただでさえごった煮感が強い東京において、島の代表となる「サニーパッション」という背景は強い。さらに大会における「神津島でのサニーパッションとしての最後のパフォーマンス」というのは強すぎます。
 そんな背景もあるライブ会場に対抗するため、結果的に見つけたのが道であるのはこれまた東京ならではな感じ。たくさんいるからこそ交差していく人の組み合わせも膨大な量になりますし、

 お祭り曲……京極監督による別作品の技「真夏の夜の!ねぶたドリーム!!!」を思い出していましたが、そこまでトンチキになってなかった。良かったような残念なような。